第9話 "灯火"
「これは僕が生まれる前のこと。僕のお父さんが全人類の魂の総括をしていた時のお話だから唯一君が知っているとしたら文献の話しだね。
それは最初の人類が君の街みたいな輝かしいところで生活していた時代。一度人類は滅んだんだよ。正確に言うと滅びかけたが正解かな。今の君のように何気ない生活を人類が楽しんでいた時にね。まあもちろん争いはいつの時代にも尽きなかったよ。それでも落ち着いて生活をしていた時にある大地震と共に火山、海底火山の噴火が起こり、地球の形は変わった。この時に何十億の人々が帰らぬ人となった。家はもちろん燃えて山も海も全てが火の海になって悔いを残した魂はこの地に残ろうとするんだ。それに対して僕のお父さんは魂が此岸に居てはこの地球も人々も次に進めないとそう思ったから魂を追悼をあげる為にある流星群を創った。"灯火"それが人類にとって地球にとって新しい希望の灯となることを願って地球に降り注がせたんだ。だからこの流星群は人に当たることはないし、もちろん殺傷能力もないよ。それでこの流星群を人類は魂と例えたと古い文献には乗っているそうだね。まああながち間違えじゃないから良いけど。」と一通か話し終わったのかそこで言葉を区切ったので私はまずネオの存在が気になったので「ネオ、君は何者なんだい?」と聞くと「私はただの天使よ。」と言うのでただの天使か?と若干頭にクエスチョンマークが浮かんだが流星群の事が気になり「そいうや朝のニュースで"灯火"の流星群とのっていたぞ、でなんでその流星群は一度で終わらなかったんだ?わざわざ今も降らせなくて良いだろ?」と純粋に気になったので質問すると「さっきも言ったけどこれは"灯火"だからね。いつまでもこの地球と人類の希望の灯になって欲しいから流してるんだって。ならやっとお父さんの考えが伝わったのね。とそろそろ目的地に着くわよ。」とネオが急にそんなことを言うので「いやまて私達は進んでいたのか?」と聞くと「そりゃ目的地に行くためにこれに乗って居るんでしょ。」と言うのでそれもそうかと納得をしてしまうのだった。
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