15

選択肢:管制室


 船長あなたは、管制室に向かうことにした。静寂の船内。薄暗い中、懐中電灯を頼りにあなたは廊下を進んでいく。


 管制室前の扉に着いた。停電のためか、自動ドアは開かない。船長あなたは一度懐中電灯を床に置いてから、扉に両手の指をかけ、思い切りスライドした。


 大きな音を立てて、扉が開く。


 懐中電灯を回収し、非常電源レバーを引く。


「非常電源ON。宇宙船内のシステムを精査します」


 AIの声。通常ほどではないが、明るさも戻ってくる。船長あなたは懐中電灯の明かりを消した。


「システム精査完了」


 船長あなたは電気トラブルの原因を、


AIに聞く→17

エンジニアに聞く→16

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る