14
選択肢:エンジニア室
エンジニアルームの前の扉に着いた。停電のためか、自動ドアは開かない。
大きな音を立てて、扉が開く。
「誰だ!」
エンジニアルームにはエンジニアが一人。ペンライトを持ちながら、あわただしそうに、大きなカバンを持っていた。
「チッ、船長か。この停電は俺のせいじゃない、俺のせいじゃないからな」
念押しするように、繰り返すエンジニア。
「そうだ、俺のせいじゃない。お、お前。お前がやったんだろう!」
思い切り
エンジニアが何かをわめき、
気が付くと、
助けは未だ、こない。
END 5 宇宙、監禁
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