私、自然っていいと思います

ついにきたパーティー当日、朝起きると、私はそのパーティーのことで頭がいっぱいなまま、朝食へ向かう


クリスリア「おはようございます、お父様、お母様」

アラン「あぁ、おはよう」

レンドール「元気そうで何よりだわ〜、そんなにパーティーが楽しみなのね、」

クリスリア「えぇ、とても待ち遠しく思ってますわ」

アラン「今日の夜だぞ、気が早い、まずは朝食を取れ」


そう言われて私は席について、朝食を取り始めた、

夜までかなり時間がある、とりあえず時間を潰そう

そしたら、行くところなんて一つしかない、


リン「おはようございます、お嬢様」

クリスリア「リン、おはよ、」

リン「今日の夜でしたね、時間つぶしですか?」

クリスリア「えぇ、まだこのお庭の奥の方まで行ったことはなかったので」


そう、このお庭、まだ奥があるのだ


リン「向こう側は、手入れはしていますが、ただの草原ですよ?」

クリスリア「いいの、お散歩にはうってつけだもの、」


草地と木がちょくちょくと生えていて、お庭から道が伸びている

その道を歩いておさんぽを始める


クリスリア「そういえば...この世界って魔法とかあるのかしら、」


憧れがないわけではなかった、魔法って、かっこいいじゃない、使えたらすごくワクワクするし


クリスリア「パーティーが終わったら、調べてみるのもいいかもしれませんね、」


それにしても、自然というのはとても心がやすらぐ、

風の音、木の葉が揺れる音、虫が奏でる自然の音楽、

木の根元に身を預けると、自然とまぶたが閉じようとしている、


クリスリア「ふわぁ...心が安らぐけど、同時に眠たくなるわね...一休みしましょうか...」


目を閉じて、眠りにつく



夢を見た、

私は焚き火の前に座って、コーヒーを飲んでいる、背後を見るとテントが立っていた、私は前世、この光景に憧れを持ってたんだ、空を見上げる、満天の星空だ、

私は見たい、この光景を、自らの目で

この世界なら、叶うのだろうか、




気がつくと、眼の前にはリンさんが


リン「お嬢様、気が付かれましたね?おはようございます」

クリスリア「あっ、ごめんなさい、気持ちよくて、ねむってしまいました」

リン「お昼は過ぎまあした、帰りましょう」


リンの手を取り、立ち上がる、

またここに来よう、私はこの庭のすべてが好きになった




(今回は少し短くなってしまいました、申し訳ない、よければ私の近況ノートも覗いてみてください、作品についてや、レビューへの返信をおこなっております

この作品を、少しでもいいな、って思ってくれたのなら、幸いです)



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