この多分違うんだけど、リアリティがある、って怖いですよね。
昔いた病院で、状態の悪い患者さんが入る部屋があって、そこに入っていた患者さんが言うんです。
「ほら、見える、ここってよくない人が入る部屋なんでしょ？　亡くなった人がそこにいるじゃない」
って。
手術のあとのせん妄というのはよく知られていて、これもそうなんだろうと頭ではわかっているんですが、やっぱり怖かったですね。

特養の介護職員として働いていると、利用者さんの支離滅裂な言葉に振り回されずに対応するスキルが嫌でも身に着きますが、今作の主人公は、利用者の言動を気に留めて過去の記録も確認するなど、利用者を知ろうとする介護士としてのスキルが高い人だな、っていうのが印象に残りました。
ホラーとしての感想ではなくて申し訳ありません。
現実でも、利用者の支離滅裂な言動が、後になって見ると「あれってこういうことだったのか」と気づきゾワっとすることがありますね。

短いながらも、しっかり怖い短編でした。

他の方とシンクロしていると思われるSさんですが、Sさん自身に「その時」が来たらどうなるのでしょう。

変わった口癖かと思いきや、あついあつい、のところから、エッ！！ってなりますね。この時、話してたのは……ぞぞぞ！！　ビビっと受信しちゃったんでしょうかね。

生きてますよと何回答えてあげられるんだろうと思うと、涙腺が緩んで来ます。法則性に気づいたときは、悲しさと恐怖が半々になりましたが。読み終えてしばらく経っても、まだどきどきしています。

わかったところでなんの影響もないから
わからないほうがシンプルでよかったと言えますな。
Ｓさん、余計なことを。もう黙らせてしまいますか。
幽霊になって登場、わたし死んだよになったりして。

人間は全員確実に死にますからね、主人公には
もちろん死にますよ！　元気に死んでくださいねと
Ｓさんに言ってもらいたい。

もしやなくなった人とシンクロ？
とり憑かれているのですか!?

世の中には不思議なことがまだまだありますから、もしかしたらって思ってしまいますね。
このとき喋っているのは、誰なのでしょう(；ﾟДﾟ)

ええ〜！　こんなことってあるんですね。Sさん、何かとどっかで繋がってそうな（笑）。

いくら「ワタシ、死ぬの？」と言っても、Sさんは今のところ生きていますね。Sさんは(￣▽￣;)

果たしてこの「ワタシ」は、Sさんなのか。それとも、亡くなられた人たち？((((；ﾟДﾟ))))

うへえ、めっちゃ怖いじゃないですか！