第一章 贖宥符【倦怠】 かつて騎士に救われた少女が騎士を不条理から救うはなし。

第1話 贖宥符を試したこと。

 ── 聖誕祭から三か月ほど前。




 真夜中に学園を徘徊する老修道女の幽霊。


 桜の老木から聞こえてくる女たちの悲しげな哭き声。


 その他あわせて六つの不思議をやりすごし、マリカは旧校舎の三階にある美術室にたどりついた。おずおずノックをすると――、入れ、と、地の底から響いてくるような掠れ声がこたえる。


 木の扉をひく。


 ガタガタと揺れて開いたその先から、ちいさなあかりが飛びこんでくる。


 石膏像やら。キャンバスやら。イーゼルやら。さまざまな画材の散らばる部屋のひらけたところに、幅広で重厚な机があった。上には銀の燭台がおかれ、そこに立てられた蝋燭の火が机に座る少女を照らしている。


「余はエス。皇帝勅書【赦しのために】の理外審問官である。汝は不条理に虐げられし者であるか」


 エスと名乗る少女は焼けた声で訊いた。


 見たところ、歳は、十四、五か。腰までのばした髪は雪のように白く、前髪の奥にあるおなじ色の睫毛の奥から感情の乏しい淡青色の瞳をこちらに向けている。彼女はゴシック風のワンピースを身にまとい、毛織物のショールを肩にかけていた。胸には豪華な装丁の施された大型の書物をかかえている。


「汝は不条理に虐げられし者であるか」


 ふたたび訊かれて、マリカはもごもごと口を動かした。


 エスは右の人差し指を招くように曲げる。マリカの持っていた紙切れが手から離れ、どこからか吹き込んだ風にのって机の上に滑りこむ。エスは紙の皺をのばすと指で押さえながら内容を確認していた。


「なるほど。想い人に告白をしたい、ということであるな。それに間違いはないか」


 マリカがうなずくと、エスは大型本を机において中ほどを開いた。ページをめくって印形の描かれたところで止める。


「神はまさに生きておられる」


 枕詞のように言った。


「告白を望むにもかかわらず、それを成し遂げる元気に欠ける。皇帝勅書【赦しのために】の理外目録によれば、それはまさしく【倦怠】の不条理であり、第六種理外に分類される事案である。理外審問官の権限をもって提案する。汝の告白を実現すべく余は【倦怠】の贖宥符を与える。汝はその代価として理外廃絶の聖務に奉仕するものとする。これに同意するか否か」


 マリカはもう一度うなずいた。


 エスはページの文字を指でたどりながら事務的につづける。


「それでは了承のサインにならぬ。『同意する』と声にだせ。さすれば契約は結ばれる。もし拒むのであればこのまま立ち去れ。無理強いはせぬ」


 マリカは顎を前にやって声をだそうとした。いつもは使わない舌の筋肉を動かして目的とする言葉の発音を遂げる。


「……ど、……ど、どいします」

「よろしい。これで契約は結ばれた。【倦怠】の贖宥符を与える。利き手をあげよ」


 マリカは左右の手を見比べて右をあげた。


 エスは人差し指と中指で剣を作り、本のページをくるりと撫でる。投げ釣りをするようにひいてから前に振りおろした。掠れた声が、低く、遠く、短い詩を紡ぎだす。



 暗い罪の回廊をさ迷う者。

 幸福な魂の結合に至る道は有りや否や。

 汝はささやかな希望を集め、ささやかな絶望を蔓延させる。

 命を代価として愛を掴み取るだろう。

 愛を代価として命を取り戻すだろう。



 マリカは、あげた手とは逆――、左手の甲に熱を感じた。血のように赤い火が走り、皮膚を焼いて幾何学の模様を描いてゆく。あまりの痛みに驚いてうずくまった。終わるのを待つ。じっと耐える。


 五分くらいで火はおさまり、痛みもひいた。甲にはふたつの正方形を重ねた八芒の印形が残され、手首には黒い組紐模様がぐるりと巻かれている。印形は擦りガラスを張ったように半透明で、内にはチラチラと火が燃えていた。


「手続きは完了した。今日はもう帰れ。聖務については追って伝える」


 マリカの目の前に一枚の名刺が滑り落ちる。


 震える指先で拾うと、そこにはおおきく「理外審問官エス」とあった。携帯番号とメールアドレスに加えて、学園の生徒たちにも人気のあるSNSのアカウントIDが記されている。


 代価となる「聖務」というものが気になった。


「心配するな。聖務とはいかがわしいものではない。この町の福祉に貢献するものである。おまえの願いをかなえるために必要なものでもある」


 エスはそう言って口を三日月型に曲げる。


 愛想笑いをしているつもりらしかった。





          ◇          ◇





 マリカはこの世界が好きではなかった。


 だから「この町が滅ぼされるかもしれない」とクラスメイトたちが噂をしているのを耳にしても、悲しむことはなかったし、怖れることもなかった。人の世には悪としか言いようのないものがはびこっていたから、むしろ当然の天罰――、くらいに受け取っていた。


 それでも、これまで生きてきたことに想いを馳せるにつれ、マリカは焦りを感じるようになった。もし明日、この世界がなくなるとしても、もし明日、わたしの命がなくなるとしても、今日のわたしは、物心がついてからそうしてきたように、動かず、喋らず、暗くて狭い場所に閉じこもってまわりの事々をやりすごしてしまうのだろうか?


 それは恐ろしいことだった。


 断じて、あるべからざることだった。


 マリカには、生きている内にひとつだけ、やってしまわなければならないことがあった。


 信仰に魂を捧げた修道女――、シスター・アンジェラへの告白。


 恋と言われれば恋のような、憧れと言われれば憧れのような、漠然とはしているけれども拷問のように心を苛む、この衝動を、楽にしてから死ぬべきだと――、マリカは思った。もちろんそれは思うだけで、同性の、しかも修道女相手に告白などと、信仰的には許されるものではなかったし、彼女自身、禁忌タブーを犯すための気力など持ち合わせていなかったのである。


 その解決方法を教えてくれたのは、マリカとおなじ聖マリア学園の生徒だった。


 昼休みに、ひとり。中庭にある桜の樹の根元に座って売店で買った弁当を食べていると、ぶしつけに顔をのぞきこんできたのである。


「なにィのんきに飯食ってんだ。こりゃ哭き女の桜だろ。あんたひき寄せられてんじゃねぇのか」


 見たこともない美しい娘だった。


 燃えるような赤毛のショートカットで、大理石の彫像のように整った顔立ちをしている。リボンの色からすると高等部の三年でひとつ上の学年のようだ。


「悩みがあるんなら、今日の夜十二時に旧校舎の美術室をたずねてみな。【贖宥符の悪魔】が、あんたの願いをかなえてくれるかもしれないぜ。心配すんな。命までは取られりゃしねぇ。厄介なモノに絡まれるよりマシだと思うぜ」


 その透明度の高い少年のような声には、相手の魂に言葉を焼きつける不思議な圧力があった。


 これはほんとうに人間なのだろうか。


 マリカがぼんやりそう思ったとき、バサバサバサとけたたましい音がしていくつもの黒い影が上から襲ってきた。悲鳴をあげて頭をかばうと、それらは大騒ぎをして弁当をひっくり返し、地面に散らばったおかずを嘴や足で掴んで飛び去ってしまう。


 学園近くの林や山に棲みついて、生徒たちの弁当を狙うことで問題になっているカラスたちだった。


 乾いた秋の風が砂埃を舞いあげる。


 どこに消えたのか、赤毛の娘の姿はもう見あたらなかった。




 その日の夜、マリカは寮を抜けだして旧校舎に忍びこんだ。


 贖宥符の悪魔とは、町の由来にかかわるおとぎ話で、神の罰から人々を逃すために悪魔が魔術でこの町を創りあげたというものだった。これは昔からよく知られているもので、学園でも本歌取りされて七不思議のひとつに数えられていた。ある時刻、ある場所に行くと、髪も肌もまっしろな少女に出会うのだという。彼女の発行する贖宥符を与えられると、どのような願いでもかなえられて、この世に生きる苦しみから逃れられるのだという。


 そしてマリカはエスと出会った。


 贖宥符【倦怠】を与えられたのである。


 今までほとんど使う機会のなかったSNSのアカウントで、マリカは名刺に記されているID宛てに友達申請をした。悪戯ではないかと心配もしたが、断られるような意地悪もなく承認された。挨拶をするべきかどうか悩んでいると、なにか質問はないかと向こうからメッセージが送られてくる。


 まず昼間に会った赤毛の娘について訊いてみた。するとそれは【傲慢】の贖宥符持ちで、名前をアカリというのだという。鳥や動物と話のできる異能の持ち主だが、馴染みのカラスたちがそそうをしたので逃げ出したらしい。


 エスに促されたらしく、アカリという名前で友達申請があった。


 承認すると、

「弁当悪ぃ。弁償するし」

 ドギマギした感じのボイスメッセージが入る。


 マリカは六時間ほども悩んだ末、

「おいしいお弁当待ってます」

 入力した文字を何度も読み返してから送信ボタンを押した。


 とりあえず話をしようということになって、マリカはお昼の休み時間にエスとアカリと学園近くの公園で会った。


 木の陰に敷物を広げてアカリの持参した手作りのお弁当をみなで食べる。


 アカリは言葉づかいが悪く、不良のようだったが、すばらしい料理の腕前で、プロのような味つけと盛りつけで三段の重箱を仕上げてきた。マリカを襲ったあのカラスたちもおりてきて、器に取り分けたおかずを争うようにつついている。群れを率いている目つきの悪い一羽をサブロウという名前だと紹介された。


 誰かといっしょに弁当を食べるというのはマリカにとって初めての経験だった。マリカの喋り方についてエスもアカリも気にする様子はなかった。


 アカリの左手にもマリカとおなじ印形があった。マリカは左手に手袋をしてきたが、これはおなじ贖宥符持ちにしか見えないので隠さなくてもよいという。火が他に燃え移らないかと心配したが、これも制御されているのでだいじょうぶだという。いったいこんなになにが燃えているのかと訊くと、マリカの【罪】だとエスは答えた。火は【罪】を食べて【煙】を吐く。その【煙】に含まれる毒によって変化を生むのだという。


 贖宥符の魔術は、ファンタジーの魔法のような、空を飛んだり火の玉を投げたりするものではないらしかった。それは心のありかたを変容させるもので、マリカに与えられた【倦怠】の贖宥符は、落ちこんでいるときやなにもやる気がおきないときに、まわりから【元気】を集める奇跡を顕すらしいのだった。


 贖宥符について、マリカは世界史の授業で習って知ってはいた。ごく最近までは免罪符として通っていたもので、正確な定義によれば、【罪】が免じられるのではなく【罪】の贖いとして科せられる苛み――、【罰】が軽減されるところから、免罪符は誤訳として贖宥符という言葉に改められたものだ。


 世界史の教師によると、贖宥符は、異教徒から聖地を回復する十字軍運動のおり、戦争において犯さねばならない【罪】の贖いを免れるために与えられた全免の贖宥に由来するものらしい。それは教会の功徳による特別な秘跡だと考えられていたようなので、悪魔の発行する贖宥符というものにほんとうにご利益はあるのかと、マリカには首をかしげるところがあった。その点を訊くと、エスは「疑うなら試してみよ」と忌々しくする。「疑っては、ないよ」マリカは取り繕おうとしたが、エスはひどくプライドを傷つけられた様子で、早く試せ、今すぐ試せ、といって聞かなかった。


 それからというものの、「まだかまだか」とエスから嫌がらせのようにメッセージが連投されるようになった。怖くなって、どうすれば気がすむのだろうとアカリに相談すると、「エス姉ぇのことなんだから、エス姉ぇに訊けばいいんじゃねぇの」と、あっさり。


 けっきょく、また三人で公園に集まってアカリの作ったお弁当を食べることになった。そこでエスからひとつの計画が示された。それは提案というよりすでに決定されたスケジュールのようなもので、実行は一週間後とのこと。内容を聞いて、マリカは怯んだ。修正か延期、あるいは中止を求めようとしたが、青い瞳に迫られて黙るよりほかなかった。


 廊下に掲示されている時間割によると、アンジェラは五限目に他のクラスの「聖書の時間」を担当していた。教諭ではないからクラブ活動の受けもちはなく、授業が終わればすこし離れた山の中腹にある修道院に帰ってゆくはずだ。


 五限終了のチャイムが鳴ると、ホームルームまでの空き時間を利用してマリカは教室を抜けた。下駄箱で靴にはきかえて門を出て、公園でエスとアカリに会った後、また学園に戻って体育館脇の駐輪場の小径に向かう。忙しい。


 駐輪場には見覚えのあるアンジェラの自転車があった。姿を隠せる場所を探す。体育館横の出入口にあるコンクリートの仕切りがよさそうだ。


 隠れて顔を半分だけだす。


 頭の中でシミュレーションをする。


 想い人を見つけたら、かけるべき言葉は、


 ――こんにちは。


 告白だのなんだの言う前に、とりもなおさず挨拶からはじめるべきだというのが、エスの主張だった。


 たかが挨拶だと軽く見ることはできない。


 アンジェラは長い間休職していて、二学期の初めに復職してきたばかりだ。マリカが最後に話をしたのは、四年も前のこと。憶えられているのかどうかすら不安になる。


 計画の段取りそのものは的を射たものだった。通学生たちが駐輪場に押しよせる前に、ひとりの修道女が手荷物と竹刀袋を持って現れたのである。


 アンジェラはどこにいても目立つ姿形をしていた。見あげるほどに背が高く、全体のバランスとしては長すぎる手足を持っている。ウィンプルにおさまる面長の顔には鋭い両目を赤く光らせ、頬の中ほどまで割れた口には大きな犬歯をチラつかせている。それは異形と呼べる容姿で、童話に出てくる悪い狼のようだったが、じつのところ、彼女は学園で永らく語り継がれている武勇伝のヒーローだった。


 アンジェラがこの学園の高等部一年のときだった――、らしい。乱暴された同級生の仇をとるために、繁華街でも評判の悪かった荒くれの男十人を木刀で叩きのめしたのだという。それ以来、彼女は聖マリアの「十人斬り」と呼ばれ、町の人たちからは快哉を叫ばれていたようだ。本来なら退学のところも商店街からの嘆願で三か月の停学処分にとどめられたのだという。生徒手帳の校則のページに木刀の携帯を禁じる旨が記されているのは、その名残とのことだ。


 そのアンジェラが、こちらに向かって歩いてくる。


 膝が震える。


 手のひらが汗でじっとりする。


 いつものマリカであれば、逃げ出すか、うつむいてやりすごすか、そのどちらかだったろう。しかし、今日は違った。彼女の胸の内には、用意をしてきた【元気】があった。左手の贖宥符を右手で握りしめる。キッと顔を上げる。


 陰から跳んで道に出た。


 足を肩幅に開いて軍鶏のように踏ん張る。


 アンジェラはマリカがいることに気づいていたようだ。不思議そうに視線を向けるものの驚きはしない。


 思わず、


 ――シスター・アンジェラ


 と、呼ぼうとしたが、そこまでのことはできるはずもなかった。


 だから、寮の部屋で繰り返し練習をしてきた、


「こんにちは」


 この一言を絞り出そうと集中する。


 息をおおきく吸いこむ。


 呼気で喉の声帯を震わせる。


 音が出た。


 そして、マリカの心はあやうく砕け散ってしまうところだった。


 音は出た。しかし彼女の喉から出たものは、かねてより練習していた「こんにちは」という挨拶ではなかった。「ゲッ」とか「グッ」とかそのあたりの、カエルの鳴き声のような濁音だったのである。


 それでも、このときのマリカには【元気】があった。土俵際で踏みとどまり、唇を噛んで地面に目を凝らす。


 顔をあげて気道を開いた。


 また胸いっぱいに空気を吸いこむ。


 ふたたび声帯を震わせた。


「……ご、ごんにちは」

「こんにちはマリカさん」


 軽く挨拶を返すと、アンジェラはそのまま横を通りすぎていった。


 マリカは身体を強張らせていた。矢継ぎ早に自問する。できた? できた? わたしは、できた? そして力強く答える。できた。できた。わたしは、できた! ……たぶん。


 マリカにはこれがまだ夢のようで、声帯の震えた感触をいつまでも噛みしめていた。アンジェラが自転車のスタンドを外し、ペダルをジャリジャリ踏みながら去っていくのが聞こえる。


「マリカ、やったな!」


 よく通る声に、マリカは顔を上げた。


 体育館の建物の角にアカリがいて、右拳を前に出して親指を立てている。グッド・ジョブのサインだ。視線が定まらない様子で、ふらふらと頭を左右に揺らしている。隣には中等部の冬服を着たエスがいる。


「これで余の言葉が真実であると了解したか」

「う、うん」


 マリカは汗でびっしょりだった。エスと、アカリと、ふたりを順に見て、微笑もうとした瞬間、苦いものが喉からあふれて側溝に駆ける。黄色い液体が散った。何度も吐いた。胃がひっくり返るかと思った。


 走って近づく足音がして、背中に手のひらが触れるのを感じた。マリカはえづきながら、エスから教わったとおりに、手のひらから自分の背中へ、背中から心臓へと、白い霧のようなエネルギーが伝わってゆくのをイメージする。温かいものが胸にたまってゆく。


 いくらか落ちついて振り向くと、死んだ魚のような目つきになったアカリが尻もちをついていた。あわてて寄るが、アカリは「気にするな」と手を横に振る。


「そうである。他人のことなど気にしておる場合ではない」


 エスが傲然とマリカを見おろす。


「もっと効率よく【元気】を吸収できるよう工夫せよ。【倦怠】の奇跡は奥深く玄妙である。前線ではかつてエゴ・ソルス・バレオと呼ばれておった」

「……えご、ソルス?」

「エゴ・ソルス・バレオ。『わたしだけ元気』という意味である。てごろな長さであるからこれを呪文とせよ。心の内で唱えれば、おのずと奇跡が顕われるよう訓練するのだ。それはそれとして、聖務の時間である。施設の餓鬼どもが待っておるぞ。おまえはまず、餓鬼どもの世話を通して自分の都合を他人に押しつける人としての厚かましさを学べ。自分の望みと向きあう大人としての自我エゴを養うことができれば、愛の告白など片目をつむっていてもできる。楽勝なのである」


 エスは感情の乏しい顔つきで乱暴なことを言った。

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