第18話解せぬ夜
18話目
ここまできたら20話で終えよう!と思っているこの頃。思い出したのはじーちゃんが死んでわりとすぐの時の出来事です。高校2年生ですね。
それは夜寝ている時。ものすごい視線で起きたんです。
「なんだよ…くそ」
女「…」
「うお!?」
ブツクサ文句言って大きなため息ついて視線の元を探せばソレは目と鼻の先。
ボッサボサの髪の毛で目が窪んでいる知らない女が、ベッドのフチから鼻から上を出してこっちを見てたんです。
「どちら様!?」
女「…」
「え。気持ち悪いな。」
目玉がないから睨んでるとかは分からないと思うんですがね。でも私は睨まれてるって感じたんですよ。
眉があったであろうところがクッ!と寄っていて視線を感じたからですかね?
私を見て、ススス…とスライドして近寄ってきてその流れでスゥー…と消えてったんです。
「はぁぁ?ムカつくな。クソが」
とプチギレつつ寝て翌日。
夕飯だったかな?食べてる時に姉がふと思い出したように言ったんですよ。
姉「あ。そう言えばさ、昨日の夜じーちゃんが私のとこ来たんだよね」
「え、なんで?」
姉「さぁ?こっち見て笑って消えてった」
「…ワイのとこ知らん女が来たんだが。」
姉「それこそなんで!?」
「知るかっ!!クソほど睨まれてスゥ〜って消えてったんだけど!?誰あいつ!!」
姉「ちょwwwクソうけんだけどwww睨まれたとかwwしかも私じーちゃんでお前知らない女とか。何したんだよw」
「むしろ教えてほしいわ!!なにあの女!?」
まさしくなんで!?って言葉しか出てこない中、姉はファーッwwwという感じでめちゃくちゃ爆笑しておりました。
なんで自分のとこには知らん女が出たのか。
解せぬ。(´◉ᾥ◉`)本当に解せぬ(´◉ᾥ◉`)
なぜ私のとこに来たのか。睨まれるようなこと…?した記憶ござませぬ(´◉ᾥ◉`)
以上未だに納得できぬ18話目でございました。
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