第3話
色々と買い込んだモノを使いまわして、あたしの反応を伺いながらしっくりきたものを選んでいく。
ちょっとアブノーマルな今回のこれは、もちろんあたしの性癖なんかでは断じてない。
そしてこの男もまるでそういう性癖なわけではない。
これは、
「ほれ、バイト代。」
「マジ?!こんなにくれんの?!」
「無理させたしな。それにようやく筆が進みそうだし。」
____ただの仕事。
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