第2話

「あ、ん……っ。それ…、やめ……っ!」


「慣れろ。今回は調教ものなんだよ。」


「……んんっ、バイト代はずんでよね……っ。」


「わかったからちゃんと虐められろよ。口答え多すぎ。」


「ひ、ん……っ。は……っ、」



卑猥な音。煙草の香り。



稼いでることが丸わかりの4LDKの部屋はいつも見る自分の部屋と同じ。



手首を縛られ、寝室で淫らなことをするのも慣れたこと。



甘く唇を塞がれて、いつもと違ってサディスティックな顔つきを見ると笑ってやりたくなるんだけど我慢我慢。

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