第4話

肉体労働ってやつ?



だからってあたしは娼婦でもなんでもない。



バリバリ社会人やってるOLだ。



なんでこんなことしてんのかって聞かれると、トモダチの頼みだからとしか言えない。



「一葉(イチヨウ)は風呂入んないの?」


「頭の中にあるやつ先に書き起こしてえから、勝手に使ってて。」


「あいよー。」



そしてこの男、一葉は官能小説家でありあたしの住むマンションのお隣さん。



勿論、恋人でもなんでもない。

さっき言ったようにただのトモダチだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る