第2話「徹は……」

僕は事故にあった、結婚する予定のかのちゃんの実家に結婚挨拶に行った帰りに、最高の雰囲気だった、僕とかのちゃんはベッドの関係で違う病院にさ運ばれた。だからかのちゃんがどうなっているかは双子の弟の千歌(ちか)に聞いていた。僕と千歌は一卵性の双子だから顔も瓜二つだ、だから僕の振りをして会ってと頼んだ。

それで衝撃の事実を千歌から聞かされた。かのちゃんは重症で、2日間目を覚まさず記憶喪失になっていると、僕か運転していたのに僕は軽傷ですんんでしまったことが申し訳ない。

千歌から聞く限りかのちゃんは何一つ覚えていないみたいだ、そう僕の事も。辛くないといえば嘘になるがしょうがない話でもある。記憶喪失は運転していた僕のせいなのに僕との思い出を覚えていないのは悲しい、これから新しい思い出を一緒に作るとしても、僕の事も忘れてるなら新しい思い出も作れないのかと思うと悲しいと思ってしまう。

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