『アモンカスタの鐘』 下の3


 ばらばらばらばらばら‼️


 激しい衝撃音が響き渡る。


 たくさんの怪物たちが降りてきたのである。


 『こりゃ、ダメですね。囲まれました。万事キューさん。』


 『鐘が鳴るなり救急車か。』


 前は崖。上下背後はびっしりと怪物さんたちに包み込まれて、動きようがなくなった。


 すると、沢山の怪物さんたちの中から、ひと怪が進み出たのである。


 『このたびは、良くお越しくださいました。議長閣下、シッポックさま。わたしら、この島の住民、からから族。リーダーの、ノドガカ・ワイタです。先ほどは、失礼しました。侵入者と認識しましたが、ネサゲラーさんから、鐘を突きに来られたと聞きました。地上にお連れいたします。そら、ものどもら、お運びいたせ〰️〰️〰️〰️。ぎわ〰️〰️〰️〰️☺️』


 『お〰️〰️〰️〰️〰️〰️。』



 『さっきのは、ネサゲラーの通信かな?』


 と、議長が言った。


 『まあ、そうらしいですなあ。効率的です。人類なんか、目じゃないですね。』


 『まったく、人類が知らないことは沢山ありそうだ。』


 怪物さんたちは、ふたりをつかみ上げて、はるかな上方に引き上げていった。


 

 


     ➖ ⤴️⤴️







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『アモンカスタの鐘』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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