第2話牧舞が咲き誇る

健の投げる球は綺麗にキャッチャーミットにおさまり全国中学校野球選手権で優勝した。


舞は、たまたま東中の彼氏と暇つぶしに球場に来ていた。


健の姿を見て舞は一目惚れした。


健の姿を見にわざわざ東中の練習を毎日見に行った。


健は凛々しくて少し冷たい印象だった。


健のファンは多かったがマネージャーの桜庭真希が一番健のそばにいた。


舞は、健が受験する高校をリサーチして同じ高校を親と教師の反対を振り切って受験した。


舞は、天才少女と呼ばれていた。


なので、健が野球名門校のスポーツ推薦を蹴って普通の公立高校を受験する事など読めていたのだ。


舞は、同じクラスになった健に猛アタックした。


健は、全く名前も知らないギャルに猛アタックされていい迷惑だった。


しかし、健はグレて野球部を辞め桜庭真希も女優になった。


チャンスしか無い!と舞は思った。


舞は、ギャルを卒業して清楚な美少女になった。


健の胸に抱かれたい一心だった。


しかし、健は、「キモ。」と一言呟いて消えた。






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