幼馴染みが女優になりまして
起き上がる
第1話隣の席
高校に入学して、早々、桜庭真希は女優になった。
俺は桜庭真希の幼馴染みの新海健。
真希は、女優って柄じゃない。
恥ずかしがり屋で口下手だ。
それが、静かに女優デビューした。
「健。内緒だからね。」
「はい。はい。」
健は、野球部に入部して一日で辞めた。
「あんなに甲子園って騒いでたのにどうしたの?」
「知らね〜。」
健は、真希の顔も見ないで答えた。
「健のバカ!」
真希は、怒った。
「夫婦喧嘩?」
ギャルの牧舞が健に抱きついて聞いて来た。
「離れろブス!」
「舞様をブスとはなんだ!」
健は、デブ3人組に囲まれた。
「舞様は、西中のアイドルだったお方だぞ!」
「西中は、ブスばっかりじゃねーのか?」
健は、デブ3人組と喧嘩して保健室送りになった。
「健!気が付いた?」
涙ぐむ真希が健を心配している。
「撮影は?」
「終わった。」
「世の中ブスとデブばっかりだな!」
健が荒れているのは明らかに野球部と関係していると真希は思った。
帰り道、健は、真希に
「セックスさせろよ!」
と言った。
「嫌だ。今の健、普通じゃないもん。」
「つまんねー女。」
健は、自宅に帰ると筋トレと走り込みをした。
「転校するかな。」
健は、ボヤくように呟いて眠りに落ちた。
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