最終話

(あの後すぐに屋敷に着いたが理田の、体からはどんどん血が流れていた。)

山咲「おい理田!おい!しっかりしろ!」

香村 「お嬢様しっかり!ドクター、お願いします」

ドクター 「わかりました二人は外でお待ちください。」

(と、手術室に入って行った)

Victor 1-1 「こちらVictor 1-1からBravo 6-2後藤は捕まえた隊員も無傷だ、そっちは大丈夫か?」

山咲 「わからん、出血がやばかった、今、手術している途中だ」

Victor 1-1 「すまないな、後藤はこっちで預かっとく、ひと段落したら取りに来い。」

山咲 「色々とありがとう」

Victor 1-1 「幸運を祈ってる」

(と言い無線を切った。手術は一晩掛かった、香村は疲れて少ししたら寝てしまった)

ガラッ...

山咲 「先生、理田は大丈夫なんですか?」

ドクター 「何とか一命は取り留めました。ですが意識が戻るかどうかは...」

山咲 「先生、ありがとうございます。」

(そして僕はずっと屋敷の病室で、眠ったままの理田の付き添いをしていた)

香村 「良い加減寝たらどうですかほぼ1週間は寝てないでしょう?」

山咲 「もうそんな経つのか、僕が寝てる時に起きたらどうする?」

赤谷 「心配...ありがとう...でも...もう大丈夫だから...休んで良いよ...」

山咲と香村 「え⁉︎」

香村 「ちょっとドクターを、読んできます!」

赤谷 「心配...ありがとう...って...何で...泣いてるの?」

山咲 「ぼくないてる?」

赤谷 「めっちゃ...涙...出てる」

(僕はその後ずっと泣いていた、そして香村が先生を連れて来た時にはベッドに凭れる形で寝ていたらしい)


...

(その後、理田は順調に回復していって今は元の生活に戻れている、そして...僕はこれまで通り彼女のボディーガードを続けていた、)


赤谷 「渚、買い物連れてって」

山咲 「買い物ぐらい自分で行けよ」

赤谷 「じゃあ道中で誘拐されて殺されてもいいの?」

山咲 「それは...嫌だ...」

赤谷 「じゃあ連れてって」

山咲 「わかったよ...じゃあ早く用意しろ」

(この世に神様がいるのならここで一生のお願いを使います。


このまま幸せで居られますように...

)

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渚と令嬢のsp物語 NAGISA @NAZISA

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