第35話 第三章を開始させます

◆◇Sight:鈴咲 涼姫◇◆




 私がVR空間から現実空間に帰還すると ゴォン ゴォン と、荘厳にも感じる鐘の音がなっていた。

 そしてイルさんドローンから知らない女性の声で、放送が行われる。



『全プレイヤーにお知らせします。ただいま〈重要・クエスト〉〝祈り〟が、プレイヤーIDスウによりクリアされました。フェイテルリンク・レジェンディア・オンラインはこれより、第三章〝それはきっと奇跡の始まり〟を開始します。つきましては日頃のご愛顧に感謝して、皆様にプレゼント企画をご用意しております。今後ともフェイテルリンク・レジェンディアを宜しくお願いします』


 ここで視界に『連合クレジット25万、勲功ポイント25万を手に入れた』と表示される。 


『スウさん!』


 八街さんが私に抱きついてきた。

 ヘッドギア同士がぶつかって、私の首がグキっといった。

 VR世界ではヘッドギアを取ったけど、やっぱリアルじゃ取ってないんだね。


『あ―――っ、すみません!』

「だ、大丈夫。アリスも無事で良かった」


❝スウたん、急に倒れるからびっくりした!❞

❝大丈夫? スウさん❞

❝なんかクリティカル・クエストとか言うの、クリアしたんですか?❞

❝どんなクエストだったん?❞

❝プレゼントありがとう!❞


「えっと、ちょっとどんなクエストだったかは、今はすぐに纏められないと言うか・・・・とりえず星団帝国って人たちが? どんな人達なのかを聞いてきました」


❝星団帝国? なにそれ❞

❝どんな人たちなの?❞


 どうしよう、全部言って良いんだろうか。いや、流石に不味いと思う。

 だから私は、指をさすことにした。

 女の子が入った試験管を。

 あれは既に見られてるんだし、言外の意図を汲んでもらえると思う。


❝なるほど❞

❝あ――察し❞

❝スウさんの身は危なくないの?❞

❝スウたんが試験管にプカーとか止めてくれよ❞


「ご心配ありがとうございます。今日はアリスと今後のことを色々相談しようと思うので、これで配信を終わりたいと思います」


❝そっか、それは大事だよね❞

❝わかった❞

❝お疲れ❞

❝本当に、身に気をつけてね❞

❝プレゼント助かるラスカル!❞


「ありがとうございます。でも、私たちに手に負えそうになかったらみなさんにも相談すると思います。その際はお願いします、どうか」


❝どうしたの急に❞

❝なんか真剣な眼して❞

❝もちろんまかセロリ❞

❝まかせろバリバリー❞


「では今日の配信はここまでで。すみません」


❝おつかれー❞

❝お疲れさまー❞

❝またね~❞


 アリスが空中に作ったウィンドウで、カメラを操作して配信を終わらせる。


 私は、完全に配信が終了したのを確認して、八街さんに語りかけた。


「八街さん、話したいことが有るの」


 私は、ヘッドギアを首の後ろに脱ぎながら八街さんに言った。

 八街さんもヘッドギアを脱いだ――そうして私の様子で察したのか、真剣な表情を向けてきた。


「――はい」


 しかし、その前に。


「ただ、ちょっと待って――やることが有るんだ」


 首を傾げていた八街さんだったけど、私が試験管に向かうと、納得の表情になった。


「わかりました」


 私は命理ちゃんに言われた通りの方法で、試験管のそばのモニターを操作する。

 あたりを包んでいた振動音が止んで――命理ちゃんの頭を包んでいた金属球体が持ち上がった。


 命理ちゃんの妖精みたいな顔が見えてくる。ただ髪の長さはVRで見た時とは違い、ものすごく長い。床に着くんじゃないだろうか。


 八街さんが息を呑む。


「綺麗な子――」


 命理ちゃんの美しさは、普段から綺麗な顔を鏡で見続けている八街さんでも「綺麗だ」と言うんだから、よっぽどなんだろう。

 ただまあ、命理ちゃんの身体は人工物なんだから、言葉通り可愛いを作ってるのかもしれない。


 試験管の中で、命理ちゃんの瞼がゆっくりと開いた。

 命理ちゃんの瞳に浮かぶ、黄金の歯車のような虹彩が回転を始める。


 八街さんが、不思議な瞳に吃驚びっくりしている。


「なんでしょうか、あの瞳――あんなの連合3種族さんにもいないですよ?」


 連合3種族はアニマノイド以外、完全に人間の見た目をしているから――ね。

 命理ちゃんは銀河連合の前身――星団なんちゃら的に人間じゃないらしいから、見た目が人間じゃなくても良かったんだろう。


 試験管が持ち上がると、中から青い液体が溢れ出した。

 部屋が、一気に水浸しになる。


 命理ちゃんがゆっくりと身を起こすとコードやホースが パチパチパチ と外れていく。

 まるで、鎖から解き放たれる少女の姿みたいだった。


 ここでさらに、視界にメッセージが表示された。


『データノイド、命理を復活させたことにより、

★★★★★5 SSR称号〖銀河より親愛を込めて〗を手に入れました。

NPP、NPCの好感度アップ。NPP、NPCは貴方の行為を好意的に受け取るでしょう。

銀河クレジット50万、勲功ポイント100万を手に入れました。』


 命理ちゃんが復活することが条件の称号と報酬?

 報酬がこっちのほうが高い――なら運営的には、命理ちゃんを復活させることが重要だったんだ?


 起き上がった命理ちゃんを見て、八街さんが慌てる。


「とりあえず、格好がセンシティブなんで――ちょっと待ってくださいね」


 八街さんが、便利袋から青いワンピースを取り出した。


「でも――このあと海ですから、水着が良いかな?」


 八街さんは、明らかにグラビア撮影に使用したであろう、どぎつい水着を出した。

 私なら、あんなの絶対着れない。


「いや、どう考えても安全のためにパイロットスーツですね――ちょ、ちょっとまってくださいね」


 命理ちゃんは自分の身体の動きを確認しながら、八街さんに振り向く。

 すると命理ちゃんは、なにか急に静止したように動かなくなり、しばらくアリスを凝視していた。

 「似てる?」と、呟いたあと、しばらくして彼女は首を傾げてアリスに挨拶をする。


「はじめまして。でも大丈夫よ、当機の身体は生体物質でも出来ているけど、殆どは機械だから水圧にも耐えられるし、呼吸も数時間止めていられる。宇宙空間でも生身で活動可能よ」

「す、すごい体してますね・・・」

「当機は元・帝国軍特殊部隊所属で、生身で平行世界人ベクターと戦っていたから。――やっぱりあちこち故障してる。流石に1000年以上メンテナンス無しだと、もたなかったのね」

「これ、パイロットスーツです」

「なくても大丈夫よ?」

「安全は大丈夫でも、見た目が大丈夫じゃないです」

「そう」


 命理ちゃんは渡されたスーツを、素直に身につけた。「軍用みたいだけど、昔のより随分機能が劣化しているわ」と言いながら。

 スーツを着る時、身体が故障しているのか、足を少し動かしにくそうにしていた。


 私は、アリスに向き直って尋ねる。


「勲功ポイントで、命理ちゃんの身体治せるかな?」

「多分可能だとは思いますが、銀河クレジットの方が良いかもしれません。ハイレーンのメカ技師さんを探してみませんか」

「そっか、その方がいいね。さすが八街さん」

「あの――さっきから気になっていたんですが・・・・」


 八街さんが、頬を膨らまして唇を尖らせる。

 ど、どうしたの? 「萌え萌えキュン」って言えば良い?。


「・・・・どうしてアリスって呼んでくれないんですか?」

「え―――!?」

「急に〝八街さん〟に戻って、辛いんですが」

「で、でもそれって、IDのアリスじゃなくて、名前のアリスって事だよね!?」

「名前で呼んでくださいって言ってるんですよ」

「そそそ、そんな、恐れ多い!!」


 アリスがうつむき加減に、目を伏せる。


「恐れ多いってなんですか、こわいが一杯なんですか、私は怪物かなにかですか、酷い」

「いや、そうじゃなくて!」

「じゃあ、アリスって呼んでください。でないと酷いことされたって泣きますよ」

「聞き捨てならない!」


 そんな風聞ふうぶんの悪い事で泣かれたら、私の心中が穏やかではない。


「ほら、ア リ ス」

「ア、ア、アリ」


 アリスが、益々不満そうに頬をふくらませる。


「私はモハメド・アリか何かですか?」

「だって――アリ、アリ、アリ、アリ・・・・」


 アリスが、さらにむくれ上がる。


「アリーデヴェルチ? そろそろ泣きますよ?」


 や、やめてください。私は拳を握って目をつむる。


「ア、アリス!!」

「はい! 涼姫すずひ!」


 私は、切り返しで自分の名前を呼ばれて、鼻から吐血して憤死するかと思った。

 口と鼻を手で覆って、顔を背ける。


 今のは効きすぎ。涼姫に『こうかはばつぐんだ』。


 とりあえず深呼吸をした後、私はVR世界で何を聞いたかアリスに語った。


「全てではありませんが、理解しました。つまりかつて平行世界との戦争があり、勝利した。でも、その為に使った兵器――というかアイリスさんによってこっちも滅んだ。まあ運営が言っている通りですね」

「そう。アイリスさんの事は隠してるけど、運営は何も嘘をいっていない。――なんだけど、私にとっての問題は命理ちゃんとアイリスさんの存在」

「ですね、正直ひどすぎると思います」

「ただ、彼女たちに酷いことをしたのは星団帝国。そして銀河連合の最初の元帥はアイリスさんを救おうとしてたらしい――だからもしかしたらだけど、謎運営は命理ちゃんを助けるために、私にあのクエストを受けさせた――強制的に私のVRを、命理ちゃんの封じ込められている空間に接続させたという可能性も・・・なきにしもあらず?」

「そこは謎運営が謎すぎて分かりませんね。やはり、涼姫と命理さん? を利用したいだけという可能性もあります」


 私は手を、顎に当てて考える。


「うん。だから今後の方針なんだけど――謎運営は、あくまでゲームとして進めたいみたいなので、これに乗ろうと思う。射手座A*に到達するまでは確実に同じ目的なんだし、地球勢力の力も借りれるし、銀河連合の力も穏便に借りた方がいい」

「はい」

「――でも射手座αについたらそこからは、どうなるかわからない。謎運営が命理ちゃんを幸せにしたいのか、不幸にしたいのか。アイリスさんを幸せにしたいのか、不幸にしたいのか。運営がどんな気持ちなのかで、私は運営とともに歩むか、決別するかを決める」

「問題ないと思います」

「どうせこの会話も傍受されてるだろうし、表立って対立する気は無いという事は伝えておこうと思うよ。――ね、傍受されてるよね。イルさん」

『イエス、マイマスター』


 アリスは苦笑いして、ショーグンのドローンにデコピンをする。ショーグンのドローンが達磨だるまのように揺れた。

 揺れるショーグンを観ていたアリスが「サイテーですショーグン、イルさん」と言いながら、ショーグンとイルさんを遠くに投げた。


「さて、〈次元倉庫の鍵〉を取りに行かないと」


 アリスが立ち上がって言うと、命理ちゃんが「〈次元倉庫の鍵〉が欲しいの?」と、尋ねてきた。

 なので私は答えた。


「あ、うん。それを取りに来たの」

「分かったわ」


 命理ちゃんは目を閉じて、何かを念じるようにした。

 すると、下の階へ続く階段から――大量の腕輪が飛んできた。


「はい!?」

「ど、どうなってるんですか!? これ全部、便利袋ですよ!?」

「超能力の〖透視〗と〖念動力〗で、このビルと隣のビルにある全ての〈次元倉庫の鍵〉を集めたわ」


「え、凄。・・・ありがとう・・・。というか命理ちゃんも〈超能力〉を使えるの? ――ん? それって・・・」

「――データノイドさんは印石が使えなくて、超能力を使えないはずじゃ・・・?」


『私は、特別実験体の成功例でもあるのよ』


 言って、命理ちゃんが大量の〈次元倉庫の鍵〉をジャラジャラと落とした。


 ――〝特別実験体〟って・・・・〝成功例〟って・・・。


 またぞろ不穏な単語を気にしながらも私は、命理ちゃんが集めてくれた〈次元倉庫の鍵〉を拾い上げようとする。

 すると、他は全部腕輪なのに、2つだけネックレスがあった。


「これは――?」

「わたしも知りません。初めて見ました」


 アリスも知らないみたいでネックレスを摘んで、首を傾げている。

 すると命理ちゃんが、答えてくれた。


「それはバーサスフレームに使える大型な〈時空倉庫の鍵・大〉よ。人間だって入れるサイズの扉が開くわ」

「そんなのが有るんですか!」


 アリスが興奮気味に言った。

 なるほど、これがあれば色々出来そう。


「命理ちゃん、これ貰っていいの?」


 私が命理ちゃんに尋ねると、彼女は頷いて返事をしてくれる。


「当機は、バーサスフレームに乗らないわ」

「そっか。じゃあ、貰うね」

「うん。涼姫のためなら、当機はなんでもするわ」

「・・・あ、ありがと?」


 私が命理ちゃんにお礼を言っていると、アリスが頬を膨らませた。


「涼姫・・・あんまりデレデレしないでください」


 え、デレデレって・・・・相手は女の子なん――いや、私が女の子にデレデレしないかどうかはともかく。今はデレデレとかしてないけど・・・。


「じゃあ、2つあるから私とアリスで使おっか?」

「あ、そうですね! お揃いですね!」


 私がネックレスの1つをアリスに渡すと、彼女は急に嬉しそうな表情になった。

 女心は秋の空と言うけれど、女心が理解らない女。16の夜。


「このネックレスって、戦闘中にGが掛かっても危なくないのかな?」

「安全素材よ」

「―――よかった」


 ちなみにこの後、この遺跡に〈次元倉庫の鍵〉がある事を知ったプレイヤーが大量に押しかける事になるのだけれど・・・・私達が全部持ち去ったので、〈次元倉庫の鍵〉は1つも見つからなかったらしい。

 中には軍隊の姿も有ったとか。


 ごめんなさい!




 こうして私たちは、惑星ハイレーンに戻った。

 そしてすぐにメカ技師さんを見つけて、命理ちゃんを診てもらった。

 ちなみに命理ちゃんは、長すぎる髪が邪魔だとナイフでバッサリ切った。

 酷い髪型なんで、後で美容室に行かせてあげないと。


 メンテナンス・ドックに入った命理ちゃん。

 彼女の体を調べていた、酒樽に手足を生やしたような体躯の、長い髭を蓄えた低身長の技師さんは、でっかいスパナを取り落として驚愕した。


「な、なんじゃこのむすめの身体は!! 〝ロストテクノロジー〟の見本市かなにかか!?」


 技師さんの驚きように、アリスは首を傾げて尋ねる。


「ロストテクノロジーってなんですか?」

「存在は確認されていても、現在では再現不可能な技術達じゃ! その中でもこの娘に使われているのは、どれも超機密レベルばかり――そもそもこの娘、超能力を使ったと言うが、超能力は旧人類やお主らプレイヤーにしか使えないんじゃぞ!?」


 やっぱそうだよね。なんか、かなり特殊な人なんだなあ命理ちゃんは・・・・。

 私は尋ねる。


「治せそうですか?」

「治せる訳がなかろう!」

「軍隊なら治せますか?」

「再現不可能な技術だと言ったじゃろう! ワシは、元は軍のメカニックじゃ。しかし、軍でもこんな物は治せん!」

「そうなんですか―――」

「・・・しかしまあ通常の活動がしたいだけなら、パーツを交換すれば良い。元のパーツなどはお前らに返す。ロストテクノロジーを治したいなら、治す方法を見つけることじゃな。イカれている箇所や、状態の悪い箇所は全部交換するぞ」

「えっと、命理ちゃんそれでいい?」

「当機は、涼姫がいいなら良いわ」

「じゃあ――お願いします。ただ、予算にも限界があるので値段を先に聞いておきたいんですが、現在305万クレジットなら持っています」


 するとアリスが、手を上げて、


「わたしも1500万クレジット持っています」


 と言ってくれた。


「アリス、ありがとう」


 私が頭を下げると、アリスが事も無げに言う。


「なに言ってるんですか、もうわたしの問題でもあるんですから」


 命理ちゃんも頭を下げる。


「アリスありがとう」

「あんな話訊いて放おって置けるわけが有りません。仲間なんですから気にしないでください」


 と、少し強めに言っていた。本当に気にしてほしくないのだろう。


「ふむ。お主らにどんな背景が有るのかは分からんが、その予算ならそこそこのものを用意できるじゃろう。無茶を言えば上限はない、億でも兆でも天井なしじゃ。しかし民間用としては300万もあればかなりの物を買えるぞい――あー、お主らプレイヤーじゃろ? ハポーとかいう場所の」

「ハポー――? あ。日本にほんです」

「ニホムか」

「まあ、それでいいです」

「そこじゃと300万クレジットは、3000万円くらいの価値のはずじゃ」


 うげ、結構すごい値段・・・・家が買えちゃう。――でも、高級な生体部品とか機械の部品交換と考えれば妥当なのかな?

 いやー、やっぱ凄く高いか。でもまあ、変にケチる気もない。


「じゃあ、お願いします」

「では、折半でいいですか涼姫」

「あっ、うん、そだねお願い」

「はい!」

「まあストライダー割引なども利くから、もうちょい安くなる。命理というデータノイドの情報はもう取ったんで、今日は宿に帰るといい。部品を用意しておくから3日後ここに来て、そこからさらに3日間、ウチのドックに泊まりになる。修理が終わるのは6日後じゃ」


 なんか病院みたいだな、ほんと。


「わかりました。よろしくお願いします」


 こうして私たちは街に戻り、命理ちゃんが今後寝泊まりする宿を取ることにした。


 実は、命理ちゃんを地球に入れる訳にはいかない。


 現在銀河連合と地球の各国は、国交を結んでいない。なのでパスポートみたいなのが用意できない。

 だからアニマノイド、データノイド、ヒューマノイドを地球に連れていけば国籍のない不法滞在者になってしまうらしい。

 それも、人権すら微妙なラインで。

 ――さっき、検索して調べた。


「早く国交結んでくれないかなあ」

「ですねぇ」


 この後、地球に帰ったんだけど。

 私はふと命理ちゃんを地球に入れられないなら、アイテムはどうなってるんだろうと考え、売るときは関税が掛かる事を思い出す。

 ならドミナント・オーガの印石で余った2つ(ヴィックに売る予定のやつ)は「関税が掛かるんじゃないか?」と思って、ハイレーンの貸金庫に預けておいた。

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