第2話 全力で行きます

 ――3年。

 制服が変ってしまった。――私は高校生になっていた。


 私は、3年前から――VR時間で言うと9年間、ずっと〝あのクエスト〟をやり続けていた。

 総フライト時間は、24324時間。戦闘機FPSをやっていた時間も合わせたら、総フライト時間は36000時間を超える。


パイロットがベテランと呼ばれるのに必要なフライト時間が、だいたい2000時間と言うから、36000時間はちょっと自慢。


 どんな事も10000時間こなせば一流になれるって言う『10000時間の法則』からすれば、一流3個分?


「スワロー、来てッ!」


 マンションの前に立って〝小さな声で叫んで〟、指パッチンしてしばらく待つ。


 時間にして3分ほど待つと、宇宙に停泊させている私のバーサスフレーム――アゲハ蝶のようなナブラ型のシルエットの戦闘機が降りてきた。


 プレゼントで貰い、そのまま私の愛機となったスワローテイルだ。


 戦闘機って、結構大きいので迫力。――垂直に立てたら実は、某ガ◯ダム位ある。うちの子は、ガン◯ムより5メートルも短いけど。

 

 頭上で止まったスワローテイルから梯子ハシゴ(タラップ的なもの)がでてきたので、えっちら登る。


「なんでココだけ、こんなにアナログなんだろう。他は現代科学も真っ青な超科学戦闘機なのに」


 ちなみに1年前、謎文明から貰えるバーサスフレームを、ある国が地球の戦争に使おうとしたら、その国のバーサスフレームが一斉に消えたという事件があった。


 地球でバーサスフレームを使った戦闘行動をするのは御法度である。


 あと「航空法どうなっとんねん!」という話は2年半前に特別法が施行されて、宇宙への昇降しょうこうだけは許可される事になった。


 私はバーサスフレームに設置された、ワンルームほどの生活空間を抜ける。


 ホワイトマンには無かったワンルームだけど、スワローテイルは宇宙空間を旅したりする事も考えられていて、生活空間がある。


 ――この部屋「中に入ると広く感じるけど、家の建設現場だと、部屋ってこんなに小さいの?」って感じる、あんな感覚で実際は小さい空間。


 広さ的にはキャンピングカー2個分くらい。


 収納などもよく考えられていて、邪魔にならない。

 あと、必要ない時はパージしたりも出来る。そしたら戦闘機中央がすっからかんになったりするけど、その分速くなったりする。


 ワンルームを設置せずに武器を格納してる人もいたりする。


 私は、この空間が好きなのでワンルームにしてある。


 ちなみにこのワンルーム、背中にちょっと露出部分があるんだけど、この部分がよく壊れます。VR訓練での話だけど。


 ワンルームから再び梯子を登って、コックピットに入る。

 そこは、ゲーミングチェアみたいな椅子を備えた小舟みたいな座席のコックピットだった。

 今は、外の様子は視えない。


 コックピットに座ると、今日もダッシュボードの上に扉が現れて、中から執事の格好をした男性のホログラムが現れる。


 今の彼は以前は無かった、蝶々の羽を生やしている。


 アゲハ蝶を意味するスワローテイルという機体に乗り換えたので、AIにも蝶々の羽を生やしてみたんだ。


 AIのIDはイルさんのまま。

 機体のIDがスワローさんで、AIのIDがイルさん。


 小さな執事は私に丁寧なお辞儀をして、話しかけてくる。

 声は元のまま、私の大好きな声優さんである『岩畑 光央』さんみたいな声。


『ハロー、マイマスター。学校はどうでしたか?』

「相変わらずのボッチだよー。でもイルが勉強を教えてくれてるお陰で、いまだ首席だよ」


 3倍の世界で勉強できるせいか、私の成績はメキメキ改善された。

 そうしたら受験も首席合格だった。

 そのせいで入学式の時の新入生代表にされて、コミュ障の私にはなかなかのホラー体験だった。


 ここでイルが「失礼します――コホン」と咳払いして、お辞儀を一つ。

 そうして私を睨んで、大きな声を出す。

 

『さんを付けろよ、デコ助おんな!』


 そんな言葉に、私は嬉々として返した。


「イルさん!」


 久しぶりに大好きな声優さんが主演を努めた、世界的アニメみたいなやり取りをしておくと、なんだか心が満ち足りた。


 ――あとデコ助以外の私の見た目を説明すると、黒髪天然パーマのカーリーヘアで、目は一重。激・日本人体型だけど身長は高めで、ゴスロリ服を着た――常に顔に縦線の入ったような女と言えば分かるだろうか。


 あと――美人ではない。


 小学生の頃は常に「天パ」とか「ブス」とか言われたけど、中学に入ったからは「ブス」は言われなくなったんで、ブスではないと信じたい。


『はい、なんでしょうマイマスター』


 イルさんが元気よく朗らかに返してくれた。


 彼が急に従順だけど、AIは元々従順であって、さっきの圧のあるセリフは私が言わせているだけである。


 私は、操縦に使うVR装置――イヤーギアを耳にかける。

 するとVRを通じて外の様子や、沢山の計器が表示された。

 なんだか、小舟で空に浮いている感覚になる。


 今更の説明なんだけど、VRが操縦に必要な理由は、外の光景や計器を視るのと、もう一つある。


 多くのバーサスフレームには人型形態と飛行形態の2つがるんだけど、人型形態の時は、VRを使ってロボットを自分の身体のように動かすから必要なんだ。


 ちなみに飛行形態の時は操縦桿などで、普通の飛行機みたいに操縦する。


 さて準備完了。

 今日もフェイテルリンクの世界に出発しよう。


「イルさん。第5VR訓練場へお願い」

『了解しましたマイマスター』


 小さな執事が、急にアナログ計器の屋根の上に現れた椅子に座り、飛行機を運転をする姿勢になった。


 上昇していくスワローテイル。


 重力制御装置で抑えられているものの、かすかな重力が発生。宇宙空間に向かって行く。


 空をぐんぐん昇ると、大気が薄くなってくる。すると太陽の光が強くなって、大きく視えて来た。

 やがて空気の層を抜ける。


 眼下に映るのは、空気と宇宙の境界線さえ見える地球。やっぱりでっかい。


 昼側の光景は、遮光フィルター無しだとマジ眩しい。陽キャくらい眩しい。

 この時点になると、スワローさんが更に加速を始めた。


『当機はこれよりワームホールを発生させ、第一VR訓練場に向かいます。フライト時間は3分30秒を予定しております』

「りょ」


 返事をしながら私は〝じゃが揚げチップス〟をパリパリして、〝爽やか炭酸〟をチューチューする。


 ジャンキーな味わいが、コミュ障にとっては「血と汗と涙の」学生生活を努めた身体に染み渡る。

 ちなみにVRをつけたまま食べてるけど、VR内で食べるような偽物の食事ではなく、リアルに食べている。


 「VR中なのに飲み食いして、生理現象は大丈夫か?」と問われると。


 このVRは、生理欲求を遮断しないんだ。

 だから「お腹へった、眠い、漏らしそう」みたいな感覚はちゃんと伝えてくれるので、「VR付けてたら大変な事になった」みたいな話はない。


 暇なので、亜空間量子通信で動画を見る。

 この3年間で、プレイヤー配信者も随分増えた。


 今から見るのは、フェイレジェで日本最大手と言われるクラン星の騎士団ステラー・リッターの人、スナークさんの配信だ。


 このスナークさん、戦闘機のFPSのプロゲーマーでもあり、フェイレジェのプレイヤーとしてもめちゃくちゃ強い。


 私は昔、彼と戦闘機のFPSで戦ったことが有り、彼とイデアルって人の連携は本当に凄かった。


 スナークさんの射撃と、イデアルさんの空中戦での動きが脅威で、何度か泣かされたのを憶えてる。


 ただ、私の目的はスナークさんじゃない。


「あー、赤い閃光のアリスさんはやっぱりカッコイイ」


 赤青黄色に塗装された、武者みたいな合体機体〝神合機しんごうきフラグメント〟が、刀のような武器を持って、怪獣みたいなモンスターをバッサバッサ切り倒していく。


 あの機体のメインパイロットが、アリスさん。


 フラグメントは分離すると、赤、青、黄、単色の機体になるんだけど、アリスさんの乗る〝フラグトップ〟の色が赤色で、アリスさんはこの赤い機体に乗って最初のボス戦で大活躍したらしい。

 ――するとアリスさんは、赤い閃光とか呼ばれるようになったんだとか。


 アリスさんに操縦されるフラグトップは、なんだかもう相手の意識でも読んでいるみたいな動きをしている。


 アリスさんの姿に惚れ惚れしながらスマホを見ていると、亜空間航行が終わった。


 宇宙空間に波紋を残して、私の戦闘機が通常空間に飛び出すと、視界が青と白になる。

 地球によく似た惑星「銀河連合の主惑星の一つ〝ハイレーン〟」が、目の前に鎮座した。


 惑星ハイレーンの周囲には、まるで土星ののように航宙戦艦や航宙戦闘機、宇宙ステーションが浮いている。


 私のいる場所は現在夜側なので、ハイレーンの大気が若干赤く見える。


 まるで惑星が赤い膜に覆われているように見えた。膜は外側の濃い赤から、内側の青へと変化して若干虹色にも見える。


 みんなが銀河の中心方向へ飛んでいったり、ハイレーンに着陸していく。

 そんな中、私はいつものようにVRシミュレーターがある、――今や閑散とした軌道ステーションに向かった。


 誘導レーザーに従って、格納庫に入場。


 触手みたいな物が伸びて、スワローさんを固定した。

 お腹に響くような衝撃のあと スイー っと訓練場に連れて行かれる。


 やがて周囲が、ワイヤーフレームの球体に囲まれたような電子空間に変わった。


「さて、今日も始めるよ、イルさん!」


 私は寿司職人のように、一発拍手をする。

 イルさんが椅子から立ち上がり、私にお辞儀をする。


『イエス、マイマスター。これよりVRクエスト〝首領死路蝶ドンシロチョウ〟。最終章〝デスロード〟――最高難易度〈発狂〉を開始します』

「どんと来い!」

『ご武運を祈ります。カウントダウン開始・・・スリー・・・ツー・・・ワン・・・Onlineオンライン!』


 私が3年前に始めたクエスト〝首領死路蝶〟の最終章〝デスロード〟最高難易度〈発狂〉は、未だに踏破した人間がいない。


 もう、ほとんど誰もが諦めてやっていないこのクエストに、私は今だに挑戦し続けている。


 みんながフェイレジェで冒険してる中、私は初心者クエストすらクリアしないまま、ひたすらコレに打ち込んでいた。


「誰にもクリアできないメカアクション。こんなの眼の前に突き出されて、ワクワクしないわけ無いよね!」


 私はこのクエストが始まってからは、勉強と生命活動に必要な時間以外、全てをこのクエストに掛けてきた。


 恋も青春も、なんなら時には生命活動に必要な時間すらも、生贄にして。


 たった6ステージのボスラッシュをクリアするために。


 私には、目的がある。

 このクエストをクリアした動画を公開して、世界初になりたいっていう欲望もくてき


 高校生になった今でも、学校や家で気配を消すように暮らしている私だけど、世界初になってネットでバズったら、私を認知してくれる人ができるかも知れない。

 友達だって、できるかも知れない。


 コックピットに、イルさん以外の機械的な声が響き渡る。


『危険! 危険!  敵性反応あり、〈アトラス〉接近』


 真っ赤な『警告』の文字が、視界で明滅する。


 電子空間がどこかの惑星表面の映像に変わる。この惑星は地球に比べ、重力や大気圧が1.5倍で操縦がしんどいんだ。


 遠くから迫ってくるのは、頭のない人間の上半身みたいな機体。


 ちなみにこのモンスター達は、かつて人類が作り出し、人類を滅ぼしたという闇深い設定らしい。

 なんで設定と言えるのかの証明は、私達が滅びてないから、「証明終了」。


 ――まあ、実際この辺りをイルさんに訊いても全然答えてくれないから、私には理解不能。


 さて、肝心の〈アトラス〉の攻撃なんだけど。


 ボスの肩に見える部分に無数の砲台が生えていて、そこから大量の砲弾を吐き出す――いわゆる弾幕ってやつ。


 ただ、その量は〝花火みたい〟なんて可愛らしい物じゃない。

 例えるなら、〝ぶち撒かれたパチンコ玉〟。

 まさに〈発狂〉という難易度に相応しい光景が展開される。

 

「よっとぉぉぉぉぉぉ!!」


 音速以上で飛んでくる弾丸だけれど、距離があるので到達時間が遅い、サーチライトが360度を照らし出し、VRが弾幕をしっかり光らせてくれるのでよく見える。


 でもあまりにも弾数が多い――私は狂ったように吐き出される砲弾を、避け続ける。

 だけど、この辺りはまだマシ。

 なんでかっていうと、パターンがあるから。


 3年間も同じパターンに挑んできた私には、高速で飛んでくる弾も歩道を行くのと変わらない。

 〝道順を知っている、動く迷路〟みたいな物である。


 しばらく攻撃していると、また機械的な声がコックピットに響いた。


『〈アトラス〉撃破――第二波来ます。〈ギガント〉接近』


 ちなみにこのクエストは、自分の〝戦闘機の種類や強化〟は適用されても、〝プレイヤー自身の強化〟は適用されない。


 つまりステータスアップや技能スキルって言うのは、適用されないんだ。

 このクエストで使えるのは、人間としての能力だけ。

 これがまた、踏破者数ゼロに拍車をかけていた。


 次に現れた敵〈ギガント〉は、膝から下がない人間の下半身のような機体。


 砲台群が設置されている場所は3箇所に増えて、変則的な砲撃をしてくる。

 特に困るのが中央――股間あたりの砲台。

 見た目てきにもアレであるけど――問題は見た目ではない。


 上部に配置された2箇所の砲台群は、攻撃パターンが8つあるけど、パターンがある。

 だけど、真ん中から出る弾は自機に真っ直ぐ飛んでくる。


 こいつの動きをコントロールしないと逃げ道が無くなって、弾の壁に押し付けられる事になるんだ。

 それでも、自分の動きにさえ気をつければパターン化できる。

 なのでこのステージも、動く迷路で鬼ごっこをするような物だ。


 バーサスフレームには数秒に一回、防御or攻撃or加速のどれかに使える、三択ブーストがあるんだけど。これを使う必要すらない。


 私は弾を避けながら〈ギガント〉に接近。敵の眼の前で、スワローさんを飛行機形態から〝人型形態に変形〟する。


 現れたのは、二足歩行のウサギのような機体。


 今はウサギが目を閉じているが、なんか搭乗者の集中力によって目が開くという素敵なギミックがある。


 私は、戦闘機状態の時は翼だった物を外して剣と化した〈励起剣れいきけん〉を握り、股間に着いた卑猥な物体に横一文字の攻撃。


 相手のシールドが破壊されるまで、何度か攻撃を繰り返す。

 しかしスワローさんの人型形態は動きが緩慢なので、長くこの状態ではいられない。

 人型では躱せない弾が来た所で、飛行形態に戻り、急速離脱。


 安全を確認したら、再び「近づいて斬りつける」を繰り返す。


「ちょん切れろ!」


 〈ギガント〉を、股間から真っ二つにして飛び立った。


『〈ギガント〉撃破――第三波来ます。〈ミダス〉接近』


 機械的な声が響くと、次に出てきたのは、手のような機体。五本の触手が生えている。


 ステージも代わり、どこかの衛星になる。


 大気がなくなり、重力が減って、操作感が変わる。

 しかもここから、一気に敵が強くなる。


 先程のステージと似た攻撃をしてくるんだけど、球の速度が倍なんだ。


 〈ミダス〉からはもう〈ギガント〉でやったみたいな、スワローさんを人型形態にする方法はつかえない。

 そんな事をすれば、またたくまに撃墜される。

 それに人型形態みたいに、進行方向に面積が広いと被弾率が上がる。


 飛行形態は、進行方向に薄い形なので被弾が抑えられる。

 というか飛行形態ですら、弾を躱すのが難しい。

 なぜならフェイテルリンク・レジェンディア|(フェイレジェ)の戦闘機や、飛行形態――また地球の飛行機にも言える事なんだけど、飛行機って急速旋回が苦手。


 ――人型形態ロボット形態だと稼働できる関節が増える分、戦闘機より自由に振り向ける。

 だけど戦闘機は、簡単に後ろを向いたり出来ない。だからこそ私の使う戦闘機は、スワローテイル。


 小型の量産戦闘機の中でも最大の速力と、小型の量産戦闘機としては最高の旋回力を持つこの機体。

 逆噴射すらできる――プレゼントで貰ったST‐81スワローテイル。


 私の判断は、〈発狂〉デスロードの隙間の少ない弾幕を避けるなら、少しでも小さくて早くて、小回りの効くスワローさんがいいと結論づけた。


 ただ、スワローさんは速力と戦闘機としての旋回性能以外が最低レベルだから、〝最弱機体〟と言われている。


 でも周りの意見はどうあれ、私はこの〈発狂〉デスロードをクリアできるのはスワローさんしかないと考えている。


 ここからは、三択ブーストも必要になってくる。ほぼ加速にしか使わないけど。


「イルさん、今日こそクリアするよ―――!」


 私の言葉に、相棒は胸に手を当てて返事をしてくる。


『当機が、貴女を前人未到の光景に導きます』

「馬っ鹿、イルさん。私が貴方を前人未到の光景に導くんだよ!」


 私の言葉に、相棒が感極まったように涙を眼に浮かべた。


『さすがマイマスター。当機を世界で初めて〈発狂〉デスロードをクリアした機体にしてほしいです』

「応よ!」


 プレゼントで配られたのに「最弱機体、いらない子」と謂われ続け、ついには殆ど誰も使わなくなってしまった、スワローテイル。

 そんな彼の嬉しそうな合成音声が、コックピットに響いた。


 先程までのステージの倍の速度で向かってくる弾を、慣性が掛かって曲がりづらい戦闘機で避け続ける。


 僅かなミスも許されない。コンマ0.01秒のタイミングも。0.001度の角度も。

 それでも私にとって、ここはホームグラウンド。


 24000時間という膨大な時間を掛けて、この戦いに最適化した神経が、私を導いてくれる。


『〈ミダス〉撃破』


「よしっ」


 ステージ3をクリアできた。

 だけどここまでは、まだ人間でクリアできると謂われる。


 問題は次からだ。


 殆どの人間が諦めるステージ。

 私も次をクリアするのに、リアル時間で1年半を要した。このシミュレータでの時間換算なら4年半だ。


 よく掲示板などで、人間卒業試験と謂われているヤツ。

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