第2話  想いに応えられない理由

謙一「えっ?」


麻里「だから謙一先輩のことが好きって言ったんです。」


謙一「君の想いには応えられそうにない。ごめん。」


麻里「そうですか。すみませんでした。」


謙一「明日からはあの無能バイトリーダーに頼れよ。じゃあな。」


俺は帰途に着く。

俺の心は揺れた。

謙一(俺には果たさなければいけない約束があるんだ。)


世界は人が思った通りには行かない。

人がどれだけ力を尽くそうと希望の未来にならないことがある。

俺はそんなことを考えながら家に着く。

鍵を開け誰も居ない部屋に入る。


謙一(なんでこんなことになったんだ。)


次回に続く



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