カキネ村編 いざ、教会へ

俺とヨルは、駆け足で教会へ向かう。「今日は、やけに知らねぇー奴がいるな」不思議そうな顔でヨルに聞く。


「隣村の子たちも来てるみたいだよ。ほら、この時期はいつも生意祭の為に来るじゃない」「そういやそうだったな」と納得した顔で返事する。「浮かれすぎて、そんな事も忘れちゃたの、ホムラ君ってば本当に可愛いんだから」とニマニマした顔で頭を撫でて来る「うるせぇ!また弟扱いして、俺は同い年だ!」と、怒鳴るように返す。「はいはい」と勝ち誇った顔でいるヨルにまた俺は悔しい思いをする。「ぐぬぬ」




そんな感じで進んでいると、村の人達が出会う度に祝福してくれる。「おめでとうさん」とか、「いい意能力だとええなぁ!」とか色々声をかけてくれる。その事に俺はいよいよ意能力に目覚めると思うと、また嬉しくなって進む足が速くなった。




そんな感じでだいぶ進むと「あっ待ってホムラ君あの子」ヨルが指を俺等と同い年ぐらいの子に指をさす。見ると中性的な顔立ちの多分男?がおどおどと、何かを探しているような動きをしていた。「ありゃ間違えないな。迷子だ。初めてみる子だし間違えないなだろう」「ねぇ?ホムラ君」そう聞く前にホムラ君は私の前にいなかった。「おーい、俺達今から生意祭なんだけど、お前もか?」ホムラ君は既にあの子所に、行っていた。こういう所が、、私は急いで2人の元へ行く。


「実はそうなんです、ですけど道が迷ってて」そう答え彼に「だよなぁ。遠くからでもわかったぜ!」「もしよければ道を「一緒に行こうぜ」言い切る前に言い切るホムラ君。「あ、ありがとうございます、ぜひお願いします」「おう!」とびっきりの笑顔で返すホムラ君。


「あっそうだ名前教えてくれよ、俺はホムラ、そして隣にいるのがヨルだ。よろしくな!」「僕の名前はアンセム、隣村のセリア村から来ました。よろしくです」そう笑顔で答えるアンセム君。「じゃ次は私の番かな、私はさっきも聞いたとおりヨル、ホムラのお姉さんです、よろしくね」「あっそうだったんですね、姉弟で中がとってもいいんですね!憧れます。僕一人っ子だから」するとホムラが凄い勢いで「ちっがーう!自称だ自称!仲もそんなに良くない!フン!」「しくしくしく」「もう騙されん!」そう勝ち誇るホムラに、「本当に仲がいいんですね。お二人を見ていると僕もなんだか元気が出て来ます」そう笑顔で話すアンセム。「仲良くない!」とムスッとするホムラ。「ねぇホムラ君」「何だよぉー「ついたよ、教会」「あっいつの間に」「結構近くまで僕来れてたんですね」「そうね!あと少しだったわね」そんな話をしているとホムラ君が「なぁ2人とも、一緒にドア開けねぇか?ここから始まるんだ的な決意込めて、皆で」「いいですね。そういうの嫌いじゃないです。」「二人とも子供だね。私も嫌いじゃないけど」「じゃせーので行こーぜ」




「「「せーの!!!」」」


ここから目覚めるんた。俺の意能力が!そう期待を込めて扉を開く。

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