自己紹介ついでに

 みなさんこんにちはQRです。

 というわけで、色々と書いていきたいと思うのですがその前に自己紹介とそれに絡めたお話をできればと思います。



 私の古くからの読者さんはだいたい知って頂いてると思いますが、私は小学校から中学校の間まで不登校の引きこもりでした。


 その中で高校のときに友達に恵まれ少しずつ、学校に行けるようになり専門学校を卒業し、なんとか就職できるようになりました。


 はっきり言って、僕が歩んできた人生はまともな人生ではないと思っています。

 両親から身体・精神・性的・金銭的虐待を受けたりもしました。

 親が目の前で死のうとしたり、親に無理心中させられかけたりもしました。


 その中で、僕は人に対しての認識は歪んでいきあまり人を信じることができず、精神的にもつらい状態になり今でも治っていません。


 


 これを書いている時点でも昔から罹っていたうつ病がひどくなり休職しています。

 正直、昔も今も未来も辛いというのが現状です。


 


 その中でも、僕を繋ぎ止めているのは周りで支えてくれる人たちのおかげだと思っていますし、やりたいことがミジンコサイズですがあるのでそれを支えにして生きています。



 やりたいことの1つである、同じような境遇にいる人やその周りの人に少しでも届けば、少しでも力になれば・・・そんな夢物語を捨てられずに生きています





 そして今、僕は家出をして一人暮らしをしています。

 その中で、家族というものがとても脆く愛情というのは形を間違えれば武器になるというのを感じました。


 少しの掛け違いで崩壊したり、行き過ぎた愛によって相手を深く傷つけてしまう・・・



 家族というのは、とても貴重な存在で大切なものだと思います。

 だからこそ、大切にしていただきたいなと思います。


 それでも、僕のように家族のことで苦しんでる人はたくさんいます。


 家族というのは違う考えを持った人が集まるある意味で人が初めて接する最初の社会の縮図だと思っています。


 家族という大黒柱的人がいて、その人を中心に家族が回っていくときにはぶつかったり、食卓を囲んで笑い合ったりそんな中で、日常が繰り返されて人は大きくなっていきます。


 しかし、家族という社会は特殊です規模が極端に小さく逃げ場も少ない、世間とは違う独自のルールが生まれるそんな社会です。


 そんな社会だからこそ機能異常が起きたときの影響は深刻です。 


 一人でもかければ家庭が回らなくなる、一人の感情が全体に影響するひいてはそれを引き金に家族が機能不全に陥る――――


 この話は小説やドラマ等物語の中ではなく、実際に現実で起こっていることです。

 

 ヤングケアラーやネグレクト、虐待―――これらは急になるというわけではありません。

 

 じわじわと人の心が蝕まれていくと同時に段々家庭に入り込んできます。

 

 その流れは本人やその家族には分からないことが多いです―――

 だって、なりたくてなったのでは無くなってしまったからそういう状態になっているのが、根底にあるからです。


 

 だからといって、暴力が是になるわけではありません。

 ただ、苦しんでいる人がいるというのをどうやって解決すればいいかは、第三者にしかできません。


 当人たちにとってそれが常態化していてそれ以外の道がわからない、それ以外の道に行く方法がわからないから続いてると言うのが多いので、まずは新しい道筋を一緒に探すところから始まります。



 ここで、間違ってはいけないのが魚の釣り方を教えるのであって、魚を与えるのでは意味がないということです。



 こうなるにはどうしていくのが良いかを最初に知らなければ、また同じことが繰り返されます。

 形だけ作っても、それを維持する方法を知らないと逆戻りしてしまいます。



 例え話としてギャンブルで、借金がたくさんあってもギャンブルをやめられない人に、借金をすべて返してあげてギャンブル行くのを拘束したところでそこに意味があるかというと、あまりないでしょう。

 どうやってギャンブルをやめて、どうやって借金を返してその後の生活をどう維持するのかというものを知っていないんですから。


 本来では周りのサポートと理解が必要になりますが、当人も周囲も正直言ってかなり疲弊します。


 

 だからこそ、サポートする人自体もケアが必要ですしそのうえで対処していく必要があります。



 話はそれてしまいましたが、家庭においても同じです。


 機能不全に陥った家庭があったときは周りが早期にカウンセリングの紹介などの適切なサポートを行う必要があります。






 今回は家庭という極めて小さなものを題材にしましたが、世の中には歪むべきして歪んでしまったものはたくさんあります。


 そこの原因をどうにかするにはいろんな力が必要になります。

 できる限り早めに対処できれば影響は少し小さくなります。


 もし、皆さんの周りになにか困っている人がいれば話を聞くというだけでもその人にとって、大きな救いになると思います。


 皆さんができる範囲でその人の力になって頂ければと思います。



 最後まで読んでいただきありがとうございました。













~あとがき~




 読んで頂きありがとうございます。

 作者のQRです。


 今回は自己紹介がてら家族を題材に書かせていただきました。


 作中にもある通り家族というのは唯一無二の存在です。

 でも、その存在に苦しんでる人がいます。


 その苦しんでいる人の存在を少しでも知って頂ければと思った次第です。


 最後に、僕から皆さんに伝えておきたいことがあるのですが専門的知識が必要なことは、専門の人に任せるようにしてください。

 

 そうしないと、誤った認識のもと事が進んでしまう場合がありそれが影響して状況がより悪くなってしまう場合があるからです。

 なので、みなさんが困ってる人の力になりたいと思ったときは専門的なその人の話を聞いてそれを元に専門的な対処が必要かを判断して、必要であれば専門的な機関等を紹介するもしくは探すサポートをしてあげてください。


 それだけでも状況は大きく変わります。


 改めて、今回お読みくださりありがとうございました。


 それでは、また。

 

 

 

 


 

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