食べることが好きな麗殊は、九嬪最下位の充媛だった。ある日、変わり者の皇帝の命によって、妃嬪が集められた。
そこで告げられたのは、なんと、竹妃様が亡くなられたことだった。
勅命がくだる。──竹妃様が死んだ理由をつきとめよ。期限は朔月までの五日間。その間に、最も早く真実に辿り着けた者を合格とする。褒美は四夫人のひとりになれること。
麗殊は四夫人になれば美味しい物がもっと食べれるかもと思い、竹妃様が亡くなった理由を調べることにした。
しかし、それは幕引きでしかなかった。麗殊の本当の目的は、過去の事件が大きく関わっていた。太医である朔と難事件を食を介して解いていく。とゆう中華ファンタジーです。
──美味しそうな食事が、何場面が出てきます。
文章表現が、とてもわかりやすいので、ヨダレが出てしまいそうでした。そして、食べたい。
食事をした後は、〇〇があるので、謎解きが始まります。美味しそうと、ワクワクがダブルでくるので、ぜひ、気になる方はオススメします。過去の陰謀の真実は──。
謎解きは、食事とともに。読み終わるころ、中華が食べたくなること間違いなし。私は、この作品を読んで、思わず桃缶を買ってしまいました。
オススメ作品です。せび。
わたしは後宮とミステリーが大好きなのですが
これは食事で他者の記憶を読み取る幻食(げんしょく)という
異能をもつ謎解きミステリーです。
主人公の麗殊(レイシュ)が幻食の異能もちで、
一族の名誉を取り戻すため後宮に入りを果たします。
帝から、陰謀渦まく後宮で、とある事件の真相解明を頼まれます。
謎めいた美青年の太医・朔(サク)とともに事件の謎を追っていくのですが……。
また主人公の麗殊は桃が好きで
桃を美味しそうに食べることから、桃妃と呼ばれ。魅力的なヒロインです。
本格的な中華ファンタジー世界観でシリアス多めだけど、
いつもどこかほわっとしたエピソードに癒され作家さまの人柄を感じます。
面白いですよ! おススメします(´っ・ω・)っ🍑✨