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スルスルと服を脱がされコトが始まった。
隣の部屋では、他の男達とマサエちゃんがまだ、呑んで話している。
ふと、ヤバいかも?と思う。私が今ココでこの男としている事を知ったらマサエちゃんはどう思うのだろうか?
でも、そんな考えは快楽に押し流されていく。
皆が、カッコ良いと言う男、カズヤは本当にカッコ良くて、そしてなんともセクシーだった。
たくましい腕に、厚い胸板、切ない表情。芸能人以外でこんなに美しい、イイ男を見たことがなかった。
そんな男前とヤルのは、最高に気持ち良かった。
頭がクラクラするのは酔いなのか、この男の魅力なのか…と思った時、ガタッと音がして、
「おいっ!覗くなや!」
とカズヤが言った。
見ると、この部屋の借り主で、どうやら皆のボス的存在であるタッちゃんと、もう1人の本日の主役モトキがドアの隙間から笑いながらコチラを覗いていた。
無断で覗く。
しかもヘラヘラ笑って…。
甘くみられているようでカチンと来た。
負けたくないと思った。
動揺させてやりたかった。
私はとっさにクスッと笑って、
「ねぇ、見てるだけでいいんですか?一緒にしませんか?」
と口走っていた。
自分のヤバさに我ながら驚く。
彼らも一瞬言葉を失っていたように思う。
でもすぐにタッちゃんが笑いだした。
「おまえホンマに中坊か?可愛いのにヤバい奴やな…カズヤ、混ざっていい?」
と部屋に入ってきた。
「えぇ!…すぐ終わらせるから、ちょっと待ってや」
とカズヤの静止も虚しく、タッちゃんは、
「まだちょっと元気ないから元気にしてや」
とさっさっとズボンを下ろし、私の口にモノを押し込んで来た。
「無理です!嘘です!ごめんなさい!」
ではなく普通に、
「わーい!」
と無邪気に喜んで舌を絡める自分のヤバさに我ながら感動した。
「うわっ…なんかAVみたいで興奮するかも」
とタクヤの動きが激しくなる。
「おぉ…すごいな…オレも!」
と近づいて座り込んだモトキの足の間に手を充てさすってあげると、
「うわぁぁ!こいつヤバいって!!エロおぉ!!!」とモトキが叫び、
「えぇ!何なん?どしたん?」
と後の2人の男も部屋に入って来た。
そこからは、もう無茶苦茶で…。
私もあんまり細かくは覚えていない。
兎に角あちこちから手が伸びて来て、次々にモノが上から下から押し込まれる。
カーペットが敷かれただけの八畳ほどの狭い部屋で男5人としていると、エアコンをマックスに効かせても暑くて熱くて…。
汗なのか、愛液なのか、精液なのか…それとも涙なのか…。
気付くとカーペットと私の全身はグチョグチョのヌルヌルだった。
そして、イッて飽きてしまった人が1人減り、2人減り…。
「おぉーい!寝るなぁ!頼むわイカしてやぁ!」
と私を揺するモトキの声で我に返った。
あんなに濡れていた、カーペットも私の体もすっかり渇き、部屋には朝陽が差し込んでいた。
私とモトキの2人きりだった。
全身が痛い。流石にもう無理だと思ったが、泣きそうな顔で必死に腰を振るモトキが何だか不憫で最後まで耐えた。
なんとも云えない達成感を感じた。
シャワーを借りて、ふらふらと部屋に戻ると、リビング奥にある自室のベットで寝ていたタッちゃんが、
「お疲れ。こっちおいで」
と笑って手招きした。
吸い込まれるように布団に入ると、どっと睡魔が遅い、私は眠った。
眠る直前、
「なぁ、オレの女にならへん?」
と聞かれ、
「いいですよ」
と答えた気がした…。
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