第19話彼とのやり取りの日々は楽しかった

メールも楽しかった


声を聞きたいといえば電話した


悲しいこともあったけど

全部ひっくるめても

楽しい思い出ばっかり


話すのも

やり取りするのも

楽しかった。


辛かったのは

好きなこの話を楽しそうにする

彼。


笑いながら話す

彼の声を聞くのが

辛かったし


何度も

泣きそうになるのを

堪えながら

笑いながら

話を聞いてた


心のなかではずっと

なんで私じゃないんだろう?


その子になりたい。


私じゃだめですか?


年の差なんて

関係ない


あなたが好きただそう思った。


一回り違うくらい

私は平気なのに


なのに

彼は

年上すぎちゃうから


壁をつくられてる気がした。


この壁を壊したい

そう思っていたのに


壊せなかった。


私心のほうが

崩れちゃった。

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