第18話 話を聞きたくない
彼の話を聞きたくない
彼の好きな人の
話なんて聴きたくないの
彼が楽しいそうに
話す
その話は
私には
楽しくない
辛いの
悲しいの
彼の話なんて
聞きたくない
わかってる
私のことなんて
見てくれないこと
わかってる
期待しちゃいけないこと
そばにいたい
だけだったけど
現実はそう簡単に
そばにいれない。
彼の口から出る
彼女の可愛いところとか
ドジなところが可愛い
私はそんな話が
聞きたいんじゃない
彼にとっては
その話を聞いてほしい
話す相手がいないから
聞いてほしい
だったのかもしれないけれど
好きな人から
女の人の話を聞くのは
辛いし
同じ女でも
考え方や生き方も違う
人それぞれだから
意見を求められても
何が正解なのか分からない
だって憶測に過ぎない
私の知らない人の話を聞いても
何も言えない
何も知らないんだもん
その人の話をするなら
その人に聞けばいいじゃん
私は嫉妬に狂いそうだった
なんで私じゃないんだろう?
彼のそばにいるのが辛い
嫉妬や妬みで
可愛くない私
もう辞めたい。
そんな気持ちが芽生え始めてた。
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