第4話 独自進化と修行開始

「それじゃ、君を進化させるね。進化には大体1日かかるかな?まぁ進化が終えた時僕がここにいなかったら勝手に修行しといてね。ステータスって唱えれば自分の種族、スキルとかがみれるはずだから。それじゃいってらっしゃい!」

「え、ちょっとま、、、」


神はそんなことを言うと、いきなり何かを唱え始めた

何を言っているか、言葉の意味はわからない

だけど言っていることの意味が不思議と理解はできる

そんな不思議な感覚に身を任せていると、いきなり自分を強烈眠気が襲った

そして僕は、意外と疲れていたのか眠気に逆らうこともできずにその意識を落としてしまうのだった




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

どれくらい時間が経っただろうか

もしかしたら一週間くらい経ったのかもしれないし1時間も経っていないかもしれない

僕は、気づいたら目を覚ましていた

あれだ、寝ているのか寝ていないのわよくわからないあの状態になっていたのだ

周りには、誰もいない

さっきの神様もいなくなっていた


さっき、神様は起きるのは独自進化が終わってからだと言っていたよな?

じゃあ僕はもう進化を終えたのか?


起き上がって全身を確かめる

特に異常はない


それじゃ、お待ちかねのステータスタイムだ


僕は自分がどうなったのかに思いを馳せながら、そして唱えた

「ステータス」

目の前に半透明のウィンドウが出現する


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【名前】森内玄兎

【種族】不屈ノ王 (ユニーク)


【Level】1

【HP】5

【魔力】5

【攻撃力】5

【防御力】5

【素早さ】5

【魅力】 5

【運】 5

【スキル】超越 神格解放 鑑定

【称号】神皇の弟子 神皇の友人

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ふむ、なるほど

これは強いのか雑魚なのかわからん

てか神格って解放するものなんだ


と、そんな感じでぼーっとしているとまた新しいウィンドウが出てきた


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やあやあ、奏多くん

元気してるかな?

そろそろステータスを見終わったと思うんだ

だからステータスの平均値を教えておくよ

これ一般人のレベル1の時の平均値ね

【HP】20

【魔力】20

【攻撃力】20

【防御力】20

【素早さ】20

【魅力】 20

【運】 20

わかったかな?今の君は雑魚中の雑魚なんだ

とれあえず僕が戻るまで自分のスキルでも鑑定して修行でもしといてね

筋トレとかイメトレとかしてたら魔法とか使えるようになるしレベルも上がるはずだから

それじゃ

By king of god

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おうおう、どうやら僕はクソ雑魚らしい

泣きそう

てかあの神様まじで神様の皇やってるんだ


まぁ気を持ち直して自分の持つスキルでも鑑定してみよう

やり方知らんけど


、、、え?やり方知らんやん

やばいやん

何もできんやん

鑑定?なにそれ美味しいの?

まじで!神皇!鑑定の仕方書いといてくれよ!!変なメッセージ送るくらいなら!!!


うーん、ここはラノベの定番方法で試してみるか

多分鑑定って唱えればいいのかな?

「鑑定!」




、、、なにも、起こらない

何だよクソが


と、そんな感じで神様への文句を募らせているとまたもやウィンドウが


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鑑定方法書くの忘れてた

ごめんちょ

で、肝心の鑑定方法はステータスの気になる部分をタップするか対象に意識を向けて鑑定と脳内で唱えることだね

それじゃ

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教えてくれたのでまぁよしとしよう

ということで僕のステータスのヤバそうなスキルを鑑定することにした

脳内で唱える《鑑定: 超越》


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スキル 超越

【種類】ユニーク

【説明】

所持者の努力次第でありとあらゆるものを超越する

自信の限界をも超越することが可能なため、実質所持者に成長限界はない

【効果】

・成長限界がなくなる

・全種類のスキルを取得することができる (一部のユニークスキルを除く)。ただし、血の滲むような努力が必要

・全種類の魔法属性を得る

・レベル経験値取得効率 1/2倍

・レベルアップ時パラメーター上昇値 3倍

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うーん、チート

ほぼ全スキル全魔法取得可能なのはチート

レベル上がりにくくなるけどだからこそやりがいがあるね

それじゃあ、僕の気がすむまで修行を始めるとしよう


そうも思うながら、僕は早速神様に言われた通りの修行を始めるのだった、、、

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