第3話 神の目的

そんな感時でしばらくはグダグダやっていた

ちなみに神様とはグダグダやってる間に仲良くなった


「まぁ、そんなことは置いといて結局何で僕は神様と会えてるの?」

一番の疑問を尋ねる

「あ、そんなことって言っちゃうんだ、君から始めた話なのに」

「いいからいいから、本題本題」

「うん、僕結構上位の神だというのに君のことが怖くなってきたよ。まぁいっか。それで何で君が僕という偉大な神様と会えてるかだって?それはね、新しい神を選出するためだよ」

「新しい神を、、、選出?」


あれ?おかしいな

僕は死ぬ前に貰い物の力を振るう系主人公大嫌いと神に願ったはずなんだけど

「別に君に力はポンと授けるわけじゃないさ。ていうかそんなことするわけないじゃん、君がいくら生前惨めに過ごしてたっていくら僕のような神でもはいどうぞって軽々しく力なんて与えないさ。ラノベみたいに現実は甘くないんだよ?奏多くん。ていうかまだ選出の面接段階だからね?」

「あ、そなのね。で?僕は神様のお眼鏡にかなったのかな?」

「まぁ神を相手にそんな態度ができる図太さは大幅に加点だね」

「なるほどありがとう、それだけが唯一誇れる事なんだ。目上の人に対してみんな同じ態度で接する、これ僕の人生におけるモットーだから」

「うん、そんなことは聞いてないしなんなら今の一言は皮肉だよ」

「知ってるよ」


あれ?おかしいな

神様がとんでもないほどゴミを見る目で見てくる

なくぞ?ワイ泣くぞ?


「はぁ、もういいや。まぁうん、君は結構神の素質あるね。最初だって僕の認識操作に気付いたし」

「あ、なんかしてたねそんなこと。僕あれやられたら次はすぐ気づける自信あるよ」

「だろうね、あれくらいの操作なら君にはもう効かない気がするよ」

「で?結局どうするのさ、僕は神になるの?力は自分で身につけたい派だよ、僕」

「うん、じゃあ君には自分の理想の姿に独自進化してもらうよ」

「独自進化?」

「まぁそうだね、君がなしたいことに最適な体、最適なスキルが与えられると思ってくれていいよ。まぁ種族が人間じゃなくなって半ば強制的に神格得るけどそんな感じだね」

「おうおう、聞き捨てならねぇ言葉が聞こえたぞ。僕は人間じゃなくなるんか」

「そうだね。僕の場合は神から生まれたから種族は神族だけど僕が前見た進化では異世界転移した少女がエルフになってたよ、神格は得てないけど」


おうおう、ついにラノベじみてきたな

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