返信が来なくて三日断食し「寝てた」の返事で米二升食う

 「濃さ」というのは、もしかしたら「痛々しさ」に通じるのでは? という発想で考えてみました。「痛々しい」には若さがともなうと思うんです。年がいくと、違う表現になるような?


 好きな人のちょっとしたことで食欲がなくなるのも、やけ食いをしてしまうのも、痛々しくて、それは若さがあってこそ。


 でもさすがに二升はないと思うんです。二合の間違いではないでしょうか。けれど、私は確かに聞いたのです、失恋してお米を二升食べたという話を……。恋破れて、なぜお米を。


 二升ともなると、炊くのも大変です。

 その二升を餅米に変えて、餅つきしたら、楽しくなりませんか。なりませんね。恋破れたばかりですものね。



 年齢の話になると、若い人ははっきりと自分の年を言うけれども、そうでない人は濁しがちではありませんか。

 私はカクヨムでまれに若いと誤解されることがあって、この際ですから言ってしまうと四十代です。ほら、はっきり言わずに濁しましたね。「歳」で言わずに「代」で言うものです。


 カクヨムに登録して間もないころは、自己紹介ついでに年齢も言っていたような記憶があるのですが。

 あれから三年以上経ちました。三年というのは長いのか、短いのか。体感としては、随分長くカクヨムにいるような気持ちです。一日一日が濃く感じられます。

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