【解説】初雪
この物語の真相はずばり、主人公の住む一軒家に何者かが潜んでいるということだ。
〝ウキウキとした気分で家の門をくぐると、残念なことに玄関に向かって一筋の足跡が既につけられていたのです。〟
玄関に向かう足跡の描写がされているが、玄関から門へ向かう足跡は一切描写されていない。不在票がおいてあったことから主人公は配達員の足跡だろうと考えたのだろうが、配達員の足跡であっても当然、戻りの足跡がつく。
つまり配達員は雪が降る前に不在票を置いていったと考えるのが自然。
よって、彼女の家にはまだ、誰かが居る。いったいそれは誰なのだろうか。
彼女はお風呂へ向かってしまったようだが……。
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