第5話 転生型主人公・タイムリープ型主人公
異世界に転生して赤ん坊から生きるタイプの転生型主人公や過去の自分に戻ってやり直すタイプのタイムリープ型主人公がもてはやされるのって、もしかしたら外見年齢(※肉体年齢)よりも内面の年齢が高いことに意味があるのかなと思うなど。
というのも、十年ちょっとしか生きていない小娘が大人相手に論破するシーンがあるとして。
キャラクターの言動に説得力が出る演出ができていれば格好よく響くシーンになることでしょう。
が、冒頭でそういう論破シーンがあった場合はどうですか。
「え、ろくに世の中を知らん小娘がなに言ってるの?」ってシラけませんか?
小娘に論破されて大人たちがそれに素直に従うことに違和感があったりしませんか?
――転生する前やリープする前の年齢で嵩上げすれば、なんとなく「まあ、ありか」となるような気がするんですが、どうでしょうか。
なんとなく、知識でアドバンテージを取りたいだけじゃないと思うんですよね、転生型主人公・タイムリープ型主人公の魅力。
キャラクターづくりの参考になれば幸いです。
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勝手気ままな漫ろ言(カクヨム出張版) 一花カナウ・ただふみ @tadafumi
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