第5話 復讐③
学校の屋上。
俺と霧島は激しい行為を繰り広げていた。
屋上の扉を施錠してるので、邪魔者は入ってこない。
たっぷり可愛がってやるからな、霧島。
にしても、いつも俺を虐めていた女を責めるのは最高だな。
実に気分がいい。
あとシンプルに気持ちいい。
これが性行為なのか……。
凄いな。俺の想像していた以上の快楽だ。
こんなの一度でも味わったら自家発電じゃ満足できなくなっちゃうな。
霧島も気持ちよさそうな声を上げていた。
「おい、何気持ちよさそうな声出してんだよ」
「っ……べ、別に気持ちよくないし」
「じゃあなんでそんな声出すんだよ」
「こ、これは勝手に出るのっ……んっんっ、やだっ、気持ちいいっ」
「おい、今自分で『気持ちいい』って言ったじゃねぇか。このドスケベ女」
「ち、違うっ……アタシはスケベじゃないもんっ……」
「うっせぇ! 今はプレイに集中しろ!」
行為中、俺は霧島のお尻を叩く。
パシンと乾いた音が屋上に鳴り響く。
ドラムを叩いてる気分だ。
「お尻叩かないでっ……痛いからっ」
「黙れ、このカス野郎。ほらほら!!」
「きゃっ……んっんっ……あ、アンタ調子乗りすぎっ」
「やめて」と懇願する彼女を無視してお尻を叩き続ける。
叩きすぎて霧島のお尻は真っ赤に腫れていた。
ラストスパート、俺は激しく求める。
「やべぇ……そろそろだ」
「ぜ、絶対外よ? わかってる?」
「は? そんなの無理に決まってるだろ、バカかお前」
俺がそう返事すると、霧島は絶望に染まった表情を浮かべる。
「あ、アンタ冗談でしょ? 外に出すって約束したじゃん!!」
「口約束なんて信じてたのかよ? 間抜けだな、ははははっ!!」
「嫌だっ! お願いだから外にだしてっ!! 中は彼氏にも許したことないのに!!」
「誰がお前の言う事なんか聞くか!! ばかぁぁ!! 赤ちゃんできても俺は責任取らねぇぞ!!」
「やめてっ!! お願いだからやめてぇぇぇぇぇ!! なかだけはやめてぇぇぇぇ!!!」
「黙れカス野郎!! 絶対中に出すからな!!」
俺がそう言うと、霧島は赤ん坊のように泣き出す。
おいおい、この女、急に泣き出したぞ。
言っとくけど、泣いても無駄だからな? 俺は容赦しないぞ、霧島。
俺は泣いている彼女の中で果てた。
彼女は絶句する。
「え? う、うそ……? 本当に中に出したの?」
「あ~、わりぃわりぃ。我慢できなかったわ」
「ふざけないでよっ!! 外に出すって約束したでしょっ!!」
「ちっ、うるせぇな。ほらほらっ! お前みたいな生意気なヤツはもう一回お仕置きしてやるよ」
「えっ!? あっ、ちょっと!? んっんっ……あ、アンタまだできるの!?」
「当たり前だろっ!! もう一回なかに出してやるよ!! 覚悟しろ!! 霧島!!」
「やめてっ!! お願いだからもうやめてよ!!」
「やめるわけねぇだろ。お前だって気持ちよさそうにしてたじゃねぇか! 本当は俺とすんの好きなんだろ?」
「そ、そんなわけないでしょっ!! 楽しくなんか……んっんっ」
再び俺は霧島を求める。
最初は嫌がっていたけど、途中から霧島もプレイを楽しんでいた。
コイツ、嫌いな男に求められて気持ちよくなってるぞ……。
クソビッチにもほどがあるだろ。
2回戦目も俺は遠慮なく霧島の中で終焉を迎えた。
「アンタ……またなかに出したの?」
「ああ、出したよ」
「……本当に最低っ。赤ちゃんできたらどうすんの……」
「そんときは俺の赤ちゃん産めよ」
「絶対嫌よっ、アンタの赤ちゃんなんて……。アンタさっきから……っ!?」
突如、霧島は喋らなくなった。否、喋れなくなった。
俺が唇で彼女の唇を塞いだからだ。
すぐに唇を離す。
「き、キスしないでよ……」
「いいじゃん、キスぐらい」
「嫌よ、アンタとキスなんか。んっんっ……」
再度俺は霧島の唇を奪う。
舌を絡め合ったり、霧島の唾液を飲み込む。
最初は俺とのキスを嫌がっていたが、今は無我夢中に俺の唇を求める霧島。
コイツ、ノリノリじゃん。ちっ、つまんねぇ。もっと嫌がれよ。
しばらく時間が経ち、俺達は唇を離す。
「おい、霧島」
「な、なによ……」
「もう一回するぞ」
「は……? まだ満足してないの?」
「お前とキスしてたらムラムラしてきたんだよ。なぁいいだろ……?」
「嫌に決まってるでしょ……。つかアンタの体力おかしくない?」
「そうか? 普通だと思うけど」
「いやいや、普通なわけないでしょ。アタシの彼氏いつも一回しか求めてくれないわよ……?」
「は? 一回だけ? なんだそれ。お前の彼氏体力なさすぎだろ」
「アンタがおかしいだけよ」
「いやいや、絶対お前の彼氏が体力ないだけだろ。俺がお前の彼氏なら毎日5回は求めるぞ」
「求めすぎでしょ……アタシの体ってそんなに魅力的なの?」
「ああ、魅力的だよ。だからもう一回いいだろ、な?」
「はぁ……もうしょうがないわね。その代わり、次はちゃんとゴムして……」
「それは無理。次も遠慮なくなかに出すから」
「……え? あっ、ちょっと!? んっんっ……アンタ、本当に最低っ」
俺は霧島を押し倒し、激しく求めまくった。
あぁぁ~、最高だぜぇ~。
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