第3話 氷と血の複合

「はぁ、なんか持ち物は無限にしまえるバックはあるとして,武器がないしここは暑すぎる」

しばらくの間歩いていると洞窟を見つけた。

その洞窟はとても深かったが、怪異の気配もしない。


「なんか,やけに寒いな」

そのまま洞窟の奥に行くと行き止まりになっていたが、そこにはものすごく小さい神社があった。

そこにある鳥居を通ると、勾玉が台座に置かれていた。

「何だ,これ」

その勾玉に触れてみると寒かったここの温度が急に暖かくなった。

「ぉ,,,お前は,,氷の属性が使え,,」

こんな声がしたあと、今まで苦戦していた怪異にてこずらなくなってきた。

「たしか、あの怪異は氷属性が弱点だったはず」

そこで、謎の言葉を思い出した。

「俺、もしかして氷属性使えるようになったのか?」

「ぐぼぉっっ。」

と、吐血?なぜ?

そういえばこの世界の人は属性は一つしか宿さないって聞いた。

「二つの属性を宿すと体に負担がかかるのか?」

まぁ慣れればいいだろう。


「お前、この森から出るつもりか?」

突然怪異が話しかけてきた。

「あぁそのつもりだ,」

「残念だったな、魔王様がこの森から誰一人出すなと言われたからな。そして最悪殺してもいいと言っていた。」


「本当に哀れだ、さようなら」


「激震 終時浸蝕」


「くそっこいつ、技を違うのか」

「なら、、、」


「餓符 吸収反射」


お互いの「技」かぶつかり合う。

そして、しばらく戦っているとついにあの怪異が倒れた。

「やっと、倒した,」

「やっとこの森から出られる。」


そうして森から出た俺が最初に向かう場所は、炭鉱だ。

流石に武器は欲しいので、次は炭鉱に行くことにした。

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