第32話
悠真はティナを見ていた。
表紙を飾る望奈は、輝くような笑顔を見せている。
今更遅いよな……
莉子は雑誌コーナーから微塵も動かない悠真の元へ歩いて来た。
「お待たせ」
莉子は本の入った紙袋を持っている。
「ああ、じゃあ行こうか」
何を見てたんだろう?
ふと見て莉子は目を見開いた。
其処には望奈の笑顔があったのである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます