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  • え、『薬指の標本』、今の積読の後に読もう。
    実は、『博士〜』の方は私は完読できなくて…。

    毎日、その靴を履いて欲しい
    これは耽美ですね。うん。耽美は生々しくないからいいんですよね。私、多分、この世の性的なものの中で耽美小説が一番好きかも。官能小説みたいなリアルな描写ではなくて。

    『冷静と情熱のあいだ』って官能的だったかな…江國香織はなんか女々しいから耽美ではないと思うの。耽美って性的なものを突き放して冷たくみる事で熱さを切り抜くみたいなのが必要だから、女性には難しいのかな…。男性の方がフェチに拘りがあるような気がします。でも、小川洋子が見事なのであれば読んでみようと思います。

    本音を語り過ぎているので、このエッセイの読者が増えてきたらコメントを編集するか削除するかもしれません(〃ノдノ)
    お大事にしてくださいね。

    作者からの返信

    葵様

    今回も、葵様節の効いたコメントで、その切れ味の良さに笑ってしまいましたw
    さて、どこからお返事を・・・・・・。

    私、基本的に小川洋子作品は耽美派の作品だと思っているんですよね。
    ただ、世間的に有名になるのが「ホワイト」寄りの作品が多いので、なんだか優しい世界が広がっているように思われがちな気がしますが。

    小川洋子さんの真髄は、静けさと残酷さが美に昇華されている。
    私としては、この一言に尽きる思いです。
    思いっきりフェティシズムといえば、「ホテル・アイリス」なんかも。
    (ファンの私が、引くレベルでしたw)

    >『冷静と情熱のあいだ』って官能的だったかな…江國香織はなんか女々しいから耽美ではないと思うの。

    この本、読んだことがないので何ともなんですが、彼女、「ホーリー・ガーデン」がものすごく好きなんですよね。で、「男の人には分からないと思おう」って言ってて、実際あの作品はいまいちよさが分からなくて💦

    「女々しい」。ああ、言われてみれば、確かに。
    「流しのしたの骨」とか、わりと中立的な感じがするんですが、「号泣する準備はできていた」とか、「赤い長靴」とかとは、また違う味わいですよね。あの感情の流れ方と視点は、江國さんが主に女性受けする理由なのかなと思います。

    >男性の方がフェチに拘りがあるような気がします。

    これも、そうかも。というのは、ある殺人犯が女性の髪をシャンプーすることに異常な執着を持っていて、最終的に彼は純粋にシャンプーをするためだけに殺人を犯した、という事件があったんですよね。
    他にも何件か思いついたのですが、男性が多いです。女性もいないわけではないですが、知っている限りでは少数派。

    >本音を語り過ぎているので、・・・・・・

    たぶん御三方以外誰も来ないと思いますので、大丈夫ですよ!ww

    >私、多分、この世の性的なものの中で耽美小説が一番好きかも。官能小説みたいなリアルな描写ではなくて。

    これは、課題になりそうです。分かりやすく皆川博子作品みたいな、ゴシック調の作品なんかも好きなんですが、ああいう世界は自分は向いてない(こういう勘は、当たるんです)。

    ただ、「耽美」って一時期すごく憧れてたんですよね。
    ゴスロリは纏えなかったけど、何か書けないかななんて思います。


  • 編集済

    「サラの鍵」興味深いです。気が強いわりに映像で残酷シーンを観る事ができない(ドキュメンタリーはok)ので、手に取る勇気が出ないのですが…。
    弟の為であれば、毅然とした表情で対等に右手を差し出したところ、印象深いですね。

    >しかしその行為が、今を生きる者らの傷をいたずらに抉る行為
    というところ、深く頷きました。誰かだけを悪者にすれば浮かび上がらない傷ってありますよね。

    そして、文学。

    >それは、必要な人には届く。必要がない人には、別のものが届く。あるいは、何も届かない

    これなんですよね。勿論、絵画や映像、演劇など二次元三次元の芸術もそうだとは思いますが、文学って読み手の資質や感性、経験にすごく左右されるのです。そこにすごく惹かれますし、陶酔感と悟りを得られるのが醍醐味だと想っています。

    一対一の関係になれるのも魅力で。西奈さんと島本理生、嘗ての私とプルースト、柊さんとモーパッサンみたいな、ね(*´-`)

    作者からの返信

    葵様

    連行されるシーンはあれど、手を下されるシーンは出てこないので、直接の刺激は少ないと思います。ただ、人の死は避けられませんが・・・・・・。

    (無理強いはもちろんするつもりはありませんが)私は、あのシーンのためだけでもこの映画を観る価値があると思います。
    ラストシーンにも、マジでやられました( ̄▽ ̄;)
    文字とは違う表現って、やっぱりあるんですね。
    ちなみに「サラの鍵」は、邦訳本が出ています、とだけ。

    >誰かだけを悪者にすれば浮かび上がらない傷ってありますよね。

    あえて言えば、時代が、ということでしょうか。
    ただ、作中で描かれる人間の色は多様で、ここで私が性悪説を取り出した意味もそこにあります。
    全てが、とは言いませんが。

    >一対一の関係になれるのも魅力で。西奈さんと島本理生、嘗ての私とプルースト、柊さんとモーパッサンみたいな、ね(*´-`)

    葵様の推しは、プルーストでしたか!
    私、フランス文学って、この前のデュラン意外だと、サガンくらいしか読んだことがなくて。ちょうど良い機会なので、今度挑戦してみます!

    ちなみにモーパッサンは、柊さんのエッセイを読んで、「脂肪の塊」と「女の一生」買っちゃいましたよ(笑)

    そして今は、島本理生がインタビューで取り上げていた、ジョン・アーヴィングの「第四の手」を読んでリハビリ中ですw

    この時点で、誰が何に惹かれるか。もう三者三様ですものね。

    そうそう。例の「官能小説」。
    私、山田詠美さんの「ベッドタイムアイズ」の有名な出だしから、まったく離れられなくなっています。大学生のとき以来、読んでないのに笑

    書けるかどうかは未知数を通り越して、謎です。
    あきらめてはいません(⌒∇⌒)

  • 少女物語が、人間や、生きる勇気と応援📣になってくれる。いい(・∀・)イイですね!

    作者からの返信

    トシキマイノリティーライター様

    鮮やかな読み直しでした!
    そうなんですよ。少女小説ってたいてい、良妻賢母の要素のどこかに落ち着くイメージがあったので食わず嫌いを押し通してたんですが。

    この本、本当に面白くて、ほぼ一気読みしました!
    ちなみにここで取り上げられた本、この本を読んでからほぼ揃えました(笑)

  • こんにちは。
    西奈さんの描く恋愛小説、読みたいなって密かにずっと思っています。

    莫大な感情を伴うほどの恋愛関係に、私が身を焦がしたような経験がない
    と文中にあり、以前、私の恋愛は台所のような日常のようなものというニュアンスのことを仰っていたような記憶がありますが、そういう恋愛が描かれた小説も読んでみたいなって思うのです。
    そういう中に、まれに瞬発的に感情を動かされたり核心を突くような描写があると引き立つというか。淡々としているのに繊細で時々炎や氷がチラつくというか。

    いつか…ぜひ。

    作者からの返信

    葵様

    お久しぶりですー!! またお話しできて、感激しております!
    そして、まさかまさかのご要望。全然予想してない方向から、球が飛んできてびっくりしました(笑)

    あれだけ島本理生作品大好きだと繰り返しながら、自分で書こうと思ったことが全然ないんですよね。恋愛小説→江國香織・山田詠美・島本理生・金原ひとみ・綿矢りさ・山本文緒、等々・・・・・・という、すごいラインナップしか浮かばなくて・・・・・・。

    豊島ミホという元作家さんの「エバーグリーン」という王道青春恋愛小説が大好きなんですが、これはちょっとした例外的な立ち位置です。

    葵さんのお言葉を借りて、「台所」の恋愛小説を私がもし書くとするならば、なんだかスローライフの物語になっていきそう・・・・・・笑

    それはそれで何か書こうと思えば書けるかもしれないですが、違うかたちで挑戦したものを少しずつ用意しているので、下書きが溜まって、何とかなりそうと思ったときは、公開するかもしれません。
    (未公開のまま終わった作品も、かなりありますので💦)

  • 西奈さん、お久しぶりです。ちょっと体調を崩しておりましたが、復調いたしました。
    私が江國香織を好んで読んでいたのは二十歳前後で、最近の彼女の作風を知らないのですが、確かに前の作風だとnanaさんのレビューが核心を突いているように思いました。
    当時、恋愛をしていた私には寄り添うように感じたのかも。所有できないというか一つになれないもどかしさに。結局、人間は一人なのだという甘美な侘しさを感性で描く作風だと思います。中年の今は再読するのがなんとなく恥ずかしく、手に取れないでいます。

    作者からの返信

    葵様

    お久しぶりです!体調、回復されたとのことで、何よりです。
    この時期、この気候、こたえますよね・・・・・・💦

    「所有できないというか~・・・・・・」。ああ、その表現のほうが私にも分かりやすいです。葵様の「青いつばめ」を思い出しますね。
    後輩の子が江國香織の大ファンなのですが、葵様のような方と話せると、彼女も楽しいだろうなと思います。ちなみに彼女は、島本理生は「湿気が強すぎる」と評してましたw

    江國作品って、読み解くというより感じるもののような気がします。
    潔癖というわけでもないのに、無粋な言葉をはじくのですよね。
    その完結された世界が見たくて、私は時々手を伸ばします。
    かくいう私も、そう若くはないのですがw

    編集済
  • テレビのボランティア系番組のような?本人の意識よりも第三者が気持ちよくなるのが目的、という図式にも重なります。おそらく女の子が元気になった方が「いいお母さん」になってくれて「健全な社会」を支えてくれそうですし。そういうのが絡み合った作品なのかなと思いました。面白そうです。

    作者からの返信

    柊様

    体調を崩しており、お返事がとても遅くなりまして申し訳ありません。

    そうですね。その図式です。この本は以前取り上げた、「挑発する少女小説」に引用されていた文献で、障害者は引き立て役を引き受け、少女は良妻賢母を目指すことに帰結する、そういう「健全な社会」の成立に文学が資する、そういう時代背景だったようです。そこに「障害を抱えたまま生きる」という発想はなく。

    物語を作る私たちにも、柊様の仰るような「第三者(※筆者)が気持ちよくなるのが目的」になってしまう危険性があるなと思いました。
    ちょっとうがちすぎでしょうか💦


  • 編集済

    闇を喰っていても生きていける
    言葉の選び方が秀逸。西奈さんのエッセイがカクヨムで何回も選ばれるの分かります。西奈さんはエッセイだと主語が自分になるから、真っ直ぐに見つめるんですよね。女性にありがちな(失礼)感傷的に自分を美化するような甘えがない。その切れ味の良い真摯さが好き。
    愛情に対する飢餓感とか埋められない喪失感とか…刺さります…たまには♡だけ押そうと思ったのに…思わずコメントしちゃいました。

    作者からの返信

    葵様

    お返事遅くなりまして、申し訳ありません💦

    そうですね。作品をだいたい自分に絡めて考えるというのは、当たってます笑💦
    というか、人ごとじゃないような作品ばっかり読んでるというか💦

    今回の作品は、今まで読んだ作品の中でも指折りで好きな作品でした。
    評判はやや悪め寄りですが。

    皆さんの♡だけで持っている連載なので、ぜひ‪是非とも!

    すみません、私生活でけっこう大きいトラブルがあり、グダグダしています💦

  • 挙げられていた本、どれも小さい頃に夢中で読んだのを覚えています。懐かしい。主人公に芯があって苦境にもめげないんですよね。両親が忙しくて厳しめの家庭に育った私は、勇気づけられたものです。

    あと、男性だと思っていたけど女性作家だったパターンはカクヨムでもありましたが、その反対ってなかなかないです。前に書いたけど、初めの半年位西奈さんのこと20代の女性だと思っていましたからね(笑)。これからも楽しみにしています♪

    作者からの返信

    葵様

    そういう『小さい頃』を過ごしておけば良かった!w
    私にとってのそれは、南条あやさんの『卒業式まで死にません』でした。
    あの頃は、あの本がないと危なかった。
    そういう本って、ある人、必ずいると思います。

    ちなみに後輩の女の子が、赤毛のアンを強烈に推してくるのですが、この本を読んでちょっと理由が分かった・・・かもしれません。

    作家さんの性別うんぬんでは、私の場合、北村薫さんがどちらなのか、明かされるまで分からなかったですw
    ダイレクトに20代女性とまで思っていただけて、光栄です(⌒∇⌒)

    まあ、もう20代はとうに超えてるんですがw
    他の連載については、もう少しお待ちくださいませ。
    ただいま、充電しております。

    急に寒くなりましたね。
    ご自愛くださいませ。

    編集済
  • 子どもをこの世に生み出すというエゴと恐怖。最近、川上未映子の『夏物語』を読んだんです。こちらは精子提供の話だったのですが、生まれた側の苦しみや、望む側・持ちたくない人の想いなど複数の視点が交錯するんです。
    でも、いわゆる普通の家庭の親だって、誰一人、「親になる資格」がある人なんていないんですよね。私も日々エゴとの闘いです(^^;;

    ただ、代理母については、自ら望んで「モノ化」する女性とは別に、させられる女性もいるのでその闇は深いですね。

    生と倫理について考えさせられ、桐野夏生の「正義」への意志を感じました。「柔らかな頬」は単行本で買って読みましたが、ほとんど覚えていないので…紹介して頂きとても参考になりました。

    作者からの返信

    葵様

    こんばんは。「夏物語」をお読みになったんですね。
    うちにもあります。まだ読めていないんですけど💦

    「複数の視点が交錯」という点では、本作も似た構成を取っています。
    それだけで、ではないですが、重なる点も多いんじゃないかと思います。
    「代理母」となってくると、双方にまた段違いの負担になるのでしょうが・・・・・・(こちらの作中では、そのように書かれていました)。

     私たちには子どもがいないので、実感というより理屈としてあのようなことを書いてしまったのかもしれませんが、それでも「親になる」ことを選択肢し、生まれてきた子どもが生きていくということは、当たり前のようでいて、とても大きなことだということに、気づかされました。
     子どもにとっては自分の意志が介在できないところで自分が生まれたというわけですから、その点は親御さんとしては「エゴ」を感じることも。あるのではないか、とは思っていました。

     桐野作品。今、私の手元にあるのが「グロテスク」のみです。本文中でも触れている通り、「リアルワールド」そして本作以外、未読です。
     葵様の仰る「正義」を探りながら、また読み進めていこうと思います。