「イヌ」になりたい

綺良々

「イヌ」になりたい

 私は「イヌ」になりたかった。犬は外を走りまわったりしてもいいし、気楽に過ごすことができる。そんな生活をしてみたかった。

 「イヌ」は愛情表現もするのが上手だと私は思う。だから人間にもそういうところがあれば、人間関係とかややこしい問題が起こらなかったり、愛情表現が苦手な人でも気楽に愛情を伝えることができるようになると思う。愛情表現でも顔を舐めたりするとこではなく、飼い主に駆け寄ってくっついたりするところは、「イヌ」ならではの行動だと感じる。

 嬉しいときは尻尾を振って、嫌だったり怒ったりすると吠えたりする。それができるのは言葉を喋ることができない動物ならではなのかと感じる。もし人間みたいに動物も言葉を喋れたら、なんて私たちに喋りかけてくれているのだろうかと考えてみるとオモシロく感じる。元気がない時は、

「元気出して!」

と言ってくれているのか、怒っている時は、

「キミは悪くないよ!」

と心配をして励ましてくれているのかと感じ、そのように考えていると不思議と笑えてきたりする。だから「イヌ」という動物は人間に取って癒しを与えてくれている存在だと改めて感じた。

 でも「イヌ」になってしまったら今までおいしく食べてきたお菓子や食べ物を食べることができなくなってしまうというのが欠点である。人間が普通に食べているチョコレートも「イヌ」が食べてしまうと、嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こしてしまって、ひどい時にはショック状態を引き起こすことがあるということを記事で見たことがある。他にも乳製品や加工食品、生野菜など食べてしまうと同じような現象が起こってしまって悪い時には命の危険もあるということがあった。なのでもし「イヌ」になるときがあったら、そのような食べ物を食べなくていいと思ったときにならないと恋しくなって食べちゃう危険性もあったりするので、覚悟を決めて「イヌ」になろう。そうしたら気持ちが吹っ切れると思うから。

 私はこのように話をしてきたが、結局「イヌ」になりたいと思ってしまう。「イヌ」という存在になったらどのような世界が広がっていくのか考えているとワクワクした。食べれないものが増えてしまうかもでも、そこは我慢をしていきたいと思う。

 私は「イヌ」になりたいのだ!

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「イヌ」になりたい 綺良々 @mo-215

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