第39話 レダとラミア

 朝起きると裸のリナが同じ布団で寝ていた。

 寝るときは1人で寝たはずだが、いつの間に忍び込んだのだろうか。


 乳房の先端をペロペロと舐めるとプルプルと震えだした。

 全身を舐めていくが、起きようとしない。

 足を広げて舌から体内に魔力を流す。



「きゃあああああ」



 急に体を痙攣させ始めたので、肩をベッドに押し付けて、リナの中に入りながら魔力を注入していく。



「サ…サトウ様……あっ……勝手に……あっベッドに入ってすみませんでした……あっ……」

 

 

    ▽



 リナの頭を撫でて、ベッドを降りるとリナも服を着て俺の腕にしがみついてきた。


 リナは薄い白い生地のメイド服をまとっているか、色々が透けて見えてしまっている。



「サトウ様はこういうのがいいんでしょ……」



 リナの尻を直にさわりながら食事を食べる。

 宿の部屋担当のおねえさんがリナをチラチラと見ながら食事の世話をしてくれた。


  

    ▽



 俺は1人でレイエスの街を歩いた。

 敵の拠点の1つは突き止めた。

 あの男はゴブリンを使って女をさらい、何処かに運ぶだろう。


 ゴブリンの館はイヴァとアリーチェに見張らせているので、そのうち運び先を突き止めることができるはずだ。


 しばらく歩いていると違和感を感じる魔力を感じた。

 俺がその方向を目で追うと、一人の女が俺の方を見ていた。


 その女は銀の髪で目も少し青みがかった白、肌も真っ白だった。

 俺と目が合うと目線を残しながら俺と逆の方に歩いていった。


 俺もその距離を保ちながらその女の後をつける。

 女は街の中心部から外れていき、まだ宅地開発が進んでいない林の中へと入っていった。

 

 周りを見回しても人の気配はない。

 女は振り返り、俺の方を見ながら近づいてきた。


 俺の前で立ち止まると俺に抱きついてきて、唇を奪われた。

 口の中に女の舌が絡みついてくる。

 何か変な魔力が流されているな。


 女は自分の服を脱ぐと、下着を俺に見せて再び舌を絡ませてきた。


 俺も口の中に入ってくる舌から高濃度の魔力を流した。



「きゃぁ!」



 女は舌を出したまま涎を垂らした。すると、女の変化が解けていき、その姿を現した。



 女の下半身がヘビになってる。

 ラミアだな。


 ラミアは俺の体を下半身で締めつけてきたが、魔力を流すと脱力してピクピクと体を震わせた。


 ラミアの着けていた下着を剥ぐと、綺麗な乳房が姿を現した。



「だ……だめ……あの方以外には……」



 バタバタと抵抗し始めたので手を地面に押し付けてその乳房を口に含んだ。

 乳房から魔力を流すとビュッと液体が噴き出した。


 白い母乳のような液体は甘いがピリピリと舌先を痺れる。



「あ……だめ……飲まないで……」



 魔力を流すと蛇口のように吹き出してきた。



「ご主人様、ラミアのここが生殖器ですよ。」



 いつの間にかレダが白い鱗に覆われたラミアの下半身の一部分を指差している。


 鱗に覆われたその箇所に魔力を流すとプシュッと何か液体が噴き出した。

 穴が広がり、ピクピクと震えているのでその穴から魔力を流しながら中に入って行く。


 ラミアの中は鱗のザラザラ感とは打って変わり中はねっとりとしていて、俺を締め付けてきた。

 ラミアは俺の体に下半身を巻きつけて来たが、構わずラミアの中を摩擦させる。


 ラミアは何度も液体を噴き出しながらのたうちまわった。



「あっ……いやだ……あっ……あの方以外のを……受け入れるなんて……」



 俺の体液と同時に高密度の魔力をラミアの中に注ぎ込むと、白目を剥いて泡を吹いて気絶した。



「ラミアまで犯すなんてご主人様は女なら何でも良いんですね。いえ、雌なら何でもいいんですね。」



 レダはそう言って泡吹くラミアから溢れる俺の体液をジュルジュルと舐めだした。

 しばらくレダがラミアの口の中や上半身を舐め取っているのを眺める。



「ご主人様の体液をこんな奴に……」



 レダは女の体が好きかと思っていたが俺の体液を他の女から回収しているみたいだ。



「んっ……あれ……私……」


「起きたか。」


「あなた……頭が痛い……」


「お前は何をやっていた。」


「私は何を……思い出せない……」


「このいやしいラミアはテイムされていたのかもしれませんわ。」



 そうか。今回の元凶はテイマーか。

 それならゴブリンが統率されていたのも合点がいく。



「人間に変われるか?」


「はい……」


 ラミアの下半身が人間の二本足に変わった。



「変化の指輪だな。」


「あの……私は連れて行って貰えるのでしょうか。」


「森に帰ればいいじゃないか。」


「あの……もっとあなたと交尾して子を作りたいのですが……」



 レダが俺の体を舐め取りながらキッとラミアを睨みつける。



「好きにしろ。」


「あ、ありがとうございます。」


 ラミアはテンプテーションの魔法が使えるらしいのでどこかで役に立つだろう。



(ご主人様、ルチアが何処かに移送されるようです。)



 アリーチェから通信が入ったのでレダとラミアを置いてアリーチェの所に転移する。

 透明化しているはずなのにアリーチェに抱きつかれた。


 ルチアは昨日からまた牢屋に戻したので、何匹かのゴブリンの体液を体に入れられたらしく、また酷い有様になっていた。


 昨日の小太りの男に牢の中の女たちが縄で手をつながれて連れて行かれるところだった。

 どの女もゴブリンの相手をしたらしく、太腿に白い液体を伝わせながら歩いている。


 ルチア達は馬車に乗せられて街を出た。

 俺は馬車を走って追いかけることにする。

 今の高いステータスなら息切れもさせずに楽に馬車を追いかけられる。


 馬車は森の中を進むと、ある場所で止まった。



「降りろ。」


 男に言われ、ルチアたちは裸で森の中を歩く。


 しばらく進むとオーガやサイクロプスが立ち並ぶ不気味な所に辿り着いた。

 オーガたちがが等間隔で並び、その後ろには丸太が地面に打ち込まれて柵のようになっている。


 ルチアたちは木の柵が途切れた入口から中に入って行く。

 柵の中は胸の大きい雌のゴブリンやラミア、オーガなど様々な雌の魔物が暮らしていた。

 基本巨乳好きと。


 中にはお腹を大きくさせた魔物もいる。

 ルチアたちがその中を通って歩いていくとログハウスのように丸太で作られた大きな建物に入っていった。

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