第7話気づかぬ間に、、

ヨハネスがアイラの部屋の前へと来ると扉を叩いた。


コンコンッ!



「アイラ?ヨハネスだがお邪魔させてもらってもいいかな?」



ヨハネスは扉を叩くと中にいるアイラへ向かって声をかけた。



しかし…部屋の中から応答はなかった。



「アイラ?まだ寝ているの?ニーナを迎えに来たんだけど」



ヨハネスはもう一度部屋の中のアイラへと声をかけた。



しかし、中からの応答はないままだった。



(まだ寝ているのだろうか?)



ヨハネスはシーンとして中から応答がないのでそんな事を思っていた。



「アイラ?部屋に入ってもいいかな?」



ヨハネスはそれでももう一度部屋の中へと声をかけた。



しかし、中からの応答はなかった。



「では申し訳ないが入らせてもらうよ」



ヨハネスはそう言うとそっと部屋の扉を開けて中へと入った。



部屋へ入ったヨハネスはベッドに横たわって眠っていたアイラとニーナの姿が目に入った。



「アイラ?」



ヨハネスはベッドで寝ているアイラへと声をかけた。



しかし、アイラもニーナもぐっすり寝ている様で起きる様子がなかった。


ヨハネスはニーナだけベッドから抱えて連れ帰ろうと思いそっと歩き近づいた。



そして、ベッドへ来たヨハネスは寝ている二人を見た。



(ははは。二人共気持ちよさそうに寝てるな。人見知りのニーナが自宅以外で眠ってしまう事などなかったこんなに普通に寝ているなんてよほどアイラは安心出来る存在なんだろうな)



ヨハネスはあまりにもよく寝ている二人の姿を見て思わず笑みを浮かべながらそんな事を考えていた。



そして、そっとベッドへと座った。



(しかし不思議だな。ニーナはアイラと会うのは二回目だというのにこんにもアイラに懐いているなんて。兄である私も驚かされるな。アイラも妹が欲しいと言っていたがこうして見ると二人は本当の姉妹の様だな。アイラもニーナを可愛いと思っているのが分かるしな)



ヨハネスは自然とアイラの寝顔を見ながらそんな事を考えていた。



(アイラは人を惹きつける何かを持っているのかの様だな)



ヨハネスはアイラの寝顔を見つめたままそんな事を思っていた。



そして、ヨハネスはニーナをベッドからそっと抱き上げて連れて帰ろうと思い片手をベッドにぐっと置きゆっくりニーナを抱き上げようとした。



その時だった…



アイラが急にベッドに置いたヨハネスの片手をガシっと掴んだのだった。



「え?ア、アイラ?」



急な状況に驚いたヨハネスが思わず言った。



「ダメよ。そのパンケーキは私の分よ」



アイラがヨハネスの片手を掴んだままムニャムニャと口を動かしながら眠ったまま言った。



「パンケーキ?」



アイラが言った言葉にヨハネスは思わず目を点にして言った。



「プッ」



そしてヨハネスは少し間を空けた後に吹き出した。



(ははは。パンケーキって!しかも寝言じゃないか。一体どんな夢を見ていることやら。誰にパンケーキを食べられそうになっていることやら)



吹き出した後にヨハネスは大声で笑ってしまいそうなのを堪えそんな事を思っていた。



(アイラ君は本当に面白い子だね。君みたいな女性に会うのは初めてだよ。どうしてこれまで侯爵邸に訪れた事があるというのにアイラと会わなかったのだろうか。あの日初めてアイラに会ってからアイラの事ばかり考えてしまってるな。今日だってアイラが妹が欲しいと言っていたからニーナを連れていけば喜んでくれるかもと思ったんだ。学園では何故か会っても挨拶をする程度で挨拶をしたらすぐにアイラは去っていくからな。まぁ私が図書室で言った事を気にして気を使ってくれているんだろうがな。私はもっとアイラと話がしたしい…アイラの事を知りたいと思っているというのに)



ヨハネスは笑みを溢したままアイラを見つめそんな事を考えた。


しかし、ヨハネスは考えている途中で急にとてつもなく驚いた表情を浮かべて固まった。



(ちょっと待て。アイラの事ばかり考えてしまいアイラと話がしたいしアイラの事が知りたいと思う。それに今日はニーナを連れて行くのを理由にして本当は私がアイラと会いたいと思っていた。まさかこの気持ちは)


ヨハネスは思わず口元を手で押えて目を大きく見開いて驚いた表情を浮かべ考えた。



(まさに先程カイルが言っていた話ではないのか。まさかこの気持ちは恋なのか?私はアイラに恋をしているのか?)



ヨハネスは口元を手で押さえたまま先程のカイルとの会話を思い出して考えていた。



すると…




「へへへへ、へへ、へへへ」



アイラがまた夢を見ているのか口をモゴモゴしながら笑っていたのだった。



「プッ」



ヨハネスはアイラの言葉と表情にまた思わず吹き出した。



(ははは。まったく何の夢を見ているのら)



ヨハネスはアイラの顔を見ながらそんな事を思っていた。



そして、ヨハネスはそんなアイラの頬にそっと触れた。


ヨハネスが触れるとアイラはニコ〜と眠ったまま笑みを溢した。



そんなアイラを見てヨハネスは胸がきゅ〜と熱くなるものを感じた。



「ははは」



胸が熱くなるのを感じたヨハネスは思わず笑った。



(やはり認めるしかない様だな。眠っているアイラの表情ですら可愛く愛おしく感じてしまう。それにこの胸が熱くなる感じ。私はアイラに恋をしてしまったのだな)



ヨハネスは少し困った様な表情で笑みを浮かべて自分に言い聞かせる様に思っていたのだった。



(つい先程まで自分にはカイルの様な気持ちになる日が来るのかと話をしていたというのにこんなに早くその日がやってくるとはな。自分でも驚くばかりだ。だが、この胸が熱くなる様な気持ち悪くないな)



ヨハネスは口角をニヤっと上げながらそんな事を考えていた。



(カイル。お前の気持ちが今しがた分かったよ)



ヨハネスはカイルの部屋の方を向きながら心の中でカイルへと言ったのだった。



「え?ヨハネス様?」



ヨハネスが心の中でカイルへそう言っていた時アイラが目を覚ました様で薄めを開けながらヨハネスへと言った。



「おやアイラ。おはよう。お目覚めかな?」



そんなアイラにヨハネスはにこりと笑みを浮かべながら言った。



「え?!」



アイラはヨハネスに言われると少し考えているのか間が空いた後にギン!と目を開けて言うとガバっと起き上がった。



「え?え、え、わ、私もしかして眠ってしまってましたか?」



アイラは焦ったのか慌ててヨハネスへと尋ねた。



「う〜ん、その様だね。きっとニーナにつられて眠ってしまったんだろうね」



ヨハネスはアイラへ優しく言った。



「ニーナ。あ、そうだった。そうです。ニーナを寝かしてあげようと思って一緒に横になったら私まで寝てしまった様です」



アイラはすぐ横で寝ていたニーナを見ながら状況を思い出して苦笑いを浮かべながら言った。



「疲れていたんだよ。それよりニーナを寝かせてあげてくれてありがとう。きっと気が張っていたのではないかと思うよ。それと部屋にアイラの許可なく勝手に入ってしまってごめんね?一応、入る前に何度か部屋の外から声をかけたんだけど応答がなくてね。ニーナだけそっと連れて帰ろうと思っていたところでアイラが目を覚ましたんだよ」



ヨハネスが優しくアイラにお礼を言うと部屋に勝手に入ったことを謝罪した上で状況説明をした。



「そうだったのですね。部屋へと入られたのは構いません。私が寝ていて応答しなかったのですしニーナを心配しての事でしょうから」



アイラはやってしまったという表情浮かべてヨハネスへと言った。



そして、アイラはヨハネスにそう言うとふと自分の手を見ると自分がヨハネスの腕を掴んでいる事に気づいた。



「あわ、あわわわわ。も、申し訳ありません!!」 



アイラは更にとんでもない事をしてしまったと相当な慌て具合でヨハネスに謝るとヨハネスの腕から自分の手を離した。



(私何てことしてたの。眠ってしまっていただけじゃなくヨハネス様の腕を掴んでしまっていたなんて)



アイラはげんなりとしながら思っていた。




「そんな慌てなくても大丈夫だよ?アイラは寝ていて無意識だった訳だし」



慌てている様なしょんぼりしている様なアイラへヨハネスは笑みを浮かべながら言った。



「ですが」



そんなヨハネスにアイラはしょんぼりとしたまま呟いた。



「ん?あれ?お兄様?」



その時寝ていたニーナが目を覚まし寝ぼけ気味に言った。



「おやニーナお目覚めかい?」



ヨハネスはそんなニーナに笑顔で言った。



「えぇ。わたし眠ってしまったのね。ア、アイラおねえさまは?」



ニーナは頷きながら応えると寝ぼけた表情から自分が寝てしまっていた事にハッとした表情に変わり言った。



「私はここよ」



そんなニーナに直ぐ側にいたアイラが笑顔で言った。



「アイラおねえさま!寝てしまってごめんなさい。もっとおねえさまとお話したかったのに」



「いいのよ。実は私もニーナと横になったら一緒に寝てしまっていて先程目覚めたばかりなのよ」



「え?!おねえさまも寝ていたの?」



「ふふ、そうなのよ。ニーナの寝顔を可愛いな〜と思って見ていたら私も眠たくなってしまっての」



ニーナは直ぐ側にアイラがいた事にホッとしたがすぐにしょんぼりした表情でアイラへと謝った。


そんなニーナへアイラは自分も寝てしまっていた事を伝えるとニーナは驚いた表情で言った。


そんな表情のニーナへアイラはクスクスと笑いながら言った。



「今日はもうお話出来そうにないけれどまたいつでも遊びに来てちょうだい。また都合の大丈夫な日を手紙に書いて送るわね。あっ、でも我が家に来る事をご両親やヨハネス様が許可してくれたらだけど」



アイラはニーナへ笑顔で言った。



「本当に?!ねぇ!お兄様これからもアイラおねえさまの所へ行ってもいい?ねぇ?いいでしょ?お父様達はきっと許可してくれるわよ?」




ニーナはアイラの言葉に目を輝かせて喜び言うとヨハネスの方を見て言った。



「私はアイラがいいと言うなら私は許可するよ」



ヨハネスはクスりと微笑みニーナへ言った。



「本当に?!やったーー!!アイラおねえさま!お兄様から許可が出たわ」



ニーナはとても嬉しそうに喜ぶと満面の笑みでアイラへ言った。



「えぇ。良かったわね。ヨハネス様ありがとうございます。私もニーナと会えるのが楽しみなので嬉しいです」



アイラも嬉しそうな笑みを浮かべながらニーナへ言うとヨハネスへもお礼を言った。



「いやこちらこそだよ。ニーナがこんなに嬉しそうにしていると私も嬉しくなるからね。これからもニーナと仲良くしてやってくれると嬉しいよ」



ヨハネスは笑みを浮かべながらアイラへと言った。



「はい。もちろんです」



アイラは笑みを浮かべて応えた。



「ニーナ、改めてこれからも私と仲良くしてね?よろしくね!」



アイラがニーナの方を見て笑顔で言った。



「うん!もちろんだよ!よろしくね!アイラおねえさま」



ニーナは満面の笑みでアイラへと言うとアイラへ抱きつきギュ〜っと抱きしめた。



アイラはそんなニーナに一瞬驚いたがすぐに笑顔を浮かべてギュ〜っとニーナを抱きしめ返したのだった。



(あぁ〜なんて可愛いのかしら。本当に愛おしいわ)



アイラはニーナを抱きしめながらそんな事を思っていた。



そんな二人の姿を見ていたヨハネスは少し何かを考えている様だった。



そして…



「アイラ」



ヨハネスがアイラの名を呼んだ。



アイラは名前を呼ばれてヨハネスを見た。


しかしヨハネスを見たアイラは??という表情をしていた。



ヨハネスは両手を開き自分も抱きしめてというポーズをとっていたのだった。



「えっと」



そんなヨハネスを見てアイラは少し混乱しながら言った。



「私もニーナみたく抱きしめてくれ」



ヨハネスはにこりと笑みを浮かべてアイラへと言った。



「え?はい?」


アイラは目を点にしながら言った。



「ほら早く」



ヨハネスはそんなアイラを見て笑みを浮かべて言った。



「えぇーーーー!!な、何故ヨハネス様を?!」



アイラは驚きと動揺で混乱気味に言った。



「ははは。冗談だよ」



ヨハネスはそんな混乱気味のアイラを見てクスクス笑いながら言った。



「じょ、冗談って。冗談にしては度が過ぎてます!とても驚いて一瞬混乱してしまったじゃないですか!」



アイラはヨハネスが冗談だと言うと頬をプクッと膨らませながら言った。



「すまない。すまない。ついアイラの表情がコロコロ変わるのが可愛くてな」



ヨハネスはクスっと笑いながら言った。



「かわ。またそういう冗談を言って面白がっていますね!もう!ヨハネス様など知りません」



アイラはツンとした表情を浮かべながらヨハネスへと言った。



(いくらなんでもからかい過ぎだわ)



アイラはヨハネスに言いながらそんな事を思っていた。



「ははは。悪かったよ。ね?謝るからさ」



ヨハネスはクスりと笑みを浮かべながらもアイラへと謝まった。



「もう次にその様な冗談を言って面白がったら本当に知りませんからね!」



アイラはチラリとヨハネスを見ると頬を膨らませながら言った。



「あぁ。分かったよ」



ヨハネスは頷きながら応えた。



(ははは。本気ならいいのだろうか。って、抱きしめて欲しいと思ったのも可愛いと思ったのも本当の事なのだがな。だがアイラへ恋をしたと気づいた今これからは全力でいかせて貰うよ?)



ヨハネスはアイラへ応えながらもそんな事を考えていたのだった。



アイラはヨハネスがそんな事を考えているなど知る由もなかった。



「あっ、そういえばローズさんを知りませんか?眠ってしまう前まで一緒に居たのですが」



アイラはハッとローズの事を思い出しヨハネスへと尋ねた。



「あぁ。彼女ならカイルの部屋へ居るよ。彼女がカイルの部屋へと来て君たちが眠ってしまった事を教えにきてくれたからね」



ヨハネスがアイラへと説明した。



「え?そうなのですか?それはローズさんに悪い事をしてしまいましたね。せっかく色々とお話したかったというのに」



アイラはヨハネスからの説明を聞くと申し訳なさと残念そうな表情を浮かべて言った。



「ちょうど良かったのではないかな。カイルと二人の時間を過ごせてる訳だから」



ヨハネスが笑顔で言った。



「それはそうですが。って、ヨハネス様はお兄様とローズさんが二人きりで過ごす事を何とも思わないのですか?ヨハネス様もローズさんとお話してみたかったのではないのですか?!」



ヨハネスの話を聞いたアイラは頷き応えたが急にハッと思い出した様に少し焦りつつ真剣な表情で言った。



(ヨハネス様とローズさんの出会い方はプリラブMとは違えど出会った事に変わりはないのだから攻略が始まっているはず。という事はヨハネス様はローズさんの事が既に気になっているはずだもんね)



アイラはヨハネスへ言いながらそんな事を考えていた。



「??私が彼女と?いや特に話したい事などないが?アイラはカイルの彼女への気持ちを知っているんだよね?それからカイルと彼女が二人で過ごしている事はいい事ではないの?」



ヨハネスはアイラの言っている意味が分からず首を傾げながら言った。



「お兄様の気持ちは知っていますがヨハネス様もてっきりローズさんとお話してみたいのではないかと思っていました。お兄様の想い人な上に綺麗な方ですし」


アイラはヨハネスの反応に少し戸惑いながらも言った。



「カイルの想い人だろうけど彼女がどんな人かはカイルが想うほどだ。それだけである程度は分かるし彼女を綺麗だも思うかどうは個人の問題ではないかとも思うが」



ヨハネスは淡々と言った。



「そ、そうなのですね」



アイラは淡々と応えるヨハネスに余計に戸惑いつつ言った。



(どうなってるの?プリラブMだと大体攻略者たちは出会ってすぐにヒロインに惹かれていく設定だったはずなんだけどな。今のヨハネス様を見る限りでは本当にローズさんの事を何とも思ってないどころかお兄様とローズさんの関係をいい事だと思ってそうよね。ん〜これからヨハネス様がローズさんに惹かれていくのかしら)



アイラはヨハネスに応えつつ頭を悩みせながらそんな事を考えていた。



「そろそろ失礼させて貰うよ」



ヨハネスが言った。



「はい。分かりました」



アイラはハッとなり応えた。



「じゃぁアイラおねえさま、またいつ遊びに来ても大丈夫か手紙を送ってね。返事を書くから」



「えぇ。分かったわ」



ニーナが笑顔でアイラへ言うとアイラも笑顔で応えた。



「今日作ってもらったこの付け襟も宝物箱に入れて大切にするね」



「えぇ。とてもニーナに似合っているから沢山使ってね」



「うん!」



ニーナは自分の着けている付け襟を指差しながら言うとアイラは微笑みながら言った。


そんなアイラへニーナは笑顔で応えたのだった。



「え?またアイラに作ってもらったの?」



「うん!とても可愛いでしょ?」



「あぁ。とてもよく似合っているよ」



アイラとニーナの話を聞いていたヨハネスが言った。


そんなヨハネスにニーナは笑顔で言うとヨハネスは優しい笑みを浮かべて言ったのだった。



「アイラ、またニーナへ作ってくれたんだね。ありがとう」



「いえ、私も作るのも楽しいですしニーナが喜び着けてくれるのが何よりも嬉しいので」



「そうか」



「はい」



ヨハネスはアイラへお礼を言うとアイラは笑顔で応えた。


そんなアイラへヨハネスは優しい笑みを浮かべ言ったのだった。



(アイラは本当に自分ではなく相手が喜んでくれる事を心から嬉しいと思っているが伝わるな。私利私欲の事ばかり考える令嬢が多いというのに本当に優しい子なんだな)



ヨハネスはそんな事を思いながらアイラを愛おしく思っていたのだった。


そして…


ヨハネスとニーナはその後ガルバドール侯爵家を後にした。


ヨハネス達が帰って一時間程経ったところでローズが帰っていったのだった。



その後、カイルと話をしたアイラは更に混乱した。




カイルからはローズととても楽しい時間を過ごし花束も喜んで受け取ってくれ花言葉を理解するとローズは頬を赤らめながら笑顔を浮かべたそうだ。



アイラはこの日の出来事とカイルの話でプリラブMの展開の進み具合が前世でやっていたゲーム展開との違いに頭を悩ませていたがこの先また前世でやっていたゲーム展開になってくるだろうと考えたのだった。



まさか…


アイラの気づかない間に前世でしていたプリラブMの展開がまったく違う方向に展開しているなどアイラは知る由もなかったのだった…

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