第2話 何かいつもより距離が近い!
次の日、いつもより少し起きて朝ごはんの準備とお弁当の準備をする。それなりに準備が終わったので
「
「!!?!
「ちょっと早めに目が覚めたんよなぁ。てか、何でそんな驚いてるん?俺が早く起きたのそんなにびっくり?」
「うん、いつも俺が起こさないと起きないのに、、、、まさか、熱?!」
「OK、何処殴って欲しい?俺が早く起きただけでそう言うんのはマジで怒るで?」
「冗談、冗談」
「結が言うと冗談っぽくないんやけどな」
「ハハッ 気のせい、気のせい。さっ、朝ご飯出来てるし食べよ」
そう言ってご飯がよそってあるお椀を持って蘭と一緒にリビング向かって、朝ご飯を食べる。
「、、、、!この卵焼き、もしかして出汁巻き?、美味しいなぁ笑!」
「、、、、うん、時間があったから作ってみた。上手く作れたから良かった笑 (ドキッ ////// うぅ、あの可愛い顔はマジでヤバいじゃん!少しは自分の顔の凶器さを本当に気付いてない!)」
蘭のカッコ良さで死にそうになりながらも、ご飯を食べ進める。持っていた箸を折そうになるぐらいトキメキそうになったりする。すると、思い出したかの様に俺を見て話す蘭。
「ぁ、そういや。今日4時間目に体育あるんやけど、確か」
「俺も4時間目に体育館で授業あるよ?バスケやるんだぁ」
「へぇ、俺はサッカーやで」
「蘭はサッカー好きだから嬉しいでしょ?」
「まぁな、部活は入らんかったんは現役サッカー部を叩きのめす為や笑」
「その顔は完全に悪者顔だよ笑 (好きな事やってる時は本当に楽しそうだな笑、それは良かった)」
暫くしてご飯を食べ終わり、俺らは学校に行く。学校行ったらギリギリだったからすぐに授業を受けて気付いたら、4時間目になっていた。3時間目の授業が終わった後すぐに体操服に着替えた。
着替えていると3つの視線が俺に刺さる。
「何?
「いや、その体操服、
「ぇ?」
「何か、結がいつも使ってる体操服より少し大きくない?」
「だよね〜、俺もそう思った。線の色がねぇ?」
3人にそう言われて、俺は改めて体操服を脱いで良く見ると、体操服の線の色が俺達の2年生のは黄色だがこの体操服の線の色は赤色だった。赤色は、、、、3年生の色だ。
「、、、、これ蘭のだ」
「やっぱり蘭君のですか。どうします?交換しに行きますか?」
「ううん、多分蘭は気付かずに着替えてると思うし、、、、とりあえずこれ着たままにするわ」
そう言っては再度体操服を着て、上着を着てズボンを履いて、髪をゴムで1つ結びにしてから3人と一緒に体育館へと向かう。
準備体操をして10分ミニ試合をした後少しの休憩を挟んだ。
「疲れたぁ〜、、、、スンッ ? スンスンッ (この匂いって)」
俺の周りからする匂いが気になって匂いの正体を探していたら、体操服から匂いがした。俺は上着の袖から匂いを嗅ぐ。
「スンスンッ (やっぱりこの匂い、蘭がいつも付けてる香水の匂いだ。俺の汗と混ざってちょっと良い感じになってるけど)」
「、、、、こうやってみると、その体操服、結人にはデカいな」
「言われてみれば、身長差1cmなのに、蘭君先輩の方が大きいの着てる」
「萌え袖してる結も可愛いけどね笑」
「ムッ 笑わないでよ。しょうがないじゃん、蘭のはちょっとサイズが大きくしてあるんだもん」
「なぁに、話してるん?」
3人に揶揄われて、ちょっと拗ねていたら、背後から声が聞こえそちらを振り向くと、瞬時に抱きつかれて相手がすぐに分かった。
「蘭!何で!」
「俺も今休憩中、それでちょっと見に来た。やっぱり、俺と結の入れ替わってたんか。俺が間違えたんかな?」
「いや、多分ママが寝ぼけて間違えて置いたと思う」
「それで何だけどさ、蘭、これ何?」
俺はそう言って人差し指を俺を抱きしめている両腕に指す。
「これって?」
「離してくれないかな?」
「嫌やって言ったら?」
「はっ倒す」
「俺に勝てるとでも?」
「勝ってみせるけど?」
「ふぅん、俺に一度も勝てた事ないくせに〜、、、、これはお仕置き〜(いきなりだけど、これも気を引かせる方法の1つだ。許して結。本当はしたくないけど、したい気持ちもあるから一応、嫌わないでね!)」
何て言いながら、俺の首筋に口を当てて、ガブリと噛み付く蘭に俺は一瞬の痛みと強烈な驚きを感じたと同時に蘭の体温が熱いと感じた。
「いっ、、、、!蘭、何して?!」
「やから、お仕置きやって、」
「、、、、意地悪」
「それでも俺が好きなくせに〜、」
「バシッ 蘭夜、休憩終わり、授業再開するよ」
「
「うん、また」
そう言って走り去っていく蘭と蘭の友人の真斗先輩。そして2人が居なくなった瞬間に3人から、言い詰められる。
「蘭君先輩、いつもより結に甘々だったね〜、それに距離が近かったし」
「何!?もしかして付き合ったとか!?いや、それはないか」
「蘭君と関係発展するのは良いけどこっちの心の準備があるんですが!?結人はもうちょっと考えて!」
「3人とも落ち着いて」
上から
「とりあえず、詳しい事は授業が終わった昼休みに全て話すから、それまでは聞いてこないで!」
そう言って授業に戻った。それから約20分後に授業が終わり、昼休みになり着替え終わった瞬間に賢治に捕まり、席につかされ、逃げれない様に監視する晴樹と購買のパンを急いで買ってきた菜月。
そして早速尋問が開始されて、俺は事細かく昨日あった事を話した。説明している間3人は黙ったまましっかりと聞いてくれていた。
「、、、、って事で俺と蘭は双子じゃなくて従兄弟同士って事なんだよね〜」
「「「、、、、言霊って実在するのか」」」
「何でその言葉が揃うのかが1番分かんないんだけど」
なんて言うと急に3人が顔を見合わせて、俺に聞こえない音量で喋り始めた。
「、、、、《蘭君先輩、双子じゃなくなったから意を決して猛アプローチ開始したとか?》」
「《うわっ、それありそう。でもそんなんじゃ、結は気付かないのに》」
「《晴樹も賢治も分かってないねぇ〜、あの鈍感ちゃんな結人を自分が居ないとダメな体にしたり、甘やかしたりするのが好きなんだよ。蘭君は》」
「「《それだ!》」」
「3人とも、何話してんの??」
「気にしない、気にしない」
「、、、、結、多分だけど蘭君先輩もっと結との距離が近くなるよ」
「?何言ってんの?家族なんだから、距離が近いのは当たり前じゃん?(まぁ、俺は蘭と距離が近いのは結構嬉しいけど、でも蘭は俺の事弟としてしか見てないし!)」
「ダメだ、この鈍感事の次第の重さを理解してない」
「賢治、諦めな、蘭君はそれも分かってるんだよ。多分、蘭君は家族としての距離が近いって勘違いさせようとして、無駄に結人にドキドキさせるのが目的」
「そうそう、蘭君先輩の最終目的は、自分が居ないとダメな身体にしようとしてるし、無自覚で距離が近いって結に勘違いさせながら、恋愛的にもアプローチするのが目的だから」
「何、意味分かんない事、言ってんの?」
そう俺が疑問そうな顔をしたら、3人は「ダメだこの鈍感天然」みたいな顔をして一斉に俺の顔を見る。
「、、、、蘭とこれ以上関係が進展する訳ないでしょ」
・・・・・・・・・・・・・
何て言っていた時期が俺にもありました。まさか、こんな事されるとは思いませんでした。
現在俺、蘭に押し倒されております。
「蘭?あの、えっ?」
「結、、、、んな無防備で俺に近寄るとか、ほんまアホやなぁ」
「えぇ〜」
何でこんな事になったかと言うと、事の発端は学校から家に帰った時、パパは既に転勤先で暮らす準備をしててママも引っ越し作業と仕事の関係で今日は家に帰れないって言っていた。先に帰っていた、蘭に夜ご飯何が良いかと聞こうと、蘭の部屋に入ったら勉強机に向かって勉強をしてる蘭が居て、、、、
コンコンッ ガチャ
「蘭〜、夜ご飯何が良い?」
「ん?ん〜、そうやなぁ、牛タン 「それ以外で」、、、、なら、煮込みハンバーグ、で」
「、、、、分かった。蘭熱とかないよね?」
「何言っとるん?ある訳ないやろ?」
そう言いながら俺の方を見ずに話し続ける蘭夜。体調崩してる時は毎回、煮込みハンバーグ、リクエストしてくるんだよなぁ。
「じゃあ、何でこっち見ないの?」
「そりゃあ、勉強に集中したいからやろ?そんな事より、早くご飯作ってくれへん?お腹空いとるし」
そう言う蘭の耳は少し離れた所からでも分かるぐらい赤かった。
「、、、、そう言うなら、分かった、、、、とでも言うかぁ!!」
そう叫んで俺は蘭に近づいて、蘭の顔を掴むと頬は一瞬で暖かく感じた。蘭の顔は真っ赤で気まずそうな顔をしていた。やっぱり、4時間目の時に会った時に暑そうな顔してたし、噛み癖は甘えたい時にやるから。
「いつから?確実に4時間目からは熱あったでしょ??」
「、、、、朝から?」
「はては、付けんな!やっぱりじゃん!熱あったじゃんか!もう、体温計使った?」
「まだ、」
「はぁぁ、今持ってくるから、待ってて」
俺はそう言って蘭の部屋から出てリビングに向かおうとした瞬間、左手首を掴まれたかと思ったら引っ張られてベットに倒れ込まされた。蘭は俺に被さったかと思えば、俺の頬を包んでキスをした。
「ら、蘭?な、ングッ 」
チュッ チュッ-‼︎
「プハッ ///// 蘭、いきな 「好きやで、大好きや」 、、、、へ?」
「愛してんで、」
「愛してる?」
愛してる!?!??いきなり何言ってんだぁ、この男!!熱で言ってんのか!?いや、熱で言ってるなら本音か!?!?本当にマジで無駄にドキドキするのは心臓に悪いし、この顔が真近くに居ると、こっちの方が顔が赤くなるんだけど!!?
なんて混乱しながらも俺は俺の頬を包んでいる蘭の手を離しながら、質問をした。
「家族として??」
「んな訳ないやろ、、、、恋愛的に好きなんよ!ほんまに愛してんで、、、、」
チュッ ((喉元にキスをする))
「ピッ /////// ら、蘭、やめっ」
「結は俺の事嫌い?」
そう綺麗な顔で言う蘭夜の顔にドキドキしながらも、その顔で素直に答えてしまった。
「へ?、、、、す、好きだよ。ずっと恋愛的に好きだよ。大好き!」
「、、、、、、、、」
「蘭?どうしっ」
最後まで言おうとした瞬間、蘭が目を瞑って倒れ込んだ。
ドサッ
「ウッ 重っ、って、、、、寝てる」
「ハァ ハァ ハァ ハァ」
「あっつ!!絶対熱上がったじゃん!」
俺は急いで被さっている蘭をどかして、蘭をパジャマに着替えさせた後、ベットに寝かせてから、部屋を出てリビングに向かって体温計を取って部屋に戻り、蘭の熱を測ったら、、、、
「、、、、39.2℃、、こんなのずっと辛かったでしょ、、、、はぁぁ、蘭食べれる奴作ってくるから、ちゃんと身体温かしてね」
俺はそう言って再び部屋から出た瞬間、俺は扉の前に座り込んでしまった。
「《うわぁぁぁぁ//////////////》(さっき蘭、恋愛的に好きだよ、って言ってたよね!?ぇ、て事は?!、、、、イヤイヤイヤ、あんなの揶揄ったりしてるだけ、だよね!?、そうだよね!!?)」
「(てか、俺蘭に好きって言っちゃった!!聞いてはないと思うけど言っちゃったよ!!うぅ、でも、本当に俺蘭夜の事が好きなんだなぁ笑、、、、、、、、蘭夜に愛してんで、って言われちゃった笑)」
何て思いながらも、1階に降りてキッチンで卵入りのうどんを作る。
「蘭夜の事が大好き、、、、愛してる。これいつかちゃんと言えたらなぁ笑」
「もし本当にあの言葉が本当で両思いだったら、面と向かって言いたいな」
何て呟きながらうどんが入った小鍋を持ちながら蘭の部屋に入っていく。
*
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「ンンッ ふぁぁ、今何時や?、、、、」
目が覚めると朝の光がカーテンの隙間から照らしていた。俺はベットから降りてスマホで時間を確認すると11時半だったので、1階に降りる。そこには、
「!蘭!もう起きて大丈夫!?熱は?」
「ん〜、体は怠くないし多分下がってると思う」
「ほんと〜???」
そう言って俺のおでこを手のひらで触る結人。すると小棚から体温計を取って、それを受け取って測ると、
ピピッ
「37.1℃、やって」
「平熱に近くなってるし結構下がってるけど、今日は絶対家でない事!」
「分かったわ」
返事をしてソファに座ると結が俺の方をチラチラと見てくる。その視線に俺は耐えられず話しかけようとした瞬間、
「、、、、それで、その昨日倒れ込む前の記憶ある??」
「、、、、倒れ込む前の、記憶???」
そう言われて、俺は昨日の事をじっくりと思い出そうとして、記憶を巡ると次の瞬間、ある事を思い出した。
『ら、蘭?な、ングッ 』
チュッ チュッ-‼︎
『プハッ ///// 蘭、いきな 「好きやで、大好きや」 、、、、へ?』
『愛してんで、』
『愛してる?』
『家族として??』
『んな訳ないやろ、、、、恋愛的に好きなんよ!ほんまに愛してんで、、、、』
チュッ ((喉元にキスをする))
『ピッ /////// ら、蘭、やめっ』
『結は俺の事嫌い?』
そう記憶が流れてきて、俺は一瞬硬直してしまってから結人の顔を見て、質問をする。
「、、、、、、、、ぁ、、、愛してんで??って言った??////」
「///////////// 、うん、言った」
そう真っ赤にして答える結人は可愛らしかった。その瞬間、何かの鎖が消え去って俺は本音で過ごそうって決めてしまった。先日決めた決意も儚く消え去ったが、寧ろ好都合だと言うことに気付いた。
「、、、、その、あの言葉の意図って何なのかなって、、、、その」
「、、、、、、、、その言葉の通りって言って言ったら??」
「へ??それって」
「ずっと、結の事を愛してる。ずっと付き合いたい、恋人になりたいって思ってたよ?」
「、、、、/////////、、マジ??」
「マジやで、嘘やと思う??それとも俺が嘘付く様な男やと思うん?」
俺が自信満々な顔で聞くとブンブンと顔を振って否定する結。俺は結に近づいて結の右手に俺の右手を合わせて持ち上げて絡めて、結の目を見て、
「やからな、これからは結が俺の事好きになる様にしていくから、覚悟しといてな、笑」
そう言った瞬間、結の顔を真っ赤にして座り込んでしまった。本当に純粋だなぁ笑、でもその方が早く惚れてもらえるよね??←(この男、既に惚れられているのに気付いていない)
「ピャッ、、、、はい、/////」
「じゃ、俺着替えてくるわ」
そう言って結の頭を撫でた後、部屋に戻る。
これから、俺は何にも囚われず、アプローチ出来るんだもんな。だから、これから結人は俺に対してどんな反応をしてくれるのかな笑
何て思いながらもパーカーを着る。
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