第20話 もうどっちが反逆者だか分からんわ。いや、どっちも反逆者だわ


パラリラ~! パラリラ~!


「カッカッカ~!! どうじゃあ~!! 勇者~!! ええ魔獣じゃろ~? この間、思い切って購入した竜族魔獣の“オニキス”じゃあ~!! 三人乗りの大型魔獣で火を吐く強力な戦闘魔獣じゃけぇ~! しかも、他の大型魔獣と違って半分以下の食費で済む優秀な魔獣なんじゃあ~!! 今宵は久々の出陣じゃあ~!! 腕が鳴るのぉ~!! カッカッカ~!! 」。


「は、はぁ...」。


「よっしゃ! よっしゃ! 王国軍でもブイブイ言わせてきた、このゴダイが率いる騎兵隊“ヘヴィスモーカー”の底力見せたるわ~い!! カッ~カッカッカ~!! 」。


反逆軍であるノンスタンスに侵略され、渦中に巻き込まれたポンズ王国。


そして、夜空の中を飛んで現場へ向かう数十頭の飛行型魔獣達とゴリラ隊長率いる“元”王国軍団。


その内のゴダイが操縦している一頭の“オニキス”に乗っているハリガネ...と、もう一人。


「何で俺も行かなきゃいけないんだよっ!! 冗談じゃないよぉ~!! だいたい何で俺も魔獣に乗ってるんだよぉ~!! 」。


メガネは顔をしかめ、ブツブツと愚痴を零していた。


「あぁっ!! もうっ!! ブツブツうるせぇなぁ~!! だからぁっ!! さっきも言ったろうがっ!! ゴリラ隊長が睡眠弾でお前を眠らせてっ!! 『すいませ~ん。隊長殿~、今までの非礼をお許しくださいませ~。懺悔として私も参加させて下さいまし~』って、コブシが気を失ってたお前を使って下手くそな腹話術でそう言わせた後にお前をこの魔獣の背中に放り投げたんだよっ!! 」。


ハリガネが説明すると、メガネは更にばつが悪い表情を浮かべた。


「いやっ! でもさぁ~! こんな急展開っ!! 普通に信じられないじゃんっ!! だって、隊長に拳銃突きつけられてっ!! そっから撃たれて気を失って意識が戻ったら魔獣の背中に乗ってるなんて急展開過ぎるよぉ~!! 漫画でもそんな頓珍漢とんちんかんな話の流れになんかなんないよぉ~!! すぐに打ち切りだよそんな漫画っ!! ゼッテーつまんねーよっ!! 」。


「あぁっ!! うるせぇっ!! もう割り切れよぉっ!! こういう事態なんだからぁっ!! 兵士だったら分かんだろっ!! 」。


「割り切れないよぉ~!! やだよぉ~!! 前線に行きたくないよぉ~!! 俺は施設部隊だから強力な攻撃魔法は操らないんだよぉ~!! 戦闘側の魔術部隊と違ってさぁ~!! 」。


「だからっ!! お前も考えろっ!! 」。


「考えるって何をだよっ!? 」。


メガネがそう問いかけると、ハリガネは周りを見渡しながらメガネに耳打ちをした。


「...いいか? ゴリラ隊長がこれから実行する事は事実上の反逆行為だ。軍の命令も完全に無視しているし、俺達が加担すると反逆行為教唆で俺等も刑罰の対象になるかもしれん。それをどう回避するか、お前も一緒に考えろ。戦士としての意志や信念つったって俺達にはそんなの関係ねぇし、まず各々にメリットが無いわけじゃん? それどころか最悪死刑になりかねないし、良くてもお互い終身刑だ。つーか、利害関係にシビアな元王国兵士の先輩達が隊長に賛同してるのは疑問だけど...」。


ハリガネがそう言うと、パニック状態になっていたメガネは落ち着きを取り戻したようで険しい表情を浮かべて考え込んだ。


「う~ん、もちろん戦闘に参加しない方が良いよね? 」。


メガネも共に移動している周りの仲間に聞かれぬよう、小声でハリガネにそう問いかけた。


「もちろん、相手が襲ってきたらヤるけどな。当たり前の話だけど」。


「じゃなきゃ、僕らも死んじゃうもんね~」。


「そもそも、俺は副隊長に隊長の暴走止めてくれって言われてたんだよ。だから、何とか無理矢理連れてこられた事を釈明...」。


ドガッ!!! バコッ!!!


「痛ってぇ~!! 」。


「あたたたっ...!! 」。


並行して飛行する魔獣に乗っていたゴリラ隊長が、ハリガネとメガネの行動に気づき鉄拳制裁を見舞った。


そして、ゴリラ隊長の拳を受けた二人は頭を押さえて苦悶の表情を浮かべた。


「テメェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエラァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!! これから出陣だってのに、呑気にくっちゃべってんじゃねぇぇぇぇえええええええええええええええええッッッ!!! 」。


「す、すいません...(ち、畜生っっ...!! 頭に兜被ってんのに滅茶苦茶痛ってぇ~!! この野人め~!! )」。


「チッ...!! お前本当に大丈夫なんだろうな? まぁ、いい...。それより、出動する前に全員と話したと思うが、作戦通り前線を強行突破してノンスタンスを壊滅させろッ! 騎兵隊が空中攻撃を仕掛けるから、それに巻き込まれるなッ!! 大通りではなく路地裏から周辺を攻めろッ!! あと、高所からの狙撃にも注意しろよッ!! 奴等が潜んでいるかもしれんッ!! リーダーのデイは既に時計塔から移動して、どこかの建物に籠城しているはずだッ!! 奴を見つけ次第、応援を要請しろッ!! 場合によっては始末しろッ!! 」。


「了解ッ!! 」。


「はぁ~、行きたくないよぉ~!! 」。


メガネはうなだれながら愚痴こぼしを続けていた。


「...となると、狙撃隊が後方の高所,騎兵隊は空中,最前線は地上から攻めていく歩兵の俺等か...。歩兵の人数が少ないのは心もとないが、イエモン先輩がいるからかなり心強いな」。


ハリガネ達を乗せた騎兵隊の先に、地上から光り輝く巨大な防壁がそびえ立っていた。


「すげぇな、あの防壁も魔法陣で建ててるのか? 」。


ハリガネは飛行する魔獣から防壁を見下ろした。


「うん、奴等がいる現場の時計塔周辺は囲んであるはずだ。さすがに魔獣までは連れてきていないはずだからあのくらい高くしても、まず人間じゃ壁を越えられないだろうし登ろうとしても無防備になるから、これ以上の侵入を防ぐためには十分なはずだ。ちなみに防壁の建設は僕も手伝ったんだけどね~」。


メガネがやや得意げな表情でハリガネに答えた。


「いいかッ!? お前等ッ!! 王国軍の“負け犬共”は足止めされている事もあって、ノンスタンスの占領区域には迂闊に入ってくる事が出来ないはずだッ!! つまりッ!! 負け犬共は俺達の妨害をする事は無いッ!! そのまま前線突破するぞッ!! 地上からの攻撃に注意しろッ!! 負け犬共はノンスタンスの捕獲を考えているだろうが、市街戦が得意な上に戦力を整えてきたノンスタンスを手玉取るなんて事は不可能だッ!! ノンスタンスを見つけ次第始末しろッッ!! 」。


ゴリラ隊長はハリガネ達にそう指示しながら周囲を警戒していた。


「了解ッッ!! 」。


占領された区域に入ると騎兵隊の魔獣は一気に加速し、搭乗している味方達は装備している銃のスコープで敵の捜索を始めていた。


防壁を飛び越えた時、警報が街中に鳴り響いた。


「魔獣で区域に侵入している集団に告ぐッ!! 直ちに引き返しッ!! 地上に降りなさいッッ!! 」。


警報が鳴った後に軍からの警告アナウンスが鳴り響くと、ゴリラ隊長はすかさず自身の手首に口を近づけた。


「ノンスタンスに易々と我が王国の侵入を許した役立たずのクソ無能集団に告ぐッ!! 王国を護れん臆病者は大人しく下がって傍観しているがいいッ!! 死にたくなければなッ!! 」。


(もう宣戦布告じゃないか、それ...。てか、隊長は今誰かと無線か何かで交信してた? )。


ハリガネが怪訝な表情を浮かべていた時、ゴリラ隊長と目が合った。


その反応を見たゴリラ隊長は、得意げに自身の手首に装備しているリストバンドを見せた。


「これ、良いだろう。このリストバンドに魔法陣が刻印してあって本部や現場との交信が可能になってるんだ。これでさっき前線部隊の現場と交信していたんだ」。


ゴリラ隊長が着用したリストバンドからは白く輝く魔法陣が浮かび上がってきた。


「フンッ...!! あのクソ共は一丁前に警鐘なんぞ鳴らしてたが、まともに部隊も動かせねぇで何をほざいてんだって話だ。あのゴミ共は交渉なりで消耗戦にもっていくつもりだろうがそんなの無駄だ。アイツ等の術中にはまるだけだ。日が明けてもアイツ等はずっと居座り続けるに決まってる。今のカス共はそんな事すら分からんとは、とんだゲロボットみたいな奴等だ」。


「...内乱を最小限に抑えるには長期戦は避けたいですね。しかも、城下町の都市ユズポンの一部を占領されては経済的な混乱も免れないっすね(負け犬共なのかクソ共なのかゴミ共なのかカス共なのか...。蔑称がいちいち統一しないんだよな~。つーか、ゲロボットって何だよ? )」。


ハリガネとゴリラ隊長はそんな会話を交わしながら、アサルトライフルに装着したスコープから地上を覗いていた。


ハリガネの乗っている魔獣の飛行速度が徐々に減速し、地上の路面に近づいてくる。


「よしッ!! 戦いはこれからだッッ!! さっきの広場での戦闘はウォーミングアップだぞッッ!! ここから通じる大通りは騎兵隊の空襲で足止めするッッ!! その間に歩兵隊は先に着陸して脇道から侵攻開始ッッ!! 決して単独で行動するなッッ!! さもないと死ぬぞッッ!! 狙撃隊はペアで高所を確保しろッッ!! クリアを怠るなッッ!! 」。


「うっしッッ!! メガネッッ!! 降りるぞッッ!! 」。


「ひぃぃぃいいいいいいいっっ...!! 」。


ハリガネは怯えるメガネの襟腰を掴んで無理矢理魔獣から引きずり下ろした。


「おう!! 勇者~!! くたばるんじゃねぇぞ~!! わしもちょっくら暴れてくるわい!! じゃあのぅ~!! 」。


ゴダイはハリガネ達に手を振りながら離れていき、夜空の彼方へ消えていった。


ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッ!!!


ドッカァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッ!!!


ドガァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアドガァァァァアアアアアアアアンッッッ!!!


ハリガネ達が魔獣から降りると、目の前では魔獣が吐く火炎球と空中から落とされるグレネードやミサイルによる爆撃で街道が破壊されていく凄惨な光景が既に広がっていた。


「よっしッッ!! 大通りは爆撃で塞いであるッッ!! さっき広場で決めた班で裏から前進しろッッ!! 」。


ゴリラ隊長がそう叫ぶと、銃を持って魔獣から降りた歩兵達は一気に散らばり脇道へ向かって走り出した。


「高い位置からの狙撃に警戒ッッ!! 襲撃受けたら方向を知らせ...お前何してんだっっ!? 」。


集団の中を走るハリガネが振り返ると、すぐ後ろにいたメガネは赤く輝く円錐に包まれていた。


「え? これ? 防壁はこうやって平面だけじゃなくて技術があれば形も変えられるんだよ~」。


「ふざけんなっ! 俺も入れろっ!! 」。


「そんな傘に入れて感覚で言われても...」。


バババババババババババババ...ッッッ!!! ダダダダダダダダダダダダダダダ...ッッッ!!!


爆撃音以外に、銃声の音が各方面から聞こえてきた。


「狙撃隊が既に場所を確保しているみたいだッッ!! 油断するなッッ!! 急ぐぞッッ!! 」。


「軍曹っ!! 目的地の王立図書館周辺の人影はありませんっ!!」。


集団は大規模な図書館に辿り着くと四方八方に散らばり、門や障壁に身を隠して武器に装着したスコープで窓越しに中を覗いた。


「大規模な王立図書館は隠れ箇所が多い分、絶対ノンスタンスの構成員は隠れているはずだッッ!! 正面入口と別の入口からそれぞれ分かれて攻めてくぞッッ!! 散れッッ!! 死角に気を付けろッ!! 」。


「おうッッ!! 」。


ハリガネがそう声を張り上げると、皆は一斉に分かれて図書館の敷地内に侵入した。


「俺らは正面から行くぞッッ!! クリアを怠るなッッ!! 隅々まで確認しろッッ!! ヤマナカッッ!! 行くぞッッ!! 」。


「はいッッ!! 」。


ハリガネは構えていたアサルトライフルを背中にしまい、携えていた長剣を鞘から抜いた。


ヤマナカと数人は正面入口の扉を思い切り蹴り入れた。


「ウォリァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!! 」。


ドガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッ!!!


ヤマナカ達が扉を攻撃すると、白く光る魔法陣が浮かび上がった。


「なっ...!? 壊れないぞっ!? 」。


「びくともしねぇ...」。


困惑するヤマナカ達の背後で、ハリガネはメガネに耳打ちした。


「...扉にも魔法陣がかけられているのか? 」。


「うん、王立の施設は閉館したら基本的に入口や窓,館内の何か所かは魔力でセキュリティ強化をしているんだ。もちろん腕の立つ魔術師が扉を強化しているはずだから、そう簡単には破壊出来ないはずだ」。


「そうなると、ノンスタンスがこの図書館を乗っ取ることはほぼ不可能か...。セキュリティも解除されていないようだし、ここにはいなさそうだな」。


ハリガネはそう言って長剣を鞘に戻し、目の前の王立図書館を眺めていた。


「そうだと思...」。


ドガァアアアッッ!! ドガァァァアアアアアアアッッ!!


「ぬぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! 」。


ダダダダダダダダダダダダダダダダ...ッッッ!!!


ヤマナカ達は銃や鈍器を使い、力ずくで扉を破壊しようとしていた。


「お、おいおいっっ...!! ヤマナカやめろっっ!! ここにはノンスタンスはいないんだっっ...!! 」。


「軍曹っ!! 分かりませんぞっ!! 奴等は賊人ゆえに侵入のプロですっ!! 魔法陣なんか解除して侵入しているはずですっ!! 」。


「ば、馬鹿野郎...ッッ!! 侵入されてないから魔法陣がかかってんだろうがっっ...!! 」。


「...ん? でも王立施設の魔法陣ってこんな陣形だったっけ...? 」。


メガネはヤマナカ達に攻撃される度に光っている魔法陣を見て首を傾げた。


ハリガネ達がしばらく立ち往生しているそんな時...。


「おうッッ!! どうしたお前等ぁああッッ!! 」。


先輩のカメアリが魔獣を操って飛行しながらハリガネ達に近づいてきた。


「あ、カメアリ先輩っ!! 実は王立図書館の入口が魔力で封鎖されておりましてっ!! 」。


「おうッッ!! そうかぁッッ!! 分かったぁッッ!! ちょっとお前ら離れてろぉッッ!! 」。


「ち、ちょっと!! 待って...!! てか、そのミサイルってジャベリン...」。


スキュゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッッッ!!!


ドガァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッ!!!


ドッカァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッ!!!


「うわぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! やめろぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! 」。


カメアリは魔獣にガムテープか何かで固定していた多目的ミサイルと、自身の肩に載せているロケットランチャーを使って扉を攻撃し始めた。


「先輩に続けぇぇぇぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッッ!!! 魔力も皆で削れば破壊出来るぞぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! 」。


「おおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! 」。


「攻撃再開ぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッ!!! 」。


「や、やめろぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! これ以上余計な穴を作るなぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああッッッ!!! 」。


ハリガネの制止も空しく、カメアリの攻撃とヤマナカ達の攻撃が過激になっていった。


ドガァドガァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア...ッッッ!!!


ガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン...ッッッ!!!


「よし...ッッ!! 開いたぞぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!! クリアァァァァアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!! 」。


「おおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!! 」。


「ち、ちょっ...!! お前らっっ...!! 」。


魔力強化された扉を破壊したヤマナカ達は、図書館内へ突撃していった。


「よっしゃあッッ!! それじゃあ、俺はカジノと銀行で金を強奪す...奴等に盗まれないよう、ちょっくら防衛に向かうわッッ!! あばよッッ!! 」。


カメアリはハリガネ達にそう言い残すと、魔獣と共に夜空の彼方へ消えていった。


「ぶ、物理で無理矢理壊した...。な、なんて人達だ...」。


「...」。


ハリガネとメガネは啞然として、正面入口の前で立ち尽くしていた。


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