第17話 せめて、遺言書を書く時間だけはください


(でも、この闘気は兵士の中の猛者に違いない...。もしかしたら、兵士時代にお世話になった熟練の先輩傭兵かもしれない...。た、隊長じゃなくても全力で挨拶しようっ...!! )。


覚悟を決めたハリガネが勢い良く立ち上がり、直立不動の姿勢で振り向いた。


「お久しぶりでありま...!! 」。


「な、なんや~。ハリガネ君、いきなり~」。


ハリガネが振り向いた先には、修道服を着た大柄の女性が驚いた様子で立っていた。


「な、なんだぁ~!! コブシかよぉ~!! 」。


ハリガネは安堵した表情でドカッと椅子に腰を下ろした。


他の二人も安堵の溜息をつきながらテーブルに突っ伏した。


「なんやねん、久々に会ったのに...。その挨拶はあんまりやわ~。それに、みんなして魔獣が王国に襲撃してきたみたいな反応なんかして~。なんか嫌やわ~」。


コブシは怪訝な面持ちでメガネの隣に座った。


「いやいや、コブちゃんっ! みんなは違う魔獣が来たのかと思って驚いてたんだよぉ~」。


「違う魔獣~? 」。


メガネの毒のある言葉に気にも留めず、コブシは首を傾げた。


「今、外どうなってる? 」。


ハリガネが入口を指差してコブシに問いかけた。


「あぁ~、歩兵部隊の隊長~? さっき見てたけど、騒ぎに駆け付けてきた治安部隊や憲兵とバトってたで~」。


「...という事は、この後に隊長は拘束されて本格的にクビかな~? 」。


「でも、結構多勢相手にええ勝負してるで~。見てみる~? 」。


コブシの問いに対し、ハリガネ達は反射的に首を横に振った。


(...さっきまでメガネ達と話し込んでいたせいであまり気にならなかったが、外は結構悲惨な事になってるんだな)。


シェルター外から聞こえてくる爆発音と銃声、怒号や叫び声が騒ぎの壮絶さを物語っていた。


「直接見てはいないけど、ここまでの騒ぎになってたら立派なテロだろ~」。


「まぁ、すぐ収まるやろ~」。


コブシはお茶を啜りながら、のんびりとした口調でハリガネ達にそう答えた。


「うぉっ! 戦場の中なのに相変わらずのマイペースっ! 」。


メガネがコブシの動じない様子に苦笑した。


「あ、そういえばメガネ~。このシェルターの色変えたのアンタやろ~? 赤は戦闘的な印象になるからやめてって言うたやん~。ここで油売ってないで色戻しといてなぁ~」。


「ちょっとさ、コブちゃん~。それは酷くない? 僕だって施設部隊として色んな所回ってシェルターや施設のメンテナンスとかしてるんだからさ~。サボってるわけじゃないんだよ~? 」。


「ふ~ん、どうだか~。さっきミイラ隊長から話聞いたんやけど、修道女の詠歌会を観に行くから席確保しておくようお願いしてたらしいな~」。


「いやいや、それは休憩がてら観ようと思っただけだよ~。せっかく隊長から誘ってもらってたからね~」。


「本当は目星つけた子をストーカーみたいにずっと追い回す気なんやろ~。やらしいわ~」。


「あのさコブちゃん、“ストーカーみたいに”って言ってるけどさ...。ずっと追い回す事自体がストーカーの行為だからね。遠回しにお前はストーカーだって言うのやめてくれないかな? 」。


「え? ちゃうの~? 」。


「違うよっ! やめてよっ! 人を常習犯みたいにっ! そもそも、ここのシェルター建てたのコブちゃんでしょ~? もう直したけど、魔法陣の描き方がクソ下手だったから陣形が崩れててシェルターの効力が半減されてたんだけど~? しっかりしてよ~! 修道院で何を学んでたのさ~? ただでさえ、修道服着てないと武道家だか魔獣だか区別がつかないんだからさ~! あと、人間の俺達相手に魔獣みたいなオーラ出して威嚇するのやめ...」。


「すいませ~ん! ここのシェルター私達が建てたんです~! 避難用とは聞いてたんですけど、なかなか上手く出来なくってぇ~! 」。


メガネとコブシがお互い言い合いをしていた時、数人の若い修道女達がハリガネ達の方へ歩み寄ってきた。


すると、メガネは突然椅子から立ち上がって修道女達に対し、笑顔で応対し始めた。


「いやぁ~!! 緊急の時にこれだけ大きなシェルターが建てられたら完ッッ璧ですよぉ~!! いやぁ~!! もうパーフェクトッッ!! 最高ッッ!! 」。


「本当ですか? 良かったぁ~! 」。


「もう、上出来ですよぉ~!! グッジョブッッ!! 」。


先程とは打って変わり、ハイテンションで修道女達に親指を立てて激励するメガネ。


「...」。


そして、そのメガネの様子を見て呆れ果てるハリガネ達。


「変わり身の早さとごますりは相変わらずだな」。


ハリガネは身を乗り出し、メガネに聞こえぬよう小声でコブシに話しかけた。


「それだけで生きてきた様な男やからな~」。


コブシも身を乗り出し、小声でそう答えた。


「ところで、コブシは修道女としてミイラ隊長達と一緒に残ってるのか? 」。


「せやで~。でも、修道女として生きていくから兵士ではなくなったけどな~」。


「え、それじゃあコブシも魔力使えたの? 」。


「せやで~。家族が魔法使いやったけど、今まで後方部隊やし使う事がなかったからな~」。


「ふ~ん...。ところで、どうして修道女になったんだ? 」。


「そのまま部隊の中で転職するだけやし、楽やからっていう事で修道女になったんや~」。


「ジ、ジョブチェンジが楽だから...か。コブシらしい答えだな...。もう今更の話なんだが、そもそも魔力が使えるんだったら魔術部隊じゃなくて何で後方部隊へ入隊したんだ? 」。


「放出する魔力が強すぎてな~。小さい頃から親と実技の練習してたんやけど、放った魔力がいきなり暴発して死にかけたことがあったんや~。それ以来、魔力は封印しようっていう事で後方部隊へ入ったんや~。魔法も修道院に入るまで使う事なかってん。魔法の使い方も未だにぎこちないけど、少しずつ使えるようにはなってきてるけどな~」。


「ま、魔力が暴発なんて、聞いた事ないぞ...」。


「コブちゃんの魔力が強力過ぎるんだよな~」。


修道女達の応対をしていたメガネが戻ってきた。


「メガネ、セクハラはもう終わったん? 」。


「やめてよっ!! 憲兵が来ちゃうでしょっ!? 」。


「それで、コブシも今では修道女達と修道院で生活してるっていう感じなのか~」。


「せやで~」。


コブシがハリガネにそう答えた時、先程の修道女達がさらに同僚を引き連れてやって来た。


「あの~」。


「はいは~い! どうしましたか~? 」。


若い修道女の一人が話しかけてくると、またしてもメガネが素早く応対した。


「え~と、その剣とても大きいですね~。こんなに大きな剣を使われているんですか? 」。


修道女は壁に掛けてある長剣を指差した。


その長剣はハリガネがパブから装備してきた武器であった。


「あ、え~と。使い所によりますね。魔獣相手だとこういう長剣使いますし...」。


ハリガネがそう答えると、修道女達は悲鳴を上げた。


「えぇ~!? 魔獣と戦う事なんかあるんですかぁ~!? 」。


「あ、はい...。魔獣狩りとかはよくこういう剣使いますし、師団を挙げて敵地へ侵攻する時とかは...」。


「師団?? 敵地?? 」。


「あ~!! はいはいっ!! 」。


目を丸くして混乱する修道女の反応を見たメガネは、間に入ってハリガネと修道女達のフォローをし始めた。


「この王国が五年前に隣国との友好条約を結んで、もう戦争無くなったよね? 」。


「あ、はい...」。


「あの頃は本当に怖かったですね...」。


「ねぇ~」。


「そうでしょ? そんな争いが絶えなかった戦乱時代の王国を支えていたのは王国の兵士だったわけなんだけど、そんな敵軍と戦地で真っ向から戦っていたのがこの戦士のお兄ちゃんなんだよ~! 」。


メガネが自慢げに言ってハリガネの肩を叩くと、修道女達は両手で口を覆って驚いた。


「えぇ~!? 凄い!! それじゃあ戦士様なんですね? 」。


「よく漫画やライトノベルのキャラクターで出てくるよね~」。


「ねぇ~! 」。


「ラ、ライトノベル...? 」。


ハリガネは眉をひそめて聞き返した。


「もう、歩兵部隊とかは大分縮小されててさ~。もう前線で相手部隊と戦闘する事も無くなっただろ? 特に、お前みたいな人も魔物も長剣でぶった斬る古典的な剣士は、普段街で目にする事が無くなってきたから希少な存在なんだよ~。最近剣士なんて、漫画とかの文芸作品でしか聞かない単語になってきたしな~。今は何だかんだで魔法が主流なんだよ~」。


メガネが説明すると、ハリガネは表情を曇らせた。


「マジかよ、俺らオーパーツ扱いかよ? 」。


ハリガネの一言に、修道女は戸惑いながら修道女同士お互いに顔を見合わせていた。


「あ、オーパーツも死語だからね~」。


メガネはハリガネの言葉をさらっと受け流した。


「駄目だ、もう時代に追いついていけねぇ...」。


世代差を痛感したアラサーのハリガネはテーブルに突っ伏した。


「あっ!! いえいえっ!! でも、カッコイイですよぉ~! 」。


「戦士様って凄く頼りになる印象だもんね~! 」。


「凄く果敢で勇敢なイメージがあります~! 」。


修道女達は慌てた様子でハリガネのフォローを始めた。


「しかも、戦士一族である剣士のスペシャリスト!! ハリガネ=ポップの上官は!! 只今、外で暴れている曹長であり第一中隊“ガレージ”のゴリラ隊長で~す!! 」。


そして、ここぞとばかりにメガネがしたり顔でそう話し、その場の空気に水を差した。


メガネが清々しいほどに満面な笑みである一方、その場にいる修道女達の表情が一気に凍り付いた。


(コイツ、ここで落としにきやがったか...。絶対、上げといて最後に突き落とすんだよな~。そういう畜生な部分も変わってねぇな、この眼鏡野郎...。いつかゼッテー、ぶっ殺す...)。


ハリガネは憮然とした表情で、そう思いながらメガネを睨めつけた。


「みんなゴリラ隊長は嫌いだもんね~!! 言葉遣い乱暴だし、つっけんどんだし、デリカシーないしね~!! 」。


メガネの言葉に、修道女達はハリガネの顔色をうかがいながら苦笑した。


そんなハリガネも、肩をすくめながら両腕と両足を組んで苦笑した。


「いや、あれはしょうがない。実際、今もやってること滅茶苦茶だし。てか、今どうなってるよ? 外の状況とか」。


ハリガネは入口を指差してメガネに問いかけた。


「あ、俺ちょっと見てくるわ~」。


メガネはそう答えて椅子から立ち上がった。


(コイツ、絶対普段なら『え~、ヤダよ~。自分が行けよ~』とか言うクセに、こういう時は本当にあざといな~。そういうところも変わってねぇな~)。


ハリガネはそう思いながら、足早に入口へ向かっていくメガネの背中を睨み付けた。


そのメガネは入口から外の様子を確認すると、表情を険しくして何やら魔法陣を描き始めた。


そして、魔法陣で発動させたバリアで入口を塞ぎ、ハリガネ達の元へ足早に戻ってきた。


「何? どうしたよ? 」。


「ヤバい」。


ハリガネの問いに、メガネはばつが悪い表情を浮かべたまま首を横に振って答えた。


「ヤバいって何だよ? 」。


ハリガネはそう言うと、メガネは溜息をついた。


「広場がもう戦場だよ~。どんな経緯か知らないけど何故かゴリラ隊長に加担してる傭兵と、王国兵士の間で凄まじい攻防戦を繰り広げてる最中だよ~。ちなみにさっきの爆撃音は魔術部隊の攻撃とゴリラ隊長のグレネードやダイナマイトらしいな」。


メガネがそう答えると、ハリガネは頭を抱えて苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべた。


「何やってんのぉ~!? あの人ぉ~!? ...周囲は大丈夫かっ!? 」。


「うん、他の人は各所に建てられたシェルターへ避難したっぽい。俺もここが避難区域から戦闘区域になるなんて思ってもみなかったよ。てか、これは立派なテロだよ。でも、俺がさっき防壁を建てて防御もしてるし、このシェルターにいる他の修道士にもフォローしてもらうから問題無いと思うよ」。


「マジか...。助かったわ...」。


ハリガネが軽く手を挙げると、メガネも頷きながら片手を挙げて応えた。


「あ~、みんな怖がらなくていいからね~! 大丈夫だよ~! もうすぐ終わるからね~! そうだ! お腹空いた~? 美味しいお菓子もまだまだありますからね~! 今、持ってきますからね~! 」。


メガネは周りをなだめながら、この場から離れていった。


「はぁ~」。


「軍曹...。これは明日ニュースになりますねっ」。


「あ~あ、これで戦士のイメージはダダ下がりだよ~。今のうちに魔術を職業訓練所かどっかで教わろうっと~」。


げんなりとした表情を浮かべたハリガネは絶望を感じながら天を仰いだ。


「おたくらも大変やな~」。


コブシは気落ちするハリガネとヤマナカに苦笑しながら声をかけた。


「“勇者”様、そんなに気落ちなさらずに~」。


そんな落ち込むハリガネ達に、“慈愛の囲い”の主任も焼き菓子を運びながら声をかけてきた。


「...ん? “勇者”?? 」。


修道女達は先程ミイラ隊長達と話していた主任と同様、キョトンとした様子で首を傾げた。


その修道女達の反応を見た主任とコブシはニヤリと笑みを浮かべた。


「あぁ~! 勇者かぁ~。懐かしいわ~。ウチとメガネは、ハリガネ君と同期やから先輩達や上官みたいに勇者なんて言うた事無いもんな~」。


「確かにそうだな~」。


「え...お名前が勇者なんですか? ミドルネーム的な...? 」。


修道女の問いに、コブシは首を横に振った。


「ちゃうちゃう、この人が王国の軍に入隊した最初の挨拶で、兵士としての目標は勇者になることって言ったから勇者って呼ばれるようになったのよ~」。


「へ、へぇ~」。


修道女達はやや困惑した表情を浮かながら釈然としない様子でお互いの顔を見合わせていた。


「今となっては意味わからん事言ってるなって思うよ。まだガキだったしね。本当に正義の味方みたいな感覚で言ってたな...。当時はね、当時は...」。


ハリガネは“当時”という言葉を強調し、自身の痛い過去を何とかまともな方向に寄せようとさり気なく努めていた。


「勇者様は十五歳で入隊されたんですよね~」。


「ええ、そうです」。


ハリガネが主任にそう答えると、修道女達は目を丸くして驚いた。


「じ、十五歳で戦場へ向かわれていらっしゃったのですかぁ!? 」。


「いや、正確には一年間半は訓練があって、出征しゅっせいは十六歳からですね~」。


ハリガネがそう答えると、修道女達は口もあんぐりと開けて驚愕した。


「えぇっ...!? か、考えられないわ...」。


「しかも、ここにいる二人はずっと前線の戦闘部隊で戦ってきた元兵士やしな~。私とさっきここにいた“危ない眼鏡男”はこの人達を後ろでサポートする側やったから戦闘には参加してないし、王国から敵や魔物が侵攻してこないよう敵地や戦場で戦い続けてきたという事に関しては、“勇者”と言っても過言ではあれへんかもしれんな~」。


「いやぁ~、どうだかな~」。


コブシの言葉に、ハリガネは照れ臭そうに苦笑しながら自身の頬を人差し指で掻いた。


「凄いっ! 身をていしてこのポンズ王国を守ってくださった強い戦士様がここにいらっしゃるなんてっ! 」。


「尊敬しますっ! “勇者”様!! 」。


「ゆ、“勇者”様...? 」。


「“勇者”様がいらっしゃれば、ここは絶対に安全ね! 」。


「あの外で暴れている隊長は輩っぽくてスッッッッゴク嫌いだけど、“勇者”様は頼もしそうで凄く好感が持てます! 」。


(あ、隊長は結構修道女に嫌われてるんだな)。


ハリガネは入り口に視線を向けながらそう思っていた。


「あ、ちょっとっ!! 貴方っ!! さっき『私、騎士様推しだから』、とか言ってなかった?? 」。


「勇者様! お茶いかがですか? 」。


「勇者様! 魔力はいかがですか? 私がお注ぎいたしましょうか? 」。


「あ、ちょっとズル~い!! 」。


修道女達はハリガネの周りを取り囲み、すっかりテンションが高くなっていた様子であった。


「ちょっと、貴方達? はしたないですよ~? 」。


主任は苦笑しながら修道女達をなだめていた。


「いやぁ~。まぁ...。その...。あはは~!! 」。


ハリガネがぎこちなく照れ笑いしながら修道女達に応対している時...。


「起立ッッッ!!! 」。


後方から聞き慣れた声による号令がかかると、ハリガネとヤマナカは反射的に立ち上がった。


「回れぇぇぇぇええええええええええええええええええええええええッッッ!!! 右ィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッ!!! 」。


ハリガネとヤマナカは、男の号令で素早く後方に身体を向けた。


(うわぁ...。最悪だ...)。


ハリガネ達の目の前には入口付近で顔面血だらけとなり、腕を組んで仁王立ちするゴリラ隊長の姿があった。


ゴリラ隊長の後ろにはミイラ隊長やカッパ副隊長がボロ雑巾のように転がっており、応援に駆け付けた兵士達も倒れて気絶していた。


「気をつけぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええッッッ!!! 」。


ゴリラ隊長がさらに声を張り上げて号令をかけると、ハリガネとヤマナカは胸を張って直立不動の姿勢を保った。


冷や汗をかくハリガネ達を余所に、目が据わったゴリラ隊長は獲物を逃がすまいと身体から放たれる闘気で周りを威嚇しながら、ハリガネ達の方にゆっくりと近づいてくる。


(あ、終わった...。俺達...。死んだわ...これ...)。


この時、ハリガネは本気で“死”を覚悟していた。


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