第5.5話 復活のどうくつと永遠ゾンビ
昔々あるところに復活の洞窟がありました。
ここには復活の石があり、死んだものを生き返らせられるという言い伝えがあるのです。
ある時、この洞窟で村びとがひとり行方不明になりました。
石を探すと言って洞窟に入り何日も出てきませんでした。
大人たちはあきらめましたが、息子の少年だけはあきらめず洞窟に入っては父親を呼び続けました。
息子は祈りました。何でもしますからお父さんを返してください。
そんな少年を見て、洞窟の神様がかわいそうに思ったのでしょうか。
神様は息子に復活の呪文を教えてやりました。
息子は呪文を唱えました。すると、死んだ父親が現れたのです。
しかし父親の魂は戻ってきましたが、身体はすでに死んでいたのです。
仕方なく神様は、お父さんの魂を息子の体に返してやりました。
そしてだいしょうとして息子の魂を連れていきました。
そうしてお父さんの魂と息子の身体は、仲良くいつまでも一緒に暮らしましたとさ。
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