0013その十三 桜の花びらの散り際

0013その十三 桜の花びらの散り際


「何読んでんだ木堂?」


 休み時間木堂が珍しく漫画以外の本を読んていたので俺は不思議に思う声をかけた。


 「何って絵だよ俺は芸術に目覚めたのさ」


 「このまえのここの学生の思い人の絵しか描かないっていう」


 「違う違うそれにあいつは普通の絵も描くようにっなたし噂では一枚数十万の値が付いたらとらしいが恋人にやるとか言ったたらしい……リア充め……いつのまに彼女が……」


 「まあずっと昏睡状態で死んだも同然同然だったからないないとっいてもあながち嘘じゃねえだろ」


 「お前あいつと知り合いなのか? よく知っているなそこまでは流石の俺も聞いていないぞつーか……あいつの絵のモデル幼馴染だとは知っていたが昏睡状態だったのか……こりゃさすがに逆恨みはいかんな応援しないとな……」


 「でっなんの絵なんだ?」


 「これだよこれ明治時代の名もなき画家の美人画の画集だ」


 「桜色の髪のきれいな女の人か……綺麗以外の絵の良しあしはよくわからんがかなりの熱が入った綺麗な絵だな。全部桜の木の下の同じ女性の絵か」


 「そうなんだよなんでもこの絵はその画家が個人的に書き溜めた絵らしくて市場にでて評価されてからが遅すぎたらしく絵に名もないからこの画家が何者が調べてもわからんらしい。噂だと春先のあそこの空き地に生えた桜の老木に運が良ければ見かけるからしいが俺も含め誰も見たことないがな。くーう! こんな美人桜の精霊でも幽霊でも妖怪でもいいからお近づきらなりたいぜ!」


 そして放課後俺は件の桜の木を目指していた春もそろそろ終わるがぎりぎり春といえる季節。

 それに何か俺の縁屋として勘が行けと言っている。

 歩くこと三十分ほどで桜の木が見えてきた。

 そこは町中の人通り少ない大きな空き地にあった。


 「ここかなんだもう枯れかけてるじゃないか……」


 「太次郎たじろうさん? 太次郎さんなの?」


 「違うよ俺は縁屋妖怪と人の縁を繋ぐもの」


 「私は花桜! あなたが噂の縁屋さん……お願いします……太次郎に合わせて!」


 その言葉ともに桜の老木からピングの髪の二十歳前後に見える美人が現れた。

 そのピンクの髪は艶やかで顔はただ美しイだけではなく男女の美しさとは違う桜や花を見ているようかも植物的な美さも垣間見える。


 「よく言ったぞ小僧! 縁屋としての自覚がやってできおったか!」


 「妖神様どこから――」


 「何きまぐれにおぬしの体に儂の分体をつけて観察してぉっただけよ。まさか縁屋としての自らの初名乗りに出くわすとは思わんっかたがな。縁の鏡にその小娘を入れて家に帰るぞ」


 「ここで聞いてもいいじゃないか?」


 「ド阿保をがいのまでの連中の大半がどれだけの長話だったと思っている……まともに付き合えば帰るに帰れなくなるぞ。それにこやつの力が持たんだろうな良くて七日実体を保てる程度しか力は残されておらん」

 

 「そうなのか?」


 「ええ私はもう命を終えるこの木は私そのものは私は春に咲くこの木の桜の精」


 俺たちは妖神様にのり俺の自宅に戻った。


 「でっ詳しく話してくれ」


 「私と太次郎との出会いは良く晴れた春先の日だった――」


 『「こら危ないでしょ! こんな高く登ったら!」

 「受け止めてくれてありがとうお姉さん落ちたら死んじまったかもしんねえや……」

 「でっなんでこの木に登ったの?」

 「おらの凧が木の天辺に……」

 「お願い彼に返してあげて」

 「木が勝手に動いて凧が落ちてきた!?」

 「私とこの木は一心同体だからね」

 「じゃあ姉さんが爺さんか言っていた木の精」

 「そうよ私が姿を現せるのは春の間だけだから気つけてね」

 「お姉さん名前は? おらは太次郎」

 「私に名はないわ」

 「じゃあおらがつけてあげる花の桜花桜かざくらなんてどう?」

 「素敵な名前ね。ありがとう太次郎君」』


 「それから春になると太次郎は連日私をだずねてくれてくれた。ずっと一人で春を過ごした私の胸が暖かくなったことをよく覚えている――」


 『花桜いるか?」

 「また大きくなったね太次郎。少し前までは小さくて可愛かったのに」

 「おらはもう十だかんな花桜は相変わらずだろ」

 「あら綺麗って言ってくれないの?」

 「からかわんでくれよ」

 「もう真っ赤になって可愛いんだから」

 「今日はこれを渡しに来たんだ花桜が蜂に話をつけてくれたからうちの蜂箱全で蜂が入ってくれたこれはその蜂蜜」

 「ああこの前の春の話ね。蜂さんが言ってた異国で行わせている蜂さんから蜂蜜を分けてもらえる方法の話うまくいったのね」

 「花桜の言う通りやったら蜂箱が蜂が近づいても刺さらなくなってお父もおっ母も喜んでいたよ」

 「これが蜂蜜蜂さんからお話は聞いたいたけどどんな味かしら」

 「どうだ?」

 「これが甘いというのかしら……すごく甘いわ……幸せな気分」

 「どうした花桜」

 「なんだか嬉しくて涙がでて……ずっと一人で春先桜を眺めることしかできなかった私が……こんなものもらって……」

 「大げさだな……またできたらもってくるよ」

 「うん……お願い太次郎の贈り物なら何でも嬉しいから……あれ? なんで真っ赤なの太次郎?」』


 「それから数年太次郎の家は蜂蜜で財を成し太次郎はこんなことを言ってきた――」


 『「私の絵が描きたい?」

 「そうだいいか花桜?」

 「別にいいけどどうしたのいきなり?」

 「別にいいだろ美人がいたらその姿を形に残したいのは普通のことだ」

 「よくわからないけど服でも脱ごうか? そういう絵も異国じゃかかれているらし――冗談よ恥ずかしがらないで」

 「じゃあ書くぜこれは異国の油絵とか言うらしい絵でなこの日のためにたくさん練習したんだ」

 「これが絵……すごい綺麗な色ね私ってこんな姿していたんだ始めみた」

 「そうだこれやるよ」

 「これは?」

 「姿を映す鏡と髪を整える櫛だ」

 「ありがとう大切にするね……太次郎がまた真っ赤になった」』


 「それからさらに数年たち太次郎は大人になりこんなことを言ってきた――」


 『花桜次の春になったらいいたいことがある」

 「どうしたの太次郎? 今じゃダメなのか?」

 「こういうものは順序てっやつががな……もういいか……俺はお前が好きだ! 確かにいったからな! 来年その先を言うから覚悟していろよ!」

 「なんだろうこの気持ち胸がドキドキして暖かくなってまって太郎郎いっちゃた。来年の春楽しみだな……今年の春も終わりか……」』


 「しかし太次郎は次の春姿を現さなっかた理由わからないもらった櫛がボロボロになるまで髪をとかし鏡を見続けたそれでも太次郎は――」


 『「また春が来た……でも太次郎は……なんでだろう涙が出る……気が遠くなる月日の春を一人で過ごしてきたのに……一人が寂しい太次郎……太次郎……太次郎……私を一人にしないで……」

 「もう涙も枯れてしまったでも……太次郎が私を裏切るわけがない彼のことなら私は何でもしっいる嘘をつくときの癖喜ぶときに必ず耳をひくつかせること太次郎さんが向けてくる気持ちだけは何か結局わからなかったけど……この温かい気持ちは何だろう……太次郎さんのことを思い出すとどんどんわいてきて私の胸を締め付ける……苦しいよ……太次郎……会いたいよ……」

 「私の命はあと数日よくもって七日かな……最後まで私は太次郎に……だれか来るこれで最後にしよう太次郎さん? 太次郎さんなの?」』


 「これが私か知りうるすべて」


 「わかった後は明日にしよう飯食ってくる」


 その晩夢を見た。


 『「誰でもいい俺の声を聞いてくれ! 俺を――のもとに――いてくれ! 俺はあいつを一人のまま終わらせたくはない!』

 

 なんよくわからない内容だな今回の件と関係しているのだろうが。


 「花桜太次郎さんからもらったものは手元にあるか?」


 「鏡と砕けてしまった櫛なら持っている」


 「そいうやこれどこに持っていたんだ? 春にしか姿を現せないだろ?」


 「下らんことを聞くな小僧いくら木々の精とは言えその程度の小物は体内におさめ持ち歩ける」


 「悪い余計なこと聞いたなここにそれを置いてくれ「縁よその持ち主を探し出せ」

 すると頭に光景が走った。


 『お坊ちゃんまたお出かけですか?」

 「まあな前買ってきたあれはあるか?」

 「手鏡と櫛ですね。旦那様も心配てましたよ……いい加減そのお嬢さんお二人に御紹介してらどうです?」

 「今その時じゃないな……中々むすがしぃ境遇の奴だし、それに花桜のおかげで俺んちは金持ちになったんだ少しぐらい返しても特に問題はないだろ」

 「しかし坊ちゃんすでに兄君がなくなり家を継げるのは坊ちゃんだけなんですよ……そこのところは――」

 「わっかた後でな花桜喜んでくれるかな」

 「今日俺は衝撃を受けた異国の油絵とか言う絵のことだ。俺はその日を境に絵に没頭していた春のあいつが書きたいただそれだけだ。最初は下手糞だったが一つ季節を過ぎるまで没頭すると春が始まる寸前にはまあまあみれる形にはなった春が楽しみだな」』


 縁の鏡の光をたどるとそこは空き地だった。


 「花桜で出来てくれ」


 俺は縁の鏡を振り花桜を外に出した。


 「花桜これからお前を太次郎さんと最後の縁が結べる過去に時をつなぐ時間制限があるからあまり長居しないでくれ。居座っても過去に戻れるわけじゃない」


 「わかった」


 「妖怪石を時を超え縁をつなげ」


 俺が妖怪石を掲げ呪文をとしなえると俺の前方の空間に穴のようなものがあらわれた。


 「じゃあ行ってくるね」


 花桜は穴の中に入っていった。

 すると縁の鏡から映像が投射された。


 「すいませんみここに太次郎さんという方はいらっしゃるでしょうか?」


 「お坊ちゃんですか先月病でお亡くなりに――」


 「そんな――」


 「まさかあなたはお坊ちゃんの言ってらっしたゃお嬢さんですか? 確か名前は花桜さん」


 「そうです私の名前は花桜世界で一番大事な人につけてもらった名前です」


 「ではこちらをお坊ちゃんの遺言でして死んだら体を焼いて粉にしてどこかに撒いてほしいと言ってこと切れてしまいまして……しかしそこがどこかもわからず困っていたのですよ……遺言状では花桜のしてたとしか書かれておらずその最後にもし桜の髪の女性が訪ねていらっしゃいましたら遺灰を渡してほしいかかれておりましてから遺灰を近くの桜の木の下に撒くように仰せつかったのですがあなたにならたくせそうですね。生前坊ちゃんはとても楽しそうにあなたのお話をしていらってたんですよ。とてもお坊ちゃんはあなたを愛してていたのでしょう。お嬢さんのその涙を見れればお坊ちゃんも大層お喜び――あら姿がでも渡してた坊ちゃんの遺灰がまあいいかお坊ちゃん確かにあなたは愛されていましたよ」


 「戻ったか次は小娘の本体のところだ行くぞ」


 俺たちは花桜の本体である町のおお大きな空き地の桜の老木のところに移動した。


 「ふむ! なるほど小僧桜の根もとに遺灰をまき妖怪石を使え!」

 

 「なんでまた花桜の力を上げも再会なんてできるのか?」

 

 「阿呆そんなことは百も承知だ! いいから使え使えばわかる!」


 「わかったよ! 妖怪石よ! 汝らの縁に力を分け与える!」


 俺は遺灰を全部さくらのろうぼくの根元にまき妖怪石を掲げ呪文を唱えた。

 すると妖怪石から出た光の玉が桜の根元に飛んで行った。


 「どういうことだ?」


 「あの遺灰は妖怪化していてなどうやら妖怪になっても果たしたい思いがあるようなのだ」


 「それって――」


 「いうまでもあるまい今回の縁の最後の時だ」


 『「おらはこんなめんこい子見たことねえなんだろう胸がドキドキする」

 「花桜は俺がつけてやった名前を気に入っているようだ。なぜかわからないだが花桜にみつめられているだけで顔がゆでタコのようにあかくっなてしまう」

 「この前花桜が虫と会話ができるというので家の空き箱に蜜蜂の巣を作ってもらえるかと頼んだら本当に巣ができていて俺たちが近寄っても蜂はささなくなったおっ父とおっ母は大喜びで体の弱い兄にいい薬が買えそうだ後で蜂蜜でも持っていてやろう」

 「油断した太次郎の贈り物なら何でも嬉しいといわれて心の臓がバクバクしてしまった……この気持ちはいったいなんだ……いつも花桜のことを考えてしまうし……」

 「俺は異国の油絵とか言う絵に出合いついに気づいてしまった俺は花桜が好きだ。でもこの気持ちはまだ伝えられる勇気はないだからこの気持ちは絵にぶつけて行こうと思っている。何枚も書いて完璧に花桜をかけたらこの思いを告白しよう」

 「それから春が何回も過ぎ俺が二十歳近くになったとき俺は最高の花桜の絵を描くことができた」

 「そろそろ春も終わる来年の春全ての想いをうちあけよう」

 「といいつつ好きだという思いだけは伝えてしっまたつい勢いでまあいいか来年になればまた花桜に会える早く春が来ないかな」

 「まさか最後の気持ちを伝える前にくたばるわけには俺は絶対あいつともしもしのために遺言を残そう花桜のおかげでおっ父とおっ母は金はある俺が死んでも何とかなるでも花桜らは違うどうしても俺は……」

 「俺は死んで体が焼かれ灰となったこのツボの中で待ち続ける花桜のために」』


 気づくと桜の老木には満開の桜が花開いていた。


 「久しぶり花桜妖怪石の力で俺のすべては伝えた」

 

 「太次郎バカバカ来年その先を言うから覚悟していろって言ったじゃない……」


 花桜は泣きながら太次郎をポカポカたたく。


 「花桜」


 「何よ」


 すねる花桜。


 「俺はお前が好きだ俺と夫婦になってくれ!」


 「駄目よ」


 「なんで――」


 「私はずっと考えていたの太次郎へのこの気持ちを今理解できた太次郎好きよ! 大好き! 何度生まれもあなたを好きになりたい! 私と夫婦になってこの言葉だけは私が言わないといけない気がするから!」


 花桜は太次郎に口づけをする。


 「さあいこう俺の体は不完全に妖怪化している外に出れば数分と命は持たないその流れに乗ればお前とともに天に昇れるはずだ」


 「ええいきましょうあなた」


 「ああそうだな」


 光に包まれる太次郎の差し伸べた手を握る花桜。


 「ありがとう縁屋さん最高の最後の時をくれて私の気の遠くなる命の中で最高に幸せ」


 「縁屋殿私たち夫婦が大変お世話になりました。特に俺は何もできませんがあなたの幸運を願います」


 「次生まれ変わったら何をします」


 「毎年動けなくなるまで子と孫を連れれて花見をしようお前みたいな美人な桜の下で」


 「ふふ私以上の桜なんてありますかね」


 「ああないだろな花桜お前は俺が出会えた中で最高の女だ」


 「ああ私はこんなにも――」


 光に包まれ天に上った二人の光が消えると――

 満開の桜もすべて散ってしまった――

 二人の最後の姿に花を添えるような桜の花吹雪は――

 吹いた風に乗りいづこかに消えていった――

 きっと花びらたちは散り際をわきまえていたのだろう――

 この木に咲く最後の桜としての最高の散り際を――

 こんな綺麗な花を添えられた二人の未来が幸福ないわけがない――

 きっと散っていた桜の花びらたちもそれを知っている――

 最高の散り際をした彼らなら――


 「なあ妖神様これからあの桜はどうなるんだ?」


 「引っこ抜かれるなかれてしまったしまあ新芽は生きているしこれから公園に整備されてもまた桜として咲き誇るだろうよ」


 「その桜二人の子供かな」


 「何を馬鹿なことを木と人子の間にガキなどできんよ」


 それでも俺はその芽吹こうとしている新芽は二人の子だと思えた――

 種の枠組みを超えた二人の想いの子――

 血や肉ではない魂のつながりの子供――

 きっと二人は大きく成長したその桜の木の下でお花見をするような光景が見えた気がした――

 これは勝手な憶測だけどそうあってほしいと思えた――

 そして俺は目をこすり予感した――


裏話013

花桜は虫と話せていてそのおかげて太次郎の家は養蜂家として成功を手にした

普通の養蜂と違い防護服なして近づいても蜂は襲ってこないため多くの人が買いあさったが花桜が防犯のため太次郎と同じ血をつくものと近しい関係のものしかその効果は発揮されにいよう虫たちに言っていたため

買ったところで普通の蜂と何も変わらないためすぐに下火になった

父と母はその養蜂技術をもたらした太次郎に大変感謝しており周りの家から蜂目当てで縁談の話がたくさん来ていたがすべてを断っていた

暫くして二人兄弟の兄が死に家を継がなくてはいけなくなるはずてあったが太次郎は財産を売り払い花桜の近くに家を建て生きようと思っていたが病に倒れなくなってしまう

その思いが不完全ながら妖怪になりその力を理解した太次郎はその時を待っていた

そして本編につながる

太次郎の両親はその後子は設けられず人を襲わない蜂の養蜂箱は彼らの代で途絶えた

虫たちは太次郎の死は知っていたが空気を読んで言わなかった

仮に言っていたら馬鹿なことをしかねないほどの熱愛だったから

その何十年後花桜の下に芽生え立派な桜を咲き誇る桜に成長した桜の木の下で毎年花見を開く一組の夫婦の姿かあった

その夫婦が何者であるかは語るまでもないだろう


次回予告

0014の十四 僕たちはずっとともだち

かつての親友の裏切りに怒り狂う少年の姿の神

そしてその相手を探し殺したいと縁屋に依頼してくる

見つけ出したその男を己の手で殺そうとしたとき

事の真相を知り少年の姿の神はいかなる選択をしたか?

殺意まで抱いたかつての友になにを報いるのか?

そして二人の結末はいかに相も変わらずの濃厚なドラマが君たちを待っている

君の君たちの心へ感動を――

ただそれだけだ――

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