「天ヶ瀬皐月は築かない」-②


◇◇◇


 翌日。いつも通りの時間に起きて、いつも通りにシャワーを浴びて、いつも通りにメイクをして、いつも通りに朝食を摂る。

 そして、いつも通りに一人で登校する。入学してから一度も変わらない日常。

 朝は起きれるけれど、そんなに強い方じゃない。

 朝のホームルーム開始5分前。この時間にいつも私は教室に入る。この時間になると大半の生徒は教室にいて、それぞれ会話していたり予習をしている。いわゆるにぎやかな時間。この時間なら変に浮くこともなく教室に入ることができるからだ。

 席に着き、1時間目の教科書を机の上に置く。今日の1時間目は数学だ。私はどちらかというと理系の方が得意なので、数学の成績はまだましな方だった。それでも平均以下だけど。

 ふと顔を上げると、廊下側の前から2列目の席で談笑している愛染さんを見つけた。昨日の泣き顔はまるで夢だったんじゃないかと思うほどに、自然な笑みを他のクラスメイトに向けていた。

 そんな中、私と愛染さんの目が合う。愛染さんは少しだけ私に微笑んだ、気がする。私はそれに気づき、反射的に目を反らした。

 それから午前の授業が終わり、お昼休みに入り、午後の授業へと移行する。その間、愛染さんが話しかけてくることは無かった。

 多分、空気を読んでいるんだろう。いや、私が結構露骨に態度に出していたのかもしれない。それに、いきなり有名人の愛染さんがクラスで孤立している私に話しかけたらそれこそ周囲からは疑問を抱かれるだろうし、話題になる。それを避けたのかもしれない。正直助かる。


 午後の授業の終わりを告げるチャイムが鳴る。クラスメイト達は部活に行ったり、放課後のカフェテリアで歓談したりと、それぞれの時間を過ごすことになる。この学校のカフェテリアは生徒内の評判もいい。私もたまにコーヒーを買ったりすることもあるが、確かに美味しい。

 毎日カフェテリアの前を通りはするものの、買うのは本当にたまにだ。この学校の物価は多分、他の学校より高い。文房具等は別として、食べ物関係は本当に高いと思う。もちろん、それでもクオリティからしてみれば安いんだろうけど。カフェテリアは食堂としての役割もある。寮にも食堂はあるけれど、校舎内のカフェテリアは寮よりも広い。カフェテリアの隣には購買エリアがあり、こちらでは軽食の販売がある。軽食とは言ってもちゃんと手作りになっているらしく、美味しい。私の昼食は大体ここで買うサンドイッチだ。私は金銭的な余裕がある訳ではないので、できる限り最安のものを買っている。お弁当も売っているけどこれも高いし。

 そして一番ネックなのが放課後のカフェテリアには人が多いということ。歓談と称した舌戦が繰り広げられている…気がする。みんな笑顔で話しているくせに緊張感が半端じゃない。多分マウント合戦でもしてるんじゃないかな。金持ちは大変だなと思う。

 カフェテリアを覗けば、2組のリーダー格の人がいた。どうやら現財務大臣の孫娘らしい。オーラが全然違う。その周囲を取り巻きみたいな人たちが囲っている。こうなるとカフェテリアには入る気が起きない。

 ため息をつき、私は素通りして昇降口へと向かう。何も考えることなく歩を進めていた。強いて言えば今日の英語の課題は普段の3割増しで多く、週明けにある英語の授業までに完成させないといけないことに頭を悩ませるくらいだ。

 そんな事を考えながら歩いていると、ふと足音が変わったことに気づく。

 どうやら私は無意識のうちにあの場所に向かおうとしていたようだ。

 「……」

 足を止める。この先には愛染さんが来ているかもしれない。私は放課後になってすぐ教室を出たから、もしかしたら後で来るかもしれない。ここで折り返したとしても鉢合わせになる可能性もある。

 ボーっとしていた自分に嫌気と後悔を感じつつ、私は立ち止まったまましばらく考える。

 愛染さんは別に悪い人じゃない。むしろ、昨日聞いた家庭環境の中でどうしたらそんな人格者が生まれるのだろうかとさえ思えるほどに。

 教室でも空気を読んでくれていたのか、会話はなかった。多分私が人と関わろうとしないことは私のクラスでの動向で理解はしているのだろう。

 なら、もしかしたら鉢合わせても察して話しかけはしないかもしれない。あそこから見える景色が好きと言っていたから、それを眺め続けるだけかもしれない。

 「……」

 本当にいいのだろうか。普通に話しかけてくるかもしれないし、そもそも同じ空間に全く会話のない二人がいるのは普通に気まずくないだろうか。

 「……」

 そう思う部分もあったけど、結局私はあの場所に向かうことにした。理由は色々あるけど、きっとこれは私の気まぐれだ。



◇◇◇


 あの場所に着くと、愛染さんはいなかった。少しほっとしたような、そうでないような。

 いつも座っている岩に腰掛ける。ゆっくり息を吸い、吐き出す。真冬の冷たい空気が肺に流れ込み、私の身体を冷やしていく。今日は今年一番の寒さらしい。比較的寒いのは得意な方だけど、それでも寒いと感じる。

 昨日の事を思い出す。愛染さんは自分の好きなことを両親に奪われた。それでも今日、愛染さんは笑みを絶やさなかった。それはすごいことだ。私なら普通に寝込むし、もしかしたら親と大喧嘩になるかもしれない。うちの親とはそんな喧嘩することはないと思うけど。

 いや、愛染さんはきっと無理をしているんだろう。昨日見たあの涙は、演技な訳がない。あれは本当に、愛染さんが悲しんでいたことの証拠なんだろう。

 「あ、天ヶ瀬さん。来てたんだね」

 愛染さんの声に私はハッとし、少し驚いたように愛染さんの方を向く。

 「…まぁ、暇だったし」

 「そっか……ね、今日すごく寒いね」

 愛染さんは私の様子を伺うかのように見つめながら言う。うん、ちょっと困らせてしまっているのかもしれない。やっぱり来なければよかったなと後悔する。

 「…そう、だね」

 私の返答に、だよねと言って愛染さんは私に近づいてくる。

 そして、私の隣に密着するように座った。

 心臓が跳ねるような感じがした。いや、愛染さんは何をしてるんだ。なんで私の隣に座るんだ。この岩、一応ギリギリ二人で座れそうではあるけど狭い。それにすぐ隣にこんな美人がいると落ち着かない。ふわっと甘い、いい匂いもするし。

 「天ヶ瀬さん、カフェラテは好き?」

 「…え?あ、うん」

 愛染さんは突拍子もなく私の方を向いてそう尋ねた。びっくりして、少し早口で私は答える。愛染さんは持っていた紙袋の中から、カップを一つ取り出した。

 「これ、さっきカフェテリアで買ってきたの。あったかいよ」

 そう言って、カフェラテの入ったカップを私に差し出す。

 「あ、ありがとう…」

 カップを受け取ると、カップからじんわりと温かさが伝わってくる。この寒い中で飲むカフェラテはきっと美味しいだろう。

 それにしてもあのマウント合戦をやりあっているカフェラテに堂々と入って買ってきたのか。愛染さんは意外と度胸あるな。いや、愛染さんくらい有名な人だと余裕なのかもしれない。クラスメイトの話を盗み聞き…は聞こえが悪い。クラスメイトの話が漏れてきた時に聞いていたけれど、私の学年では序列的に愛染さんが一番らしい。二番目が2組の財務大臣の孫娘さんだとか。序列とかあるのも中々ファンタジーな話ではあるけれど、愛染ホールディングスの規模の大きさを実感した気がする。

 「天ヶ瀬さん、コーヒー好きそうなイメージあったからコーヒーも考えたんだけどね。もし苦手だったら申しないなと思って、比較的飲みやすいカフェラテにしてみたの」

 確かに私はコーヒーが好きだ。にしてもコーヒー好きそうってどんなイメージだろう。

 「もしかしたら、来ないかなとも思ってたけど…来てくれて嬉しいな」

 愛染さんはもう一つのカップを取り出し、口に当てて中に入っている飲み物を飲む。その所作一つ一つが綺麗だった。飲み物を飲み込んで、愛染さんは一度はぁーと息を吐く。そして楽しそうに私を見た。

 「あったかいねー。冷えた身体に染み渡るっていうのかな」

 私もカフェラテを飲む。同じものを飲んでいるだろうに、なぜここまで所作というか、印象が違うのだろう。私はきっと上品ではないだろうし。

 「…うん、温かい」

 「あのカフェテリア、コーヒーも紅茶もカフェラテも全部美味しいよね」

 「まぁ、確かに。そこそこいい値段はするけど……」

 その途中で、お金を払っていない事に気づく。私は自分のふとももの間にカップを挟む。下半身にも温かさが来て案外いいなこれと一瞬思ってしまった。さすがにはしたなさすぎる気はする。

 「ごめん、お金払うよ」

 地面に置いたスクールバッグのファスナーを開く。特にブランド物でもない安物の財布を取り出した。

 「あ、ううん。いいの。これはわたしの奢りだから」

 あまり人に借りは作りたくない。もちろん愛染さんはきっと借りが云々なんて気にもしないだろう。優しい人だし、そもそも愛染さんならカフェラテ一つ奢るくらい気にもとめないほどのお金はあるだろうし。

 「いや、払うよ」

 「本当に大丈夫だから」

 払う払わないで何回か押し問答になる。お互いに譲る気はなさそうな感じだった。

 私は本当に借りを作りたくない。それはつまり、貸し借りという人間関係と責任が発生するからだ。私がお金を払わなかったら、その貸し借りというつながりができてしまう。それは、全てを諦めた私には重すぎる。

 「本当に払わなくていいから。そうだね……じゃあ、今日はここでわたしとのお話に付き合ってほしいな。これはそのお礼って事で」

 愛染さんも中々にしぶとい。というか、私と会話するのにカフェラテ1杯は釣り合いが取れていないと思う。私と話しても面白くなんてないし、せいぜい駄菓子1個がいいところでしょ。

 何というか、愛染さんには悪いけど私は誰とも関わりたくはない。いくら愛染さんがいい人でも。

 けれど、このままじゃあ話さなくていいからお金払って帰る、というほど最低な人間の動きができるほど私は冷酷にはなれない。中途半端だな私。

 「……分かったよ。じゃあそういう事で」

 「ふふっ、ありがとう。嬉しいな。わたし、天ヶ瀬さんとお話してみたかったの」

 しぶといだけじゃなくてだいぶ変わった人なのかもしれない。

 「…私と何を話すの?」

 「んー…えっと、ご、ご趣味は?」

 パッと話題が出てこなかったのか、愛染さんは苦笑いしながら趣味を聞いてきた。なんだこれ、お見合いか?

 「趣味…特に無いかな」

 「じゃあ好きな食べ物は?」

 「コーヒーかな」

 「そ、それは飲み物じゃないかな?」

 そういわれてみればそうだ。食べ物で好きなもの。少し考えてみるが意外と思いつかなかった。学食で食べられるご飯は基本的にどれも美味しい。特定のものだけ食べるという事もない。

 実家にいたときの事を考えてみる。少しばかり考えて、一つの結論に至る。

 「カレーかな」

 お母さんが作ってくれるカレーは世界一美味しいと思っている。どうやら隠し味が効いているらしい。どんな隠し味なのかは分からないけど。

 「へぇー、カレーかぁ。わたし、あまり食べた記憶無いかも。明日カレーにしようかな」

 なんと、カレーを全然食べない人種がいるなんて。もしかしたら愛染さんは高級な料理ばかり食べているのかもしれない。お金持ち、すごいな。

 「ちなみにわたしはナマコが好きなの。熱燗に合うんだよ」

 「……は?」

 ナマコとか渋すぎでしょ。というか、ナマコってあれ食べられるんだ。多分珍味とかなんだろう。

 ではない。そもそも熱燗に合うって何。愛染さんは未成年でしょ。寒さで頭がおかしくなったんだろうか。

 そう思って訝しんだ目線を愛染さんに向けると、最初はちょっとドヤ顔を見せていた愛染さんの顔が真っ赤になり、苦笑いに変わっていく。

 「…じ、冗談…だよ」

 正直、言ってることはあまりにも素っ頓狂だったけど、この恥ずかしがっている愛染さんはかなりかわいいと思う。冗談とか言うタイプではないと思っていたから意外ではあったけど、そういうところもチャームポイントにしてしまうのがずるい。

 「愛染さん…そういう冗談言うんだね」

 私の愛染さんへのイメージは、誰にでも優しく真面目。冗談とか下ネタなんて絶対ダメみたいに思っていた。偏見だけど。

 「あ、あまり慣れてない事言っちゃだめだね…うー、恥ずかしい…」

 見たことがないほどに真っ赤にした顔を隠すように、愛染さんは両手で顔を覆う。何故かはわからないけどちょっと得した気分だ。

 「いやまぁ、面白いとは思うよ」

 「そ、そう…?あのね、わたし普段こんなことばっかり言ってるわけじゃないからね?」

 それはそうだろう。こんなこといつも言ってたら普通に噂になるだろうし。

 「分かってるよ。それで、愛染さんって何が好きなの?」

 「んー…色々あるけど、チーズケーキは好きかも。レアチーズが特に好きなの」

レアチーズケーキか。渋いという訳ではないけど、好きな食べ物でレアチーズケーキをチョイスするのは中々珍しい気がする。

 「へぇー…チーズケーキか。麗女に来る前はコンビニスイーツのやつ食べた気がする」

 「こ、こんびに」

 「え?」

 キョトンとした表情を見せる。もしかして愛染さんはコンビニ行った事ないんだろうか。そんなことある?

 「コンビニ行った事ないの?」

 「う、うん。もちろん知識としては知ってるよ」

 そりゃそうだ。コンビニを知らない日本人なんてこの世には存在しないと思う。けど、あまりコンビニ行かない人はそれなりにはいる。全く行った事ない人は初めて見たけど。

 まぁ、愛染さんみたいな人は確かに行く理由もなさそうなのは間違いない。実家にはお手伝いのメイドさんとか、執事さんがいるのかもしれない。

 「そうなんだ。まぁ、必要ない生活してたら行く理由もないのか」

 「家にいるときはお手伝いさんが大体してくれるからね」

 お手伝いさん。本当にいるんだ。私の家も世間一般からしたらかなり裕福だと思うけど、それでもあくまで一般人の領域だ。少なくともお手伝いさんを雇うほどの余裕は無いと思う。

 「もしコンビニ行く機会があったら買ってみなよ。流石に一流のパティシエが作るものとは比べられないけど、普通に美味しいよ」

 ずずっとカフェラテを啜りながら私はそう言った。すぐにそうだねと返答が来るものだと思っていたけど、その返答が来ない。

 どうしたんだろうと思い愛染さんを見てみると、少し寂しげな表情だった。

 「…うん。行けると、いいな」

 「……」

 こういう時、友達なら「じゃあ一緒に行こう」と言ってくれるのだろう。でも私は愛染さんと友達ではないし、友達になる予定もない。

 もちろん罪悪感はある。こんなに優しくて素敵な人に、私は気遣いの一つもできない。

 恋愛と友情は別物と言っても、そのどちらもしないと決めた私にとってはどうすることもできない。

 「…あ、ごめんね。ちょっと暗くなっちゃったね」

 愛染さんはそう苦笑いして謝罪する。愛染さんは別に悪くない。気の利いた事を言えない私が悪いのだから。

 こうして話していて、愛染さんは自分が悪くなくても謝る事に気付いた。優しすぎるが故のものなのかは分からない。もしかしたら、家庭環境の問題なのかもしれない。ご両親はかなり厳しい人みたいだし。

 「いや、気にしないでいいよ。私も口下手だし」

 そう言った瞬間、強い風が吹く。見晴らしのいいこの場所は、そうであるが故に風の影響をモロに受ける。今日は今冬でもトップクラスに気温が低いのも相まって、尋常じゃない程の寒い風だった。

 「きゃ…っ!?」

 その風を受けて、愛染さんは体を身震いさせながら縮こまった。同時に驚いたのか反射的に声を上げる。こういうところも可愛いのがずるいな。

 「……そろそろ寒いし、帰ろうか」

 私はゆっくりとスクールバッグを持ち立ち上がる。愛染さんも頷いて立ち上がった。

 疲れた。いや、愛染さんが嫌だから疲れたという訳ではない。入学して以降、長期休みで実家に帰っている時以外にこんなに人と話すのは久しぶりすぎたのだ。それに、実家に帰っても会話をするのは基本的に同じく長期休みの被るお兄ちゃんが大半で、夜はパートから帰ってきたお母さんとも話す。普段は海外出張で居ないお父さんが帰ってきている時は、できるだけお父さんと話すようにしている。中学時代の友達とはもう疎遠だ。たまに連絡が来ることはあっても、私はそれに返信していない。中学時代の事を思い出すのは辛いから。

 中学三年の夏より前までは、普通に友達とも話していたはずなのに、今ではどんな話をしていたのか、どういう風に会話できていたのかも思い出せない。私の人生は、私自身は中学三年の夏を境に、大きく変わってしまった。

 「天ヶ瀬さん、ちょっといいかな」

 林に入り、枯葉を踏む音が二人分響く中、愛染さんが私に声をかけてくる。

 そういえば、このまま二人で並木道に戻るのはあまり良くない。その件だろうか。

 「なに?」

 「うん。あのね」

 愛染さんは足を止め、じっと私の目を見つめる。そして、下ろした自身の手を絡ませ、少し恥ずかしそうにしている。

 なんだこれ、まるでこれから私に告白するみたいじゃないか。まだ私たちは昨日話すようになって、今日もたまたまここで出会ったから話していただけだ。それなのに告白するつもりなのだろうか。

 私たちは女同士だぞ。いや、聞いたことはある。こういう女子校には同性のカップルもいるらしいと。実際、上の学年にはそういう人がいるらしいという噂は聞いたことがある。

 でもきっとそれは、この閉鎖された環境が原因だ。卒業して男性もいる環境に身を投じたら、きっとその関係は終わる。それが人間の性というものだと思うから。


 人間関係というものは苦しい。それが私、天ヶ瀬皐月が中学時代で経験したことだった。

 中学三年生の夏、私は失敗した。人間関係を一歩進めたことで、私の未来は暗雲が立ち込め、先に進む足を鈍らせた。

 だから私は、もう人間関係を築くということを辞めた。

 ……そのはずなのに。

 「天ヶ瀬さん。わたしと、お友達になってください!」

 この人は、満面の笑みで私にそう言ってきた。

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