第3話 さて、
異世界初の晩御飯、やばい…美味しそう、よくよく見ると見慣れない食材ばかり、(というかそれしかない)が、シチューだ。お馴染みの具材?の、
一口、この家がお金持ちなのか、はたまた異世界は食材のレベルが高いのか、ミルクのクリーミーな舌触りと、鶏肉?のような肉はホロホロと崩れる、
「美味しい…」
「うふふ、そう言ってもらえると嬉しいわ。」
無意識に口に出してしまっていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
食べ終わった後、ニグが言った。
「お前は、都市の情報には載っていなかった、さて、孤児として俺達が里親として引き取ろうか、と迷っているんだ。どうする?」さっき調理場で妻と話していたのかこの事か。まあ損は無いだろうし
なによりこんな事、後にも先にもないだろう。
ふと、気になって質問した。
「都市って…どんな?」高校生らしからぬ聞き方だ。もっとあっただろうに…直感か分からないが、
この体も同い年か少し下だと思うんだがな。
「あ〜ここはリュグ大陸の北部に位置するリュグ王国の中央都市ララスだ。というか、会話出来るぐらいには記憶はあるんだな、不思議だ。」
確かに、と思ったが、都市に住んでるのか、
RPGだと村育ちでスタート!ってのが普通だと思うけど、運が良いな。そんな事を思っていると、
「だが、突然家族に入れるってのは俺達は全然良いんだが、お前がどう思うかだ。それに……憶測だが
お前にはなにか感じる。まあ…ということで大歓迎だぞ。」
さて、どうしようかな…
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1日に3話も投稿したぜ!、ひゅー
異なる世界で魔族生活 @nanokasan244
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