第16話
「よろしく。」
「じゃあいってくる。」
「よし。あいつの代わりにボコボコにしてやれ。」
「おう。」
***
倒す術はあるのですか?
、、、ある。
へぇ、、まあ一応弱体化を、、
いやそのままでいい。
そうですか。まぁ頑張ってください
***
「、、、なんだテメェ、、」
暗闇の中、街灯が2人を照らす、、
加藤がギルド長。
そう聞いた時、、
「はぁ、、お前もあの時にいたな。」
思い出した。こいつ。あの時の5人の1人だと。
「そのナックル。まだつけてんだな。」
俺が作ったナックル。安価で売ったナックル。
本当ならもっといい人につけて欲しかったナックル。
「ああん?」
「俺、、誰だと思う?」
「舐めてんのか?認識魔法かけやがって。。」
「、、」
「お前、俺になんかしたら捕まるぞ。」
「俺は誰だと思う?」
「はぁ、、舐めんなよ。」
「俺は、、朝川 福弥。お前に殺された男だ。」
「何言ってやがる?そんな奴とっくに死んだよ。」
「転生したんだよ。」
「は?」
「だから転生したって言ってんだよ。」
「そう言う冗談は、、」
「お前らは残念ながら見つけられなかった。武器庫を、、」
「はぁ、、まじか、、でどこにあったんだ?」
「言うわけないだろ、」
「んで。また殺されにきたのか?」
「いや。今回は俺が、お前を粛清する番だ。」
「ビュ!」
消える。
「ゴゴッ!」
「チェ、、そんな装備もあったの、、」
「シュ」
「オエッ!」
第5等級の武器を振る。
「意外といい物を持っているじゃないか」
「そりゃどうも。」
「だがこれは7等級なんだ。」
「!」
思わず剣を盾にするが、
「バキッ!」
折られる。
「オラッ!」
「グッ、、」
「転生しても今回も痛ぶってやる。年取ったらもっといいのを作れんだろ?」
「、、」
次は第6等級を持つ。
「お前、、隠してたのか」
「、、、」
斬撃を飛ばすがすぐに弾かれる。
「弱い!弱すぎる!またお前はいじめられる人生に戻るんだ!」
ダメだ。最初からこうすればよかった。
調子に乗り突っ込んでくる。
タイミングは一瞬。
前は先に出していたため警戒されたが、、
急に出したら反応できない!
今だ!
すぐに第9等級の剣に持ちかえ、
「ブン!」
振るう。
「この、、!?」
どうやら動けないようだ。
この剣の力がすごいともう一度感じる。
当然、普通ならここで気を失わせる、、がそれでは復讐にならない。
「ドンドン!」
この吹き飛ばし棒で殴る。
「オエ!」
最初は耐えていたもののだんだん苦しんでいく。
「もう殺してくれよ、、」
弱気だな。
「ドン!」
「イタッ!」
「なんでこんなに苦しめられなきゃ、、」
「これがお前がやっていたことだよ。」
「ヒエッ!」
ドンドン!
「本当ならもっと続けたいんだが、、」
「お前、、絶対にゆるさない!お前は明日になったら、、!」
「どうだか、、」
「舐める、、グアッ!!!アアアアアアア!」
「じゃあな。」
気を失い、その男は倒れた。
***
「あのあとしっかりとギルドの中に寝転んでいたと言って送り込んでおきました。」
「ありがとう。」
「まぁよかったです。」
「、、、」
「後悔してますか?」
「まぁあんなにするとは自分でも思わなかった。」
「ほどほどにね。もしお前がそっちに行ったら俺が殺すから。」
「、、、」
「じゃあ進めるので、お休みなさい。」
「お休み。」
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