第11話

「、、、え?」

あの時あった小屋は消えていた。

「デマ情報ですか、、」

「な、、何で?もしかして小屋を壊したとか、、、それなら地下にあるんじゃ!」

「上は何でした?」

「え?」

「その主張している、扉の部屋の天井。」

「えっと虹色に輝いていて、、」

「本当にそうなら相当な魔力が天井に含まれているので、壊すために威力が必要ですので無理ですね。」

「、、、でも、、」

「証拠がないですね。4大ギルドを陥れようとしたのは重いので、、朝倉涼子。お前を逮捕する。」

「あ、、、ああ!」

まさか捕まると思っていなかった涼子は絶句した。

***

「、、、小屋を破壊しましたが、、これで大丈夫でしょうか?」

「大丈夫だ。」

ネカティブな考えを持つ隆は佐々木に問う。

「あれがもし破壊されれば。」

「大丈夫だと言っている!あれを壊せるのは4大ギルドの中でも優秀な奴だ。あんな奴らの言う事を4大ギルドが信じるか?他にも溜まっている、金になりそうなミッションを無視して、時間を使ってでもやると思うか?」

「いえ。」

「じゃあ下がれ。」

下がっていく。

「はぁ、、先ほどと真反対の考えを持つ、4大ギルドの一つ、白虎の副長であるやつ。あいつならあるかもしれんが、、いやないな。奴は相当レアな物じゃないと靡かない。俺が思っている最高の鍛冶屋は10年前殺し、全て道具も掻っ攫った。」

そんなことはありえない、、奴が転生していない限り!

「グアハハハハ!俺は勝ち組だ。」

***

「連絡がない。」

「だな。」

「何かあったと考えていいと思うか?」

「、、、お前ができる問題か?」

「とりあえず奴が働いているギルドに行くか。

、、、

「捕まった、、、?」

「はい。嘘の情報を吐き、4大ギルドの一角炎の翼のメンバーである佐々木さんを陥れようとしたので、、ほんと捕まってくれて良かった。」

「は?」

「いえいえ。私より後に入ったのに業績を抜かしていったので。」

それでも言うことと言わない事はあるだろ!

「おい!」

「まぁまぁ落ち着いてよおじさん。あなたも捕まりたい?」

と言われて引き下がる。


「情報を集めた。子供だと甘やかされて涼子に色々言われてな。」

まず朝倉は上司から嫌われている。

なぜなら人一倍努力して、自分たちを抜いていくからだ。

「奴らが怠けているだけなのにな。」


色々見ていると他の商談員は雑だ。

「あの小屋が潰されたとなると証拠がない、、」

「仕方ない帰るか。」

「おう、、」

隠しポケットからワープカードを出し、帰ろうとしたところに、、

「、、、何だい?何何なになに?」

とやばい目をした男が近寄ってくる。

「そっちこそ何だ?」

「僕?高木 光輝さ。」

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