第10話
「??」
「パーティー会場?」
「おおおおおおおおおおお!!!!」
????
大歓声が起きる。
「あの伝説の開かない部屋から人が出てきたぞ!」
「すげぇ、、きっとリッチなんだろうな?」
10分間騒ぎになるが
「お静まりに」
と警備員らしき人に言われて収まる。
「こんにちは。」
次は大きなステージに人が上がってくる。
「では始めましょう!オークションを!」
「来たわね!」
「どういう事?」
「多分炎の翼の1人の秘密がこのオークションって事じゃないか?」
「なるほど。」
「でも何のオークションなんだ?」
「普通のものなら別に取引してもいいはず、、もし違法ならば」
「まずはこちら」
「呪いの宝だ。」
「蛇の玉砲です!では1000ゴールドから!!」
「違法確定だな。」
「バッチリ撮りますよ、、」
その後も何個も呪いの品が出され、何度も億単位の決算がされていく。
「よし!これぐらいで帰りま、、」
バキッ!
「え?」
隠しカメラが魔力の銃弾により壊れ落ちる。
「そろそろ客が熱中し出す頃なんでな。」
先ほどのボディーガード!
一気に詰め寄ってくる。
「やばい!」
と女性が叫ぶが、その拳は途中で止められる。
「痛くも痒くもねぇ、、いや山で蚊に刺されて痒い、」
「なっ、、」
その正体は智也である。
「なんでお前にそんな力グァ!」
殴られる。
「おいおい。もっと本気出せよ。こいつの物に負けるなんてみっともねぇぞ。」
そう。俺が作ったスーツを着ているのである。
「舐めるなッ!」
魔力を拳に貯めて、一気に放出するが、、
「なっ!」
無傷である。
「歯、、食いしばりやがれ!」
軽く、誰が見ても初心者のパンチは。
「グボッ!」
ボディーガードに当たり、ボディーガードを倒した。
「す、、すごい!」
「ふふふふ。」
調子に乗りやがって、、
にしても俺の装備でやられるなんて、、相当弱かったんだな。
「パチン!」
は?
すると床が抜けて地下に落ちる。
「客の邪魔になるからな、、」
と何人ものごつい体をした男がやってくる。
「うおおおおおお!」
エイ!
「ドン!」
えい!
「ドン!」
「え、、、」
ぶっ飛ばし棒。
風の魔石と魔力によって飛ばしている。
「鉄の棒で吹き飛ばせるなんて、、」
それにしても吹き飛びすぎだな。
前世で使った時はそこまでだったのに、、、と
「はぁ。。どうやって脱出したんだ?」
「、、、佐々木!」
女はそう言うと、佐々木はナックルを手にはめる。
「、、、やはり炎の翼は奴らだけでなく全体的に腐っているんだな。」
と俺が言うと
「ハッ、、ひどい言われようだ。」
消え、、
「ウェ!」
吹き飛び、壁にぶつかる。
「お前もだおっさん!」
「フン!」
だが耐える。
「はははっ!」
「一発耐えたぐらいでどうした!」
ドドドドドドド!
「クソ!」
「ブヘッ!」
吹き飛び気を失う。
「あとは、、お前だけだ。」
「死んでねぇよ。」
首に蹴りを入れる。
だがそれを読まれているのか足を掴まれ、
「子供は家で遊んどけ!」
飛ばされる。
「こんにゃろう、、」
ジャキン!
俺の最上級の武器を持つ。
「なんだ、、とてつもない威圧!」
これまで楽にしていたが構える。
消えた瞬間。
剣を少し振る。
「グハッ!」
するとそいつは姿を現す。
「ズズズっ、、、」
「危ねぇ、、お前はそれを完全に使いこなせていたら死んでいた。が終わりだ。」
至近距離、、
「死!」
ぬ時のために用意していたんだよ。
瞬時。
その拳が届く前に3人はその場から消えた。
「ワープ?だがここは制限がかかっているはず、、」
そして迷っている間に透明になっている俺たちはその場を離れた。
***
「何が起こったの?佐々木は私たちを認識できなかったみたいだけど、、」
「そう言う道具を、、」
「え、、そんな高級な宝を、、しかも3枚も?」
「いや作った、、、おじさんが」
「は?」
「は?」
「、、、もう考えるのを止めるわ。」
今現在俺たちは外にいる。
相当探して、あの鉄の扉の前まで着きそのまま出た。
「まさか最初捕まっていた部屋の奥に隠し扉があったなんてね。」
「そうだな。」
「でも証拠がなくなってしまったわね。証拠がないと奴らは動いてくれないし、、」
「はい。」
「何これ?」
「カメラ。透明になるやつで撮影していたんだ。」
「抜かりねぇな。」
と智也。
「はぁ、、すごいわね、、子供とは思えないぐらい。と言うか本当は機械か何かで変装しているおじさんとか?」
「な訳ないだろ。そんなの作れたら、、」
「と思うような物をそのおじさんは作っているのよね、、」
意外と俺の物はすごいかも、、
「いや、、」
「?」
「確かにそうかもな、、常識がこいつのせいで狂ったのかもな。」
「まぁとりあえずありがとう。もしかしたらまた会うかもしれないし、、」
とポケットから名刺を出す。
「改めて私の名前は 朝倉 涼子 よろしく。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます