第9話

あの出来事から3日目の夜、、

「じゃあな。」

「おう。」

最後に別れた 佐々木 健吾 を追う。

拳使い。第7等級のナックルを両手にはめて堂々と歩き、裏道に入る。

一度も通ったことのない道、、

何度も交差した道を辿り山を登ったところにはあった。

茂みに隠れた小屋である。

入るとそこには隠し扉。

辺りを見渡し、

入っていく。

「連絡はした。乗り込もう。」

すぐに現在地と地下室の場所を伝え、降りる。

とそこには鉄の扉があった。

「まずっ!」

ピピピピッ!

ブザーがなる。

「誰かつけてる気がしたんだ。このネズミが!」

気を失った。

***

連絡が来る。

その場所に智也と来た。

「おう!こんな子供までも奴らを憎しんでいるのか!」

およそ50人の人がいた。

「そろそろ行きましょう。大体これぐらいの人数だったはずです。」

と女が言う。

「少しずつ行く。まずは先ほど来たお前ら、、行け!」

え?

そして俺たち2人は降りていく。

「はぁ、、またか」

そして案の定、気を失った。

***

「はっ!」

目を覚ますとそこには智也ともう1人の、、?

「目が覚めたのね。」

ああ、計画者か。

「ここは?」「それが分かったらいいでしょうね。」

体を伸ばそうとするができない。

ロープに縛られている。

「私たちどうなるんでしょうね、、」

「オープン。」

前世で俺が作った物の一つであるマジックポケットから物を出す。

ちなみにどこでこの材料を手に入れたかが気になるかもしれないが簡単だ。

あの時、武器を作るためにともらった材料が残って、その余り物で作ったのだ。

「何を、、」

カッターナイフの見た目をしていて魔力を込めると、

「え、、」

自分の意思で動く。

そして自分、智也、女のロープを切る。

「そのポケットどこから出たの?」

「そういう道具だ。おじさんが作った。」

「すごいわね。」

「どこだここ?」

智也も起きる。

、、、

「なるほど。」

現状を伝えると納得してくれた。

「物を見えなくするなんて、、本当はすごかったんじゃ、、」

「そ、、そうかな、、」

と少しでれるが

「それはない。」

ときっぱり否定される。

「でここからどうやって出ようかしら、、」

と言いつつこちらを女は向く。

「分かったよ。」

魔力を鉄の塊に加える。

「何それ?」

「魔力で変形する鍵だ。」

「ええ!?そんなことできるの?」

「出来ないのか?」

「ま、、まぁ普通はね。」

そのままドアノブに刺してもう一度変形させ開ける。

「さて行くか。」

ギギギッ、、、

とそこはどこかの個室だった。

何ここ?

閉じるとそのドアはどうやら壁紙と色が一致している。

「なるほど隠しドアね。」

もう一度鍵を使い出るとそこはパーティー会場だった。

「「「は?」」」

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