第6話
あさ、、、じゃなかった宗介。
なんだ。智也。
逆襲をするのはいいが、他の家族はどうする。
、、、
お前だけじゃないはずだ。稼げない奴だっている、ローンも組めない奴もいる。そいつらをどうするつもりだ。
、、俺がその街の村長になる。
ということはお前が全て管理するのか?物資は買ってくれる奴がいるから金はある程度大丈夫だとは思うが、、
、、、なら誰かを雇う。
人件費。
、、
街はそう簡単に作れるものじゃあない。
じゃあ無理なのか、、
そこでなんだが一つ。いい方法がある。
な、、それを先に
危険だがな。
なんだそれは?
ロボを作れ。
は?
お前の技術ならできる。ロボを作れ。
核は?
それが危険というわけだ。
そういうことか。
エネルギー球の場所はこの道具でわかっている。やるというのなら教える。
やってやる。
よし分かった。気をつけて行けよ。
***
「キエーッ!」
「へっまさか大鳥の巣の中とは。」
剣を構える。
この剣はあの冒険者にも渡さなかった。
俺の最高作品。
構える。
「シュシュシュ!」
「カキン!」
ひと振りで羽を弾き、
「タタタッ!」
魔力で上昇する。
剣に魔力を込めて、、
「大振り!」
斬撃が飛ぶ。
だがそれを宗介も鳥も理解できなかった。
「え?」
少しでも傷を与えようとして振ったのだが、なんと首が切れていた。
その日、ようやくこの剣が変だと気付いた。
***
3日後、、
「カン!カン!カキン!」
「フゥー」
土台をつくり、
「カチッ!」
核を入れ込み、扉を閉じる。
「起動!」
「ウィーン」
目が青く光り、座っていた状態から立ち上がった。
「完成だ!」
ロボは完成した。
この数年。何度も奴に苦しめられた。
だがそれも今日で終わる。
舞台は整った。
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