第40話 2回目の戦い方

栗雛霧谷side

(なんでだ?)


ミリーが追撃して来てマヤにコンボが入る。


「コンボ抜けは弱攻撃、中攻撃、強攻撃のボタンを同時押しで抜けれるよ」

「!?」


 拓也の話を聞いた瞬間に栗雛は弱、中、強ボタン3つ同時押しをするとマヤがミリーの短剣攻撃を弾き、間合いが空く。


(このまま行くぞ)


 マヤの剣で攻撃をするとミリーが再び前に出ながらガード体制になる。


(今度こそ)


 栗雛はマヤでミリーを攻撃し続けるとミリーがガードしながら前に出る。


(そろそろガードが解けるはず)


 ミリーはガードが解ける様子もなくマヤに近づき短剣攻撃を入れられてヒットする。


(なんで?)


 霧島はボタン入力をしながらミリーがマヤに攻撃してコンボを決めながら言う。


(え?どういうこと?)


 拓也はハテナを浮かべる。


0.1

(無理だろ)

 拓也が説明しながらマヤに攻撃をし続ける。


「コンボキャンセルしないとやられるよ」


 拓也が栗雛に言う。


(そうだった)


 栗雛はボタンを3つ同時押しをしようとする。


「遅いよ」


 ミリーが特殊演出が始まり、そこからマヤを無数の短剣が出てきて切り刻み出して体力ゲージをゼロになりKOになった。


「……」


 栗雛は何もできずにやられてしまう。


(強いな)


 栗雛は悔しさも感じることが出来ないままにやられたので無表情で見る。


「いきなり始めてゲームする人にふるボッコにしてしまってすまないね」


 拓也は謝る。


「(ああ、大丈夫ですよ)」


 栗雛は手話で拓也に言う。


「とりあえずライブ配信はしてるけど誰も来てないからね」


 拓也は動画画面をみて人数確認をするが0で表示されていた。


「(もう一度やりませんか?)」


 栗雛は拓也に手話で言う。


「良いよ」


 拓也は笑顔で言う。


 そこから同じキャラで対戦を始める。


(使)」


 栗雛は手話で拓也に聞く。


「ミリーがガード体制に入ったら自分は目押しミスはしないからな……」


 拓也が考え始める。


「ミリーのメリットはガードしながら前進出来るからな……」


 拓也は考えているとミリーとマヤの戦いが始まり攻撃を仕掛ける。


「?」


 拓也はミリーで前進してガードをしてマヤは攻撃を仕掛ける。



霧島拓也side

(そろそろだな)


 拓也はタイミング良くボタンを押してガード体制をとる。


(さあて、このまま追撃をするかな)


 ミリーがマヤの間合いに入る。


「え?」


 ミリーの短剣攻撃をマヤがガード体制に入る。


(反射的に押したのかな?)


 拓也は栗雛の表情を見ると真剣にプレイしていた。


(まさかな)


 拓也がマヤのガードを解けるタイミングでミリーで攻撃を仕掛ける。













「え?」


 






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