第11話◇霧島への義理を果たす◇
サブヒロインも大変に美味でした。いやぁ、興奮するねっ!
ベッドの上で息を乱す
「亮君、好き♡」
「
「これ、ちゃんと言っておかないとって、思って……」
ギャルの見た目で純情可憐。
俺は鬼沢
彼女の性格はサバサバしてて姉御肌な感じだ。
オドオドしててトラブルに巻き込まれやすい
ゲーム本編のどこにもこんな顔をした
転生すればこそ見られる意外な一面。好きな男にはどこまでも乙女なのだ。
「
あくまで攻略ヒロインの次だけどな。だが、俺には霧島亮二としての気持ちも入っている。
女を食うのも、遠くなってしまった彼女を忘れる為の誤魔化しの行為だったようだ。
まあ、バカだな。まったく共感できんわ。
だが元の霧島に抱かれるより、今の俺に抱かれた方が
心配しなくてもお前の分まで
言い忘れていたが、本物の霧島亮二は既に死んでいる。
感覚として分かると言っても納得は難しいかもしれんが、
ともかくこいつが死んで、俺が入れ替わるように入ったことは間違いない。
「亮君、私、亮君の好みの女になってる?」
「あん? なんだその質問は」
「だって。私、あんまり可愛くないから……。ギャルみたいな格好しても」
そういや、このギャルちっくな格好も俺の好みに合わせようとしてくれたんだっけか。
霧島にとってはどうか知らんが、俺としては別段ギャルが好みと言うわけでもない。
だがさくさくのヒロインとしての
「お前は俺の好みの女だぜ
「うん♡ 嬉しいよ亮君♡ でも、飽きたらちゃんと言ってねっ。髪型も、メイクも、亮君の好みに合わせるからっ、ちゃんと、良い女になるから」
従順な女というのは好みだ。さくさく内では分からなかったが、鬼沢
さくさくのファンが誰一人知ることのない、俺だけが知っている
「いいぜ
「嬉しい♡」
そんな可愛い笑顔向けられたら、再びムクッと起きちゃうぞ。
「あう、亮君の、まだこんなに……男の人って、1回したら終わりなんじゃ」
「どうも俺はそっち方面は強いらしいな。まだまだ何度もできるぜ。というか、まだまだ終わらせるつもりはないからな」
「んへへへ、じゃあ、今夜はいっぱい亮君の色に染められちゃうんだ♡ ねえ、亮君は今までどんなセックスしてきたの?」
「なんだよそれは。別に気にしない方が良いぞ。他の女とのセックスなんて、聞いてて楽しいものじゃねぇだろ」
「そうだけど、私は聞きたい。それで、全部経験したい」
なんとまあ、
だが俺の好みだ。スキルがあれば幾らでも依存させられる。
さて、霧島への義理は果たした。今夜一晩かけてたっぷりと洗脳の種を植えさせてもらう。
「まずは風呂に入ろうぜ。身体中ベトベトで気持ち悪いだろ。というか俺が気持ち悪い」
「んもうっ、ムード台無しだよぉ。えへへ、でも一緒にお風呂は嬉しい」
嬉しそうに笑う
「やっぱりこのままもう一発やろうぜ。今度は後ろからだ」
「いいよ、まだちょっとヒリヒリするけど、今度は優しくして、ね♡」
あくまでも健気に俺の欲望に答えようとする
その愛らしい仕草で興奮した俺は、今度はスキルを全開にして欲望を注ぎ込んだ。
そうして、その日一晩かけた俺達のセックスは、本当に朝日が昇るまで終わることはなく続いていくのだった。
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